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表題作ハメられたほうが悪い

花沢あたる
井島夕,会社員

同時収録作品ハメられたほうが悪い

匡,夕の従兄
井島夕,匡の従弟

その他の収録作品

  • カバー下/夕in職場…、夕in職場②

あらすじ

自分で開発してるって、ドスケベ過ぎるだろ

エッチ大好きなチャラ男×開発済みの処女 ハイテンション・セクシュアルラブ

あたるはセックス大好きなヤリチン。
新たな刺激を求めてオンラインゲームでナンパした相手と会うことに。
現れたのは地味で初心な男・夕。しかし予想に反して夕のお尻は
アナニーによって開発済みで最高に具合がよかった!
休日はずっと自分のお尻を弄っているという夕に、
あたるはアナニー配信をねだる。
しかし当日、夕の従兄・匡が手伝いと称して現れて――!?

作品情報

作品名
ハメられたほうが悪い
著者
ふるやちるこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047368217
2.8

(28)

(3)

萌々

(9)

(3)

中立

(6)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
9
得点
66
評価数
28
平均
2.8 / 5
神率
10.7%

レビュー投稿数9

勢い!

ふるやちるこ先生の本は、地屋くんで初めて買って2冊目
帯の「自分で開発してるってドスケベ過ぎるだろ」と裏側の受けの可愛さで購入。
ふるや先生、黒髪受けすきなんだな~

さて話は
ネトゲのオフ会で女を食うのが趣味の攻めが、現セフレにマンネリを感じてきたので、新しい女あさるかと次のターゲットをネトゲで探すところからです。
アバターが女の受けとオフ会をとりつけます。
出会った瞬間はうわネカマかよとげんなりしていた攻めだったが、容姿はいい感じだったのでいけんだろということでホテルへGO。

すんなりやれてしまい、具合もよかったので、女に満足ができなくなってしまいつつあったところ、そうかまた呼び出せばいいんだと2回目オフパコ。
2回目が終わったところで、週末は土日とも自分で開発しているということを聞いて配信してオナニーを見せるよう指示する攻め。
受けは素直に従い、配信を開始したが、来客。
来客?!!?!となった攻めでしたが、性癖を相談されてお世話するようになった従兄弟でした。
2人のほぼ情事のようなものをまざまざと見せつけられて、半ば俺の受けが!!!!!と思ってしまっていた攻めは配信を見ながら2回致す。
俺が男を教えてやったんだなと優越感に浸っていた攻めでしたが、ふたを開けてみると受けは開発調教済み(他人の手で)ということだったので嫉妬に狂います。
狂ったところでいやでもおれは受けとセックスがしたいんだ!!!!と最初のオフパコで出会った場所へ行ってみる攻め。
するとそこには見せつけてきやがった従兄弟が。
おいこらてめえとなりますが、ネトゲを通じて攻めと受けを意図的に通じ合わせたということを暴露され自分の本名までも知られ切れる攻め。
受けはお尻でしかいけない特殊性癖だったが、セフレ相手をその辺のおじさんにあてがうのも嫌だなとおもい、手ごろなバカっぽそう(のうみそちんちんっぽい)な攻めが選ばれたということでした。ネトゲで女あさりしていることが分かったので、受けにネトゲのアバターを女にして近づけと指示のもと、引き合わされておりました。
ことの顛末を聞かされ、俺についてくれば受けとセックスできるけど、どうする?
と提案されましたが、他人にセッティングされたセックスなんて御免だ俺は俺のしたいときにあいつとセックスするんだ!くそが!と帰っていきました。
来ないのかあとがっかりする受けでしたが来い!お前とセックスしたいと連絡があり急いで攻めのもとへ向かう受け。
大方自覚しせっせします。
はっぴーえんどでした。

最後の最後従兄弟も交じって3Pフラグが立ったのでギョエエとびっくりしました
(最近3Pにトラウマがあった)
攻め視点の物語で、攻めが文字通りのうみそちんこなのでお馬鹿で話の勢いがすごかったです。
受けの心理描写はほぼないです。

エッチなところは申し分ないでございました。
本の分厚さは標準くらいです。分厚くもないし薄すぎもせず(当社比)

地屋くんからどれくらい間が空いてるのかちゃんとは調べてないですが
絵がうまくなってて・・・!よりエッチになってた!

