太陽を曳く馬(下)

taiyou wo hiku uma

太陽を曳く馬(下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
5
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%
著者
高村薫 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
出版社
新潮社
レーベル
発売日
ISBN

あらすじ

死刑囚と死者の沈黙が生者たちを駆り立てる。
僧侶たちに仏の声は聞こえたか。
彰之に生命の声は聞こえたか。
そして、合田雄一郎はたちすくむ。

人はなぜ問い、なぜ信じるのか。
福澤一族百年の物語、終幕へ。

表題作太陽を曳く馬(下)

レビュー投稿数1

なんとか読了しましたが、遺ったのは寂しさ

上巻に輪をかけて難解でした。
上巻と同様に雄一郎目線で話は進むのですが、宗教的な話を掘り下げる部分が大半なので専門用語や宗教家の名前などが多数出てきます。
内容を理解するのは…多分時間をかけても私には無理だったと思います。
ただ文字をなぞるだけという読書になってしまい、私にとっては苦行というしかなかった。

雄一郎も40代になったからか、元妻を亡くしたからか、祐介と疎遠になったからか、非常に活気が無い様に思えました。
白いスニーカーを履いて、事件を追っていた闊達な雄一郎は本作では見られませんでした。
一刑事である雄一郎が僧侶たちの話についていけるだけ仏教に精通しているのは驚きでした。
年齢を重ねた彼には彼の良さもあるけれど、やはり若かりし頃の危うい鋭さを持った雄一郎に会いたいと思ってしまいました。

下巻も祐介との絡みはほぼ無し。
終盤に雄一郎から電話して、話し、少し泣いたと…。
弱ったときに頼れるのはやはり祐介だけなのだから、また行き来できるような関係に戻ればいいなぁと思っています。

1

甘食

こんばんは。甘食です。「太陽…」読まれたのですね。難解で読みにくかったですよね!義兄弟関係もLJラストであれだけ盛り上がっといて疎遠ってそりゃないよ、という感じです。2人の36歳から42歳までの間に何があったのかとても気になりますが、そこは秘すれば花というか如何様にでも読者が妄想してくれって事でしょうか。

しかし2人にとって大切な存在であった貴代子が亡くなったのはこの本で1番重要な部分でした。この事で離れていた元義兄弟の絆が復活したような感もあります。貴代子さんも兄の想い人と結婚し、雄一郎にはモノローグで愛していなかったと言われ何だか気の毒です。容姿端麗の才色兼備だったのに。晩年が幸せだったことを祈ります。祐介が1人でNYに行くのは寂しいので雄一郎も付き添って行ってあげれば良いのにと思いました。

「冷血」と「我らが少女A」は「太陽…」よりは読みやすくストーリーも面白いです。元義兄弟の仲もかなり改善しています(笑)「我らが…」に至ってはイチャイチャと言ってもいいんじゃないかと私は思っております。かなり年はくってしまいますが、充分カッコいいおじさま達ですよ。

ではまた長々と失礼いたしました。

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