何回も思い出すんです あんたのいく時の顔とか声――

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表題作朝まで延長希望です

日高良平
20歳,大学2年生
黒井深月
23歳,フリーター,ウリ専

同時収録作品朝まで延長希望です

槙也
風俗店オーナー
黒井深月
23歳,ウリ専

その他の収録作品

  • 朝のその先
  • カバー下/あとがき、キャラ設定

あらすじ

これまで誰に対しても性欲を感じたことがない日高は、バイト先のラブホをよく使っている
風俗で働くみずきに初めての性的な衝動を覚える。
そんな自分に戸惑う日高だったが、次に会ってもやはり彼に対して同じ衝動を感じる。
しかしそれだけでなく、彼自身のことをもっと知りたいと思うようになり……。

作品情報

作品名
朝まで延長希望です
著者
灰咲きり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047369146
3.7

(49)

(17)

萌々

(11)

(16)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
181
評価数
49
平均
3.7 / 5
神率
34.7%

レビュー投稿数7

私の大好物はウリ専受けです。

「好き」と「欲求」の心理描写が丁寧に描かれており、2人の心が合わさっていく過程が素敵でした。

攻めくんはトラウマのせいで自分の気持ちに鈍感になっている部分が悶えるほどかわいい
ですが人柄や素材がかっこいいので受けくんも沼っていきます。

受けくんは自分の感情に素直でドキッとさせちゃう発言をします。
営業ではなく素で言っているところ、安心を代償に愛情に飢えている様が脆くて儚なく、ウリ専受け好きを再確認しましたありがとうございます。

♡パートも物語に準じた速度で描かれ
個人的な癖にブッ刺さり要素満載でした


もし続編がでたら泣いて喜びます。

0

1歩踏み出無い感じがよい…( ; ; )

ほんとに最高でした。受け攻めどちらも悩みを抱えてて、2人で協力して解決してます…真面目に泣きました。切ない系好きな方は絶対好き。胸が痛くなるシーンもあります。今まで踏み出せなかった攻めくんの勇気ある一言がかっこよすぎて…ほんとにこの2人には幸せになって欲しいです…私は未だこれ以上好きな作品見たことありません!シーンはそこまで多くないですがストーリー重視の方には必ず読んで頂きたい1作です!!!!!!

0

性欲のわからない大学生×臆病なウリ専ボーイ

ラブホでバイトする、性欲のわからない大学生・ヒダカくん(彼女がいたことはあるがドーテー)が主人公。ある日、バイト帰りに泣いている男を見つけ声をかけると、それはいつも違う男を連れている常連客のウリ専ボーイ・ミズキ(本名ミヅキ)だった。

直接身体的に痛めつけられている描写はないものの、店のスタッフである恋人(?)や客にハードなプレイを強要されているミズキ。はじめはただただエッチが好きでやっているのか?と思わせるような表情ですが、本当は「必要とされたい」という思いで、嫌なことも嫌と言えないでいる。

そんなミヅキの心を溶かしていくヒダカ。ミヅキのバイトや境遇を頭ごなしに否定したりせず、ミズキのことを大切にしてくれる。傷ついてほしく無いと、優しくしてくれる。

勇気を振り絞って「辞めたい」と言ったミヅキに対して、恋人は比較的あっさり。大きな修羅場などはありません。やさしいハッピーエンド。

ストーリー的に、BLである必要はなかったかも?と思ってしまいますが、二人がすごく可愛いのと、エッチな描写が意外にもすごくドキドキさせてくれるので、萌2です。読後、優しい気持ちになれる本です。

はじめましての作者様。単行本2冊目とのことで、ときどき絵のバランスが崩れたりしますが、全体を通して魅力的なキャラクターたちで◎です。

3

No Title

ボイスコミックの続き気になって原作も読みました〜!読みながら声を脳内再生してます♡

平凡な大学生とウリ専をしている男。交わる事がなかっただろう正反対の二人を繋ぐものは『○ックス』というキーワード。
性欲を感じた事のない大学生の日高が、ウリ専のみずきと関わるうちに段々惹かれていく…というストーリー♡
みずきさんの過去が切ないです。
暗い部屋から二人で夜明けの明るい世界へ抜け出せたような読後感でした。
ラブラブ同棲編希望〜!

0

灰咲きり先生。
デビュー作で惚れている先生の新作ということで迷わず拝読。

人を好きになるという感情がわからず模索中の大学生日高と人懐こくて距離感が近いウリ専をしているフリーターの深月。

明るく振る舞う深月ですが、その裏でちょっと影のある雰囲気を纏っていて、静かに淡々とストーリーは進みます。
身体を使うことでしか居場所を得られず、飄々としているようで愛に飢えている深月。
人に対して感情が動きづらい日高。
お互いの肌に触れるたびにだんだんとふたりの心情に変化が…。

深月に執着していた槙也が良くも悪くもあっさりと引いてくれたので修羅場になることもなく。
ただ、あまりにもさっぱりとしているのでやや拍子抜けしてしまう部分ではあるかな、と思いますが個人的にどろどろとしたかんじは得意ではないのでちょうどよかった(?)です。

前作に比べたらかなりエロが多くてびっくりでしたが、先生の描かれるエッチなシーンや表情がたくさん見られて嬉しかったです。

お話しとしては前作の方が好みでしたが、等身大のキャラが自然にわちゃつくところはどちらも好き。

朝が苦手だった深月が日高の隣で明るく幸せな朝を迎えられてよかったな、と思いました。
きり先生の次回作も楽しみにしています。

3

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