従兄弟がH×Hのイルミっぽいので好きな人はいるとおもう。笑

面白かったですが、物語としては攻め視点のみで葛藤も一人分だったので
少し物足りなさを感じたため神評価とはならずです。

3

個人的には大変良きな一冊

表紙を見て衝動的に購入してからかなり機関が開いての読了…。
完結的に言うと「攻めの脳内思考ち〇こでいっぱいなうえ馬鹿な子」が好きな方は良き一冊だと思ったんですよね…。

所謂物語の大筋的なものは、王道系。
ヤリチンの攻めがオンラインでセフレ作りまくって食う話。
ただ受けの従兄弟が出てきたりとするので、受け攻めだけのエロシーンを見たい人にはあまりうけないのかな?と感じたところはあるが、僕は問題なく大好きだったので手を叩いて喜びました。
多分これは普通に従兄弟の見た目が単純にドストライクだったのもあるのだが。

話は戻り、タイトルである”ハメられたほうが悪い”なのだが、
前半と後半どちらとも違う意味で、ちゃんとタイトル回収をしている…あ~いいね!みたいな語彙のない感想になるのですがそういうことです(???)
攻めが受けをハメていたと思っていたのが、実は受けにハメられていたって話です。
簡単に攻めは穴にハメて、受けは攻めを策略にはめるって感じなんですけど。
ただ受けの策略の元は従兄弟であるうえに、こちらの作品受けの心情が描かれている描写はかなり少なく、基本的に攻めの心情を軸に物語が展開していきます。
そのため従兄弟が策略を考えて攻めをはめたのはいいんだが、受けのしっかりとした気持ちってこれでいいのかな?って感じですこしもやってする人はいるかも。
(まぁ、開発済み処女って時点でエロければいいやって感じならあんま気にならないかも。)

また、攻めと受けの関係が体だけでつながっている表現方法のまま付き合ったのか…?いや形的にはそんなんだろうが…まぁ、刹那的関係に感じることがある描写ではあります。好き好きラブラブお前のこと一生愛してる系が好きな方はもやっとする終わり方です、簡単に言えば。俺は好きですけど。

余談なんですが、終盤の終盤で3Pのような話展開があります。
この攻めは一回掘られてる方がいいのではないだろうか。僕はそう思う。
だって表紙見た時「あ、コイツ受けの顔じゃん……(帯を見る)あ、攻めだな」だったので(圧倒的自論)。


なにはともあれ、僕はかなり好きな一冊でありました。
エロシーン求めて購入してる方で、絵柄に好き嫌いなければおすすめはできるかな~とは思いながら(受けの表情など個人的にはとてもエッティで好き)、物語重視で読まれる方にはちょっと全面的に超おすすめ!って感じでないかもしれない。勿論面白いと思うのですが、万人受けって感じではないので地雷ないけどエロ目的で見たい~って感じであれば僕はわりとおすすめできるかも。
僕は内容も割と好きだったので!!!アホな攻め好き!!えっちな受け好き!!!あとなんかめっちゃようわからんけど従兄弟の顔が好き。

(てか、わかる人にはあらすじ読んだだけで話の展開は簡単に読めてしまう一冊なのではないだろうか?と感じたところはある。)

0

こういうの求めてた〜〜!!

高評価レビューが少ない!と思ったので、久々にレビューを。
万人受けはしないけど、好きな人は好きだと思います。

ヤリチンクズ攻めと、
ちょっと頭のよわい(そして快楽にも弱い)天然ぽやぽや受け。
こういうカプが好きな人、絶対わたし以外にもいますよね!?

