冷血(下)

reiketsu

冷血(下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
高村薫 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
出版社
朝日新聞出版
レーベル
発売日
ISBN
9784620107905

あらすじ

井上克美、戸田吉生。逮捕された両名は犯行を認めた。だが、その供述は捜査員を困惑させる。彼らの言葉が事案の重大性とまるで釣り合わないのだ。闇の求人サイトで知り合った男たちが視線を合わせて数日で起こした、歯科医一家強盗殺害事件。最終決着に向けて突き進む群れに逆らうかのように、合田雄一郎はふたりを理解しようと手を伸ばす──。生と死、罪と罰を問い直す、渾身の長篇小説。

表題作冷血(下)

レビュー投稿数1

40代の雄一郎と祐介

刑事・合田雄一郎シリーズは以下の順番で出版され、時系列順も以下の通りです。

①「マークスの山」
②「照柿」
③「レディ・ジョーカー」
④「太陽を曳く馬」
⑤「冷血」
⑥「我らが少女A」

①〜③までは雄一郎の年齢は30代、④.⑤では40代.、⑥ではなんと57歳!祐介と出会った時はお互い18歳でした。40年愛なんてBLでもなかなかお目にかかれません。このシリーズファンの全腐女子読者が盛り上がった「レディ・ジョーカー」のすぐ後の「太陽を曳く馬」は福澤某シリーズの3作目も兼ねているそうで難しい宗教論の部分とかなかなか入りこめず、断念し流し読みしてしまったためレビューできません。いつかリベンジしたい。しかし合田と加納の関係の部分だけはバッチリ読みました。2人はなぜか「レディ・ジョーカー」後、仲違いをし疎遠になっていて、しかも加納は検事をやめ、大阪で裁判官になっていました。しかし合田の元妻で加納の妹があのニューヨークのテロに巻き込まれ亡くなった事をきっかけに手紙や電話で交流を再開します。1番萌えたのは最後の方に雄一郎が祐介に電話して泣いちゃったところ。そんな可愛いことされたら遠距離でも祐介は雄一郎の元へ飛んでっちゃうよねえと思った。電話を切った後に泣いたんだとしてもそれは祐介に会いたくなったってことなのでどっちにしろ可愛い。私は病気。雄一郎可愛い病。雄一郎が可愛すぎてつらい。

そしてこの「冷血」では東京・大阪で遠恋みたいにまた仲良くなり、年末年始は一緒に旅行するというほどの仲良しパートナーに復活しました。ソウルメイトの2人はもう離れられないのだ。祐介は相変わらず携帯メールでも「小生」と言ってて笑った。

萌えの部分は今回も安定、とはいえこの小説は事件の内容が残虐でヘビーなので読む人を選ぶと思います。なんの落ち度もない子供が被害者っていうのは辛い。犯人達はどんな理由があっても絶対に許せはしないけど、雄一郎の犯人達への眼差しが誠実で温かみがあって感動しました。まるで慈愛に満ちた聖母のようです。そりゃこんな性格でしかも男前だったら男も惚れるわ、と思いました。そして物語は最大のオジ萌えの最新刊「我らが少女A」へと続くのです。登録されたらレビューしたいと思います。



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