電子限定おまけ付き
上巻で感じていたモヤモヤが晴れていく展開を期待していたのですが、いまいちスッキリできなかったなという印象でした。
遊馬のマネージャーがなぜ彼らを嵌めようとしたのかはわからないままだったし、北斗が浅香の前で天真爛漫キャラを演じているのも理解できず。
そんなことをしてまで繋ぎ止めたかった理由も弱く感じて、何がしたかったの…?と疑問に思いました。
浅香の私物の時計のエピソードももう少し何かあるのかと思いきやさらっとして物足りず、遊馬の誘拐された過去もツラさは伝わるけどあとひとつグッとくるものがない気がして。
たくさん設定を詰め込んだわりにどれも中途半端だったかなと思いました。
わりと長めなお話だったので間延びしてしまったのかな…。
顔の良いキャラたちばかりでしたがなかなか萌えることができませんでした。
2巻早々にしてルークスの意味を間違っていたと気づく
Orz そぉゆぅいみかよ~
要は人気モデルで輝きはなってるってのと 上巻でチラチラ見せてはいたんだけど 照明の明かりにも絡んでるってやつ
いや そこはこの際どうでもいい
なんだか話がごちゃごちゃ と言うか
女と絡んだ撮影から急に浅香が嫉妬心やらなんやら出してきて 小出しにしてる暗所の話も聞けないままグズグズ
そうかと思えば思い出したように1巻でだしの悪巧みを弟・北斗から聞かされ疑心暗鬼でぐるぐるしながら 子役時代の遊馬にときめいて 悩んではいても身体求めて ヤることやってて拒んでみたり
なんだこりゃ? 情緒不安定受け?
「お前のことなにもわからない」
そりゃこっちのセリフだ ってなってしまった
んんん 兄をこんな情緒不安定キャラにするくらいなら 弟がもっと腹黒で引っ掻き回してくれたほうがよっぽどスッキリしたかも?
遊馬VS北斗 腹黒対決で兄・浅香を手にするのはッ!的なやつ
エロしか頭にない兄をふたりでどうこうしちゃえばいいんじゃね?
でっかいブーメラン投げてくださったおかげで本題に戻るまでえらい遠回りしたけど遊馬の過去と北斗の執着はよかった
んんんん ごめんなさい
エロで引っ張らなきゃ 暗闇を怖がった彼が手にした光 てのがもっとわかりやすかったし 1冊で綺麗にまとまったんじゃないかな ってのだけが残ったわ
どういう経緯で遊馬が浅香の事を好きになったのかは下巻で明らかになったのですが、うーん…。
やっぱり何であんな強引な始まり方になったのか、モヤモヤが深まるばかりでした。
読んでる時に集中が切れて没入出来なかったせいかと思い、上巻に戻って再読してみても遊馬の行動に???って感じで、共感出来ませんでした。
無理矢理から始まるのがそんなに好きじゃないので、余計にハマれなかったのかもしれません。
濡れ場も多い作品ですが、2人の関係性に萌えられなかったせいか、どうも冷めた目で見てしまっている自分がいました。
ちょっと辛口になってしまいました…すみません。
まんまと騙されたー。
作者さんの思惑通りに読み進めてしまいました。
ずっと、遊馬は美波を騙してるって思いながら読んでたからしんどかったけど、それがチャラになるくらい幸せになれました(私が)。
遊馬の過去は思ったより壮絶だった。こんな過去を持ってたから、自分の価値を理解できなかったんだろうな。美波と出会うことで遊馬は人間らしくなった気がする。美波は遊馬にとって恋人でもあり、家族でもあるんだろうな。
そして北斗。北斗のこともびっくりしましたよ。
兄が好きなせいで北斗も苦労したのかな?
でもこれからは、遊馬に美波のことは任せてもいいから。少しずつ、本当の自分を出していけるといいね。
最高にハピエンで良かったです。
絵も綺麗だし、大好きです。
下巻なので遊馬が美波に執着する理由が明らかになっていました。
でもその理由に萌えたかというとそうでも無くて、ちょっとばかり肩透かしをくらった感じを受けてしまいました。ちょっと想像と違ってました。
それと遊馬と一緒に仕事をした人気女性モデルが、好意をハッキリと口にする女性だったんですが、こちらもかなり性格が変わっててこれじゃ無い感が強かったです。
1番驚いたのが美波がマネージャーをしている、新人モデルの実の弟の北斗の性格でした。この設定はいるの?って思ってしまいました。
上巻で美波のトラウマが明らかになっていましたが、下巻では遊馬のトラウマが明らかになってました。でもこのトラウマから遊馬が美波に恋するって無理があるように思えました。遊馬が恋するのは、助けてくれた前のマネージャーの林ではないの?と思ってしまうんです。
遊馬の美波への執着の理由が明らかになって、美波の遊馬への気持ちもハッキリしたので、上巻に比べたら分かりやすい内容でした。
でもチグハグな印象は最後まであったので、これからに期待したいと思いました。