セックス大好きなおバカクズ男が、いつのまにか天然ぽやぽや受けちゃんにどハマりしちゃうんです。
こういうのも大好き。ありがとうございますという気持ちしかない。

くっついた理由はほとんど下半身の相性だけど、中途半端に小綺麗な心理描写を入れられるよりも、いっそ清々しくて良かったです。
恋なんてそんないつもいつも大層な理由がいるわけでもなし。勢いと性欲と、あとはなんかこうやって出会ったことが運命だからオールオッケーですよ!!

最後も無理に愛とか恋でまとめずに、「どうなるか分からないけど!」のスタンスで終わったのが個人的には珍しくて好きでした。

この一冊でも十分楽しく読めるんですけど、受け視点の話も読んでみたかったな〜と思います。従兄弟との絡みももっとみたい!続編はないのか!?読みたすぎ!!

0

わっるい顔

表紙でわっるい顔をしている攻めのヒカル(あたる)はネトゲで女漁り、セフレは多数、ヤレればいいというスタンスの清々しいくらいのクズ。
ゲームに不慣れそうな朝(夕)に目をつけて巧みにオフ会に誘い、男だとわかり萎えるかと思いきや性欲に勝てずに夕を抱くのですがその時の態度も大概のクズっぷり。
夕が従順で何よりどエロくて、その身体を好きにできると調子にノっていたあたるですが…。

夕の従兄の匡が登場してあたるも私もびっくりです。ふたりとも前髪めっちゃ長い。
夕と匡の関係もまあツッコミどころ満載で、普通従兄は従弟の穴がもぐもぐするのなんて知らないからね、なんて思いつつ匡に対してにぎい〜ってするあたるださ〜ってなりました。

『ハメられたほうが悪い』

このタイトルが後から効いてきます。

夕with匡のアナニー配信を見せつけられて匡の存在に焦り夕を取られたくない、となるあたるですが、精神的な繋がりが弱いのでどうしても快楽に流されたセックスありき、身体ありきの関係の延長線に見えてしまって…。
夕も身も蓋もない言い方をすると気持ち良くしてくれるならあたるじゃなくてもよかったのでは…?刷り込み的な感じなんじゃない…?と思ってしまう。

匡のサイコ感が不気味なスパイスにはなっていますが、あたると夕の関係はちょっと刹那的に感じてしまいました。
一回あたるは匡にがっつり掘られたらいいのかもしれません(笑)

4

本当にコワイのは何だろう

たくさんのセフレがいるヤリチンのあたる。
でも最近はセフレとのセックスにマンネリを感じて満足出来なくなってきていて…
なので、オンラインゲームで女の子を釣ってオフ会に持ち込み、喰ってやろうと考えるわけです。
そこでひとりのウブそうな朝という子に出会い、警戒されないように時間をかけながら計画を実行。 
でもいざ待ち合わせ先に現れたのは女の子ではなく男の夕だった…というところから始まるお話でした。

あたるはセックス中毒なんじゃないかと驚きましたが、クズさもあそこまでいくと逆に清々しい。
本気の恋なんて、セックスさえ出来ればきっと彼には必要なかったんでしょうね。
夕に出会ってその考えが変わったのは良かったけど、でもそれって純粋な気持ちだったんだろうか?
それまで道具みたいに扱っていたのに、従兄の匠との行為を見たからといって
急に自覚できるのかな、と疑問に思いました。
匠に本名を知られていることに驚いていたけど、簡単にネットで辿れるところに自分の情報を置いておくなんて
完全に自分の不注意でしかないのになーと、なんだか冷めた気持ちで見てしまいました。
むしろあんな生活をしていた人が普通の人と出会えるほうが難しいような…(汗)

これからは心を入れ替えて夕だけを愛していけるのだろうか?
終始あたるの言動にモヤモヤしっぱなしでした。

2

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