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表題作メロンの味 上

(仮) 木内昌汰
30歳,中城の家の居候
(仮)中城親
25歳,ライブハウスで働く青年

あらすじ

「俺 ナカジョーくんがいい! 」
ライブハウスで働く中城と常連客の木内。
ふたりの同居は急だった。
木内は同棲していた彼女と別れたばかりでしばしの寝床を探していたとのこと。
さらには人肌がないと眠れないから一緒に寝たいと言う。
自分はゲイだと明かして断ろうとする中城。
だが、「いいよ! 」と言い切られてしまい…

作品情報

作品名
メロンの味 上
著者
絵津鼓 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032991
4.5

(393)

(273)

萌々

(75)

(28)

中立

(13)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
29
得点
1762
評価数
393
平均
4.5 / 5
神率
69.5%

レビュー投稿数29

No Title

切なく、リアリティがあって本当によかった

0

素敵です。アート作品って感じ。

こちらの作家さんは昔から知ってましたが、あまり好みではありませんでした。
しかし、この作品だけ色が違いますね。とても好きです。空気感が好きです。
下北沢あたりで生活してる雰囲気ですね。
あと店長が、いる!こんなおじさん!って感じで上手いなぁと感じさせる描き方です。
たんたんと進むので一歩間違えるとつまらなくなりそうな進み方なのに…読ませます。
あとやたらエロシーンがある作品が多いなか、ほぼナシなのがイイです。

最後のあとがきの雰囲気で思いましたが、先生自身が抗うつを発症されていたのかな?と感じました。



0

当然のように沼る

※買ったその日に書いてます
表紙買いです…最初は切ない感じのお話かとおもいました。いざ読んでみると、泣きました。最初の距離感からの最後の結末。一巻だけでも十分感動します!それぞれの秘密もあり、それでもお互いへの思いはてぇてぇの極まりです。エッなシーンはあまりない印象ですが、それでも勝る沼り方です、純粋めなものを読みたい人や初心者のかた、地雷が多い方も読みやすいと思います。(ノンケやDキス、抜き合いが地雷の方は気を付けてください…)表紙もあまりエッじゃないので、買いやすいと思います。(個人的には)

0

先生の作品の流れる空気が好き。

とてもいい話…

なんだろう。
すごいことが起こったわけでもなく
本当にどこかの日常を切り取ったような世界で
人間の心の弱さとか温かさとかを
丁寧に描いていて絵津鼓先生の作品とても好き‼︎‼︎
そして、いつも好みのイケメンを描いてくださり
ありがとうございます‼︎


この作品は
ゆっるい感じの2人、
人間にそれ程興味もないように思えるのだけど
深いところにあるのは、愛され愛したいという
誰かと関わって生きていきたいと思う程の
とても優しい心の持ち主でとても切ない話でした


彼女と別れたことをキッカケに
一緒に暮らすようになる。

お互い“一緒にいても嫌じゃない”から始まって
いい意味で気をつかわずに話して打ち解けていく
なんとなくそれが居心地が良くなっていきました。
でも、“付き合う”とか“好き”とかいう確信には
触れずに過ごしていく。

出会いというより始まりから
知り合いぽい感じで始まり
一緒に暮らし始めて
重いものを抱えているなと気づき始めて…
下巻へ

0

強く触れたら壊れそう

不確かな自分の“居場所”を、ギリギリのところで守っている、そんな作品。

木内も、ナカジョーも、母の帰りを待つ少年も、そのほか誰もが、脆く崩れそうな自分の居場所を守っている。それは、暖かくないかもしれない、求めていたものではないかもしれない。それでも、それを手放したら、今度こそ生きていく術がわからない。

多くは語らないキャラクターばかりで、読者はいろんなことを想像しながら読むことになります。今の二人の関係が、ハッピーなのか、アンハッピーなのか、さえ、解釈が委ねられている感じ。

ドキドキしたまま下巻へ。

0

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