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表題作うそつきリップ

天道(cihiro),新人社員
宗真(まお),広告代理店勤務

同時収録作品番外編「ホントの気持ち」

天道,リーマン
宗真,リーマン

その他の収録作品

  • カバー下:サプライズ失敗

あらすじ

化粧品関係の商品を扱う広告会社で働く宗真。
とても頼りがいがあり、仕事も完璧にできる男の中の男!
それでいて「女性目線の広告を手掛けるスペシャリスト」と言われていて、同僚たちの憧れだ。
けれど本当は、きらきらしたものが好きで、甘いモノに目がなく、可愛いものが大好き…
そんな本当の自分をさらけ出せるのは、「まお」と言う名前で登録しているコスメ系のSNSアカウントだけだ。
宗真の時には見せられない、好きなものの話ができる大切な場所だ。
ところがある日、「まお」のアカウントに職場の後輩・千尋が話しかけてきた!?
仕事のことや日常のこと、色んな話をする中で、本当の自分でいられることがつい心地よく感じてしまう。
正体がバレないように振る舞いながら、ついやりとりを続けてしまい…!?

作品情報

作品名
うそつきリップ
著者
75(三毛ナコ) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608971
3.6

(15)

(5)

萌々

(4)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
52
評価数
15
平均
3.6 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

上手いなぁ、このタイトル

タイトルが上手い。
読んだあとだとすごくしっくり来ます。

さて。
星の数ほどアカウントが存在するSNS"しゃべったー"の中で、たまたま会社の先輩のアカウントに遭遇するの、ちょっと漫画すぎないか?と思って読み進めてたら、なるほど!と後々納得がいく内容だったので、もしそこで読むのやめようと思った人がいたらもったいないと思いました。

全体的には、じわりじわりと距離を縮めていく系だったので、後半からがキュンキュンでした。いやむしろ、せつなさ多混じりのギューンが多めだった印象です。

入り込みやすい導入だったので、今日は重すぎるのはちょっとなーって時に頭空っぽにして読み始められて、それでいて内容が思ってたより面白かったので、またそんな日に読み返そうと思います。

2

天然チャラチャラかと思いきや

じんわり温かい雰囲気、楽しませていただきました
本当はかわいいキラキラなものが好きな受け様、会社では理想の男像を貫いています。
虚像だと感じつつも素の自分は出さないで頑張っているところに攻め様が登場。おちゃらけ適当陽キャみたいな人なのですが、芯はしっかり持っている。
自分をしっかり前に出す攻め様に憧れ、認められて柔らかくなる受け様が非常に美味しかったです。。。

ひょんなことから、受け様が可愛いもの好きを全面に出した女性を装ってやっているsnsアカウントで攻め様に絡まれ、ここでは素の自分をガンガン出せてそれを攻め様にも受け入れてもらえるんですね。
好きになっちゃうよねぇ……
受け様が女性を騙っていたことは攻め様も気づくのですが、snsでの交流がきっかけにひと悶着。関係が進展する出来事ではありますが受け様が攻め様を思って身を引くとことかぐっとつらみが。。。

最終的にはハピエンで、ほっこり幸せが感じれて良かったです。

0

なりたい自分探し はいいのだけれど

いや ごめんなさい あたしの料理も大概だけたど その朝ごはんSNSにアップするほどのおシャレなもんだったか?と

いやもういろいろ ツッコミどころ満載で スクランブルエッグって言いながら目玉焼きとかね うそつきって そこを言ってるのかい?と


はじめましての作家さま
読む前から話読めるな…な雰囲気だったんだけど 夜中のあたしには何かビビッとくるものがあったんでしょうね



なりたい自分を隠し その世界に擬態するように生きた
なりたい自分は 誰にも受け入れられないだろうから

出だしから クッ そめんどくせぇ社内評価と周囲の目 そこにイラつく以前にチャラすぎな おそらく攻めであろう男の存在 出だし数ページで本投げそうになります ←この時点で我慢しきれず寝た


らしく生きることより らしく演じることに必死になってる自分に疲れながらも 止めることも晒すことすらできない

よくあるあれです キラキラも可愛いも大好き 綺麗なものも 新作コスメもあれもこれも 女子の嗜み全方向大好き ってやつ



隠した自分をさらけ出しても許される 年下天然ワンコを想定して作ったキャラなんだろうけど チャラいよりだんだん頭の悪い子みたいに見えてきて どうにもこの 天道 って男のキャラを受け入れられないと 一泊寝て置いて読んでいてもキツくなってくる


本当の自分を知らない 作った自分を知る男
肩肘張らず交わせる会話 仮の名ならだせる自分

自分を素にかえらせてくれる会話だけの世界の居心地のよさ
そんな中 自分の軽はずみな行動で その作った素の自分が 誰かを騙し傷つけていると自覚する瞬間

そこにくるまでが まぁ どうにもこうにも

残り1/3から一気に切ない胸のうちを読ませにくるので どんなに前半イラついても 休み休みでも我慢して読み進めたかいが やっと報われたよョョョ

自分の気持ちを素直に受け入れたところからの展開はよかったんだけど 
正直 ありふれてて うううん ほんとの自分探しっていうテーマはすごくいいんだからもうちょっと踏み込んでくれてたらな……と

なんか  うん ごめんなさい ほんっとごめんなさい

2

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