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表題作明日も一緒に帰ろうよ

緒方
水口桔平

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

水口は同期の緒方が気に入らない。
仕事では水口も負けていないはずなのに、顔が良くて爽やかだからって緒方ばかりちやほやされている。
水口を余裕であしらう態度もムカつく。
だが緒方の部屋にトラブルがあり、なりゆきで自宅に緒方を同居させてやることに。
せいぜい恩を売ってやろうと張り切る水口だが、同居が始まって早々に緒方の大変な秘密を知ってしまった――
「もしおれが『きみが好き』って言ったら、きみはおれを好きになってくれるのかな…」
えっこいつ俺が好きなの?から始まるモダモダ同居ライフ。

作品情報

作品名
明日も一緒に帰ろうよ
著者
鳴海はこ(しかくいはこ) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784778133566
4

(42)

(18)

萌々

(10)

(13)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
170
評価数
42
平均
4 / 5
神率
42.9%

レビュー投稿数6

二人の恋模様が滅茶苦茶もえました(ネタバレ多し)

死ぬほど負けず嫌いなリーマン水口(受)とそつのない爽やかイケメンの同期(緒方)がひょんなことから同居して展開して行くお話でした。

水口は緒方に凄くライバル意識を燃やしていて同居も彼に恩を売る為から受け入れたのですがそんな中で緒方が自分を好きだったことを知りました。

結果、自分に告白させて振ってやろうというゲスい動機を抱く様になるまあお決まりの展開なのですが…

でもそこはやはり安定の自分も相手を好きになってしまう展開で。

でも最初の不純な動機もかすむくらい水口も必死になるので読み終わった後には水口の評価はダダ上がりでした(笑)

本作は特にこの水口に感情の変遷、特に緒方を好きになって行く感情が丁寧に描かれているので感情を寄せ易かったです。

また相手の緒方は叶わない片想いと自覚しているので変化や嫌われる事を恐れ臆病になっています。

そんな彼の苦悩や葛藤もしっかりと描かれていてそこも本作の読んでいて凄くいいなと思った所でした。

二人の恋模様が本当に萌えましたし良かったともいます。

リーマン同士のそういうお話が好きな人にはおススメだと思います。

13

面白いしドキドキもする

↓ネタバレ含みます!

ちるちるのインタビューで見て「面白そう!」と思い購入してみたのですが想像よりずっと面白いしドキドキするポイントもあって良かったです。
ストーリーを簡単に説明すると単純でちょっとバカな受けの水口が敵認定していた攻めの緒方が自分のことを好きだと気付き告白させようとする話です。前半部分は時々キュンとしつつも所々笑ってしまう面白さがありました。後半になると水口が気持ちを自覚したのに対し緒方は怖くて諦めようとするのがするのが切なかったです。二人が向きあうきっかけとなる水口の「お前はおれにも諦めろって言うのか…!」と言うセリフが大好きです…!水口が最初緒方に告白させてフろうと計画していた、というのを黙って隠しているわけではなく緒方が知っていて水口の弱味みたいになっているのも二人が良い関係性で付き合っているんだなぁと思えて良かったです。一途な攻めが受けを好きになったきっかけが描かれているのと、事後のピロートークとタイトル回収も良かったです!
大好きなお気に入り作品の一つになったのでこれからも読み返すと思います。この作品に出会わせてくれたちるちるのインタビューありがとう!

8

ふたりで一緒に

会社で同期のふたりのお話。
わりと早い段階で水口に対する緒方の気持ちがわかるのだけど、水口は告白させてフってやろうとアレコレ企てるし、緒方は気持ちを伝えるつもりがないからか動こうとしないし。
なかなか噛み合わないふたりのやり取りにものすごくヤキモキするような展開が続きました。

初めてのキスの時も余韻に浸る間もなく即効我に返ってしまうような緒方。あまりにも後ろ向きなのでこのまま諦めてしまうのかな…と思ったほど。
でも読み手の気持ちを代弁してくれるように水口がビシッ!と決めてくれて、無事に両想いになってくれたので本当に良かったです。
涙ながらに水口が緒方に訴えるシーンは感動したし、やっと緒方が自分の気持ちを伝えてくれてなんだかスッキリできました。

最初はまるで下校の約束のようなタイトルだなーと思っていたのですが、最後の最後でそのタイトルの良さがじんわり響いてくるのも素敵でした。

0

王道

表紙とタイトルが可愛くて気になっていた作品。恋人(女性)と住むはずだった部屋に自分に好意をもっている同期(男性)と住む事になり…からのBL展開。王道の展開に外れる事なく、そこに意外性がなく特に刺さるものもなくサラッと読み終えました。
どういう生き方かとか趣味嗜好が無ければ!とは思いませんが、水口の押しの強い営業の仕方に説得力ある描写がないし、一緒に帰るのに何かホクホクする描写があるわけでもない…強気になったり弱気になったりの会話の機微は伝わるけど、先は読めてるし、萌は少なかったです。

ベッド捨てない理由と、水口を可愛いと言う社内流行(電子特典)は面白かったです。そしてやっぱり表紙とタイトルが可愛い。

1

ヘタレ攻めがすぎる…!

受け様とライバル関係のようで、ずっと受け様が好きだった攻め殿。
好きな気持ちは溢れて、受け様も気がつくのですが全くその先に進まず。
受け様も受け様で、貸しを作り優位にたとうとか、告白させてフる作戦をたてたりなど打算的な行動をどんどんしていきますが、結果的に攻め様の内面を知れば知るほど恋に落ちていき、当初とは立場逆転の関係に。
なかなか本心をださない攻め様ね、もうかなり焦れました。そこは攻めどきだろと思うのに、逃げる。もどかしかったです。気持ちはわかりますが…。
逆に受け様がどんどん攻めてくれましたね。男前でした。
ただ、溺愛攻めが好きで読みたかったので、ちょっと違かったかな。
イチャラブ見たかったから少し残念でしたが、面白かったです。

1

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