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表題作月下の楽園

山神北斗
人狼,24歳
相馬薫
人里離れた洋館で暮らす,16歳

同時収録作品月下の楽園

畠山宗親
畑山コンツェルン総帥,44歳
狗坂和彰
人狼,42歳

あらすじ

『山の神』『犬神』。
そう呼ばれる一族がいた。
人として生まれながら、自在に獣の姿へと転化する異形の者。
代々暗殺を生業とする闇の種族。
山神北斗もその一人であった。
命令のままに人を殺める生き方に疑問を感じながら『仕事』を続ける北斗だったが、囚われの少年・薫との出会いは彼の心に微妙な変化をもたらす。
しかし、過酷な運命が二人に迫っていて…。

作品情報

作品名
月下の楽園
著者
仙道はるか 
イラスト
山本佳奈 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062559386
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

定められた運命に抗って

生き延びるために人間のために人殺しをしてきた人狼族と人間の、宿命に振り回される切ないラブストーリーです。

このお話には、カップルが2組登場します。
40代のアダルトカップルと、24歳と16歳の若いカップルと。どちらのカップルも人狼と人間で、一方は死を迎えるアンハッピーエンドで、もう片方は未来あるハッピーエンドで、幸せとは何かを深く考えさせられました。
だけど、一つだけ言えるのは、みんなその人がいないと生きていけない強い愛情を持っていたということだと思います。
だから、結末がどうであれ、読後感は深い愛情に胸がいっぱいになりました。

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