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金獅子王と運命の花嫁(2) ~やんちゃな天使、お兄ちゃんになる~

kinjishiou to unmei no hanayome

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表題作金獅子王と運命の花嫁(2) ~やんちゃな天使、お兄ちゃんになる~

オルデリクス・ド・ロベール
ローゼンリヒト国国王
及川紬
オルデリクの伴侶で界渡りした料理研究家

その他の収録作品

  • やんちゃな天使の大冒険
  • あとがき
  • やんちゃな天使はいつもモテモテ(あとがき内)

あらすじ

異世界の獅子王の花嫁となった紬は双子のママに!
だが王子のアスランが赤ちゃん返りしてしまい……!?

異世界に転移し、誇り高い獅子王オルデリクスの花嫁となった及川紬は、
二人を結びつけてくれた3歳のアスランを含め幸せな生活を送っていた。
愛に囲まれて暮らした結果、紬は獣化し、獅子に変身できるようにもなり、
オルデリクスとの間に双子の子供も生まれる。
双子の世話でてんやわんやに忙しくなった上に、
アスランも赤ちゃん返りして疲弊する紬だったが……!?

作品情報

作品名
金獅子王と運命の花嫁(2) ~やんちゃな天使、お兄ちゃんになる~
著者
宮本れん 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784774763378
3.6

(20)

(6)

萌々

(5)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
70
評価数
20
平均
3.6 / 5
神率
30%

レビュー投稿数4

金獅子王と運命の花嫁2巻

金獅子王と運命の花嫁2巻。オルデリクスの愛情で獣化し妊娠・双子を出産した紬。慣れぬ育児に政務、そしてアスランの赤ちゃん帰りに悩む事に…。
リアルな悩みに向き合う紬の戸惑いに共感、それでも紬には理解してくれるオルデリクスが居て、サポートしてくれるケアチームが居て良かった。不安で情緒不安定になるアスランもかわいそうで、でも2人の愛情を確認して前向きに頑張る姿に癒やされた。亡命者についてはそちら側だった紬と王として対応する2人の対立がしんどかった。それぞれの立場で歩み寄る2人に絆を感じた。家族の成長を感じる1冊。

2

これからの展開が楽しみになりました

楽しみにしていた続巻を漸く読了しました。

レーベルを越えての同じ世界観に嬉しくて、とても楽しみにしていたんです。相変わらず宮本れん先生の優しい世界観でした。

でも、冒頭からのあのシーンにはビックリしましたよ。www
既に夫夫なので当たり前と言えば当たり前ですが、いつもより多かったように思いました。

それからアスランに張り合う、大人気無いオルデリクスがとても微笑ましかったです。

双子の赤ちゃんが産まれて赤ちゃん返りするシーンは、紬もアスランも痛々しくてちょっと読んでて辛くなりました。でもオルデリクスがずっと紬を支えてくれて、家族としての絆が深まるのに胸熱でした。

そして、アスランの成長が嬉しくて可愛いしで、これからが楽しみです。


今回な新たな登場人物達が、ローゼンリヒトやイシュテヴァルダやアドレアが新たな決断をするキッカケになっていました。彼等を通じてどんな変化が現れるのか、これからの展開がとても楽しみになりました。

1

金獅子王に愛されて

今回は獣人国の獅子王と王妃となった日本人のお話です。

攻様の妃となった受様が対面する新たな問題の顛末と
攻様の甥の短編2話を収録。

料理研究家の助手をしていた受様はある日突然、
獣人が治める国にトリップしてしまいます。

何もわからない受様を最初に受系れてくれたのは
攻様の甥である幼い王子で、

受様は王子の食事係をする中で兄王の後を継いだ
攻様の孤独と内に秘めた優しさを知り
この世界で彼と共に生きる道を選ぶのです。

攻様の伴侶として愛された受様は徐々に獣化が進み、
攻様の子を授かります。

人間からの獣人に男の身で双子の王子を妊娠、出産と
受様は心身ともに劇的な変化を強いられますが
攻様の伴侶としてもまだ未熟、母としてもまだまだ初心者で
何もかもいっぱいいっぱいです。

攻様はそんな受様に協力を惜しまず
多忙な政務をこなしつつ受様と双子を気に掛けてくれ
受様もなんとか王妃として母として
求められる役目を果たそうとするのですが

そんな日々は攻様の甥である第一王子にも
ある変化をもたらす事になり・・・

宮本先生の既刊「金獅子王と運命の花嫁」の続編で、
獣人王の伴侶となった受様が双子を授かる事での変化と
他国の脅威によっておこる変化を絡めて
受様の公私にわたる成長を描いています。

攻様の伴侶として第一王子の家族として
世界に馴染み始めた受様を待っていたのは
獣化と妊娠でした。

王妃である以上、
受様の妊娠は国家的な大事件ではありますが
ある意味、家庭内の私的話なのでそれで右往左往しつつ
成長していくのは続刊としては有りかなと思いますし

受様と攻様、第一王子との関りや
それぞれの行動の理由や気持ちは丁寧に描かれていて
共感できたのですが

獣人らしく妊娠から出産までがあわただしく、
後半に前巻でも脅威だった他国の侵略問題が絡んできて
正直、前半と後半も詰めて急展開な感じがしました。

また個人的には獣人の特性として獣化や妊娠するのに
大人達がもふもふしてなかったのが残念だったので
今回は「萌」評価とさせて頂きます。

受様が国の未来に関わっていく事で
この世界が大きく変わっていく展開のようなので
更なる続巻が出る事を期待しています。

3

これは?

前作に比べたら全然楽しく読めるんです。

しかしBL感が全くない。

ほのぼの異世界家族のお話として読めば、とても可愛いお話でした。
主人公は完全にアスランではないかと思ってます。

紬って、ち◯こ要らないんじゃないかな?
獣化した姿はオスなの?メスなの?
自然界では時々あるらしいオス同士の営み。
どうも紬に鬣があるとすれば違和感しかわかないんですよねー。
気になるわ。

しかしBL読んだって感じはないけど、前作に比べたら、随分キャラが芝居くささが抜けていて楽しく読めました。



3

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