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表題作ほどけるカラダ

須藤憲一(兄)
真壁尋人,大学教授の助手 × 須藤咲也(弟)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

大学教授の助手を務める真壁尋人は、酔った勢いで学生の咲也を抱いてしまい、責任をとって交際を始める。しかし咲也の兄・須藤憲一が突然現れ、盗撮された彼との情事の動画を見せられる。動揺する尋人に、憲一は「俺とセックスしろ」と脅してきて…。威圧的な態度で、弄ぶかのように触れてくる憲一の手によって、尋人は甘い悦楽の罠に落ちていき…?

作品情報

作品名
ほどけるカラダ
著者
かんべあきら 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
ISBN
9784861347054
2.3

(16)

(0)

萌々

(1)

(6)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
1
得点
28
評価数
16
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

IMMORAL…?

次々に新刊が出て、もはやワケわかめなBL界ですが、
ぼちぼち読んだものをレビューしてみんとてすなり。

かんべあきらさんと言えば小説のイラストでお名前を知った方で、
そしてものごっつい久しぶりにコミックのほう読ませて頂きました。
この方の漫画っていつ以来だろう。
ひょっとして10年ぐらい前に読んだっきりなんじゃなかろうか。

さて。
内容なのですが、こちらの作品、
基本は1対1のカップリングなのですが、
兄×主人公×弟の3P場面もあります。
ちなみに、最初、主人公×弟ではじまり、
途中から兄×主人公の展開になります。
それから、兄(憲一)→主人公(尋人)→弟(咲也)の順に3連結もあります。

この作品、割と自分の好きな方向性の設定なのにもかかわらず、
気持ちが乗りきれませんでした。

全体的にエロエロなんですけども、
あんまりエロく感じませんでした。

帯には 媚薬・凌辱・3P IMMORAL と書いてあって、
確かにその通りなんですが、
キャラクター全員が都合よく動きすぎて、
あまりに予定調和のため、
背徳感も感じず、この設定が活かしきれてない感じを受けました。
正直、主人公が最終的に兄の事を好きになった理由もよく分かりませんでした。

しかもセリフや展開がどことなく80~90年代の懐かしいかほりがするというか。
作者様は自分の腐女子歴の全盛期のころと被る人なのですが、
あの頃の商業BLあんまり得意じゃなかったんですよね…。

一応読んではいましたけど、商業に関しては好みが偏っていたような…。
というかあの頃って青少年誌と二次創作がメインだったような。
記憶あいまいですが;

とにかくあまり好みの展開ではなかったです。
一冊まるまる表題作なのに…切ないです。
絵は綺麗だと思うんですけどね。
惜しい…何かがもっとこう違った描き方があったら…キそうな感じなんですけどね…
うーん。ということで中立で。

3

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