【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
漫画家のアキオが人生どん底からスタートする物語で、初めは読んでて辛いところもあったけど、後輩のクマと偶然再会してからアキオはクマとクマの双子ちゃんからクソデカい愛をもらい前向きに歩み出す、優しくてあったかくてジーンときた
長年追い詰められながら生きてきたアキオだから、自分のことを過小評価してるところとか劣等感があるけど、クマといる時に見せるくしゃっとした表情や、ちょっとイタズラっぽい所が超絶かわいい
アキオがどれだけ弱音を吐いたり皮肉を言っても、クマが全て溶かしてくれる。クマのクソデカ包容力には読んでるこっちまで包み込まれるようであったかい気持ちになった。愛だな〜
とてつもなく胸熱な救済BLで、エチは少なめだけど満足度がすごい
クマの双子がアキオのこと大好きで、彼らとのやりとりも終始ほっこり
じっくり歩み寄って結ばれる2人を見れてめちゃくちゃ幸せやった
アキオとクマの2人なら、たぶん、いや絶対これから愛の日々を過ごせる。
番外編の「あいの日々のはなし」も必読です❤️
後輩のクマの家で居候になりながら、漫画家のアシスタントとして働き出したアキですが、連載打ち切りのショックもあってか、アシスタントとしても、漫画家としても自信をなくしかけています。
アキがクマに「キス位してやろうか」とけしかける場面がありますが、それを本気にしてしまうクマは本当にアキのことが好きなのですね。
毎日状況が変わる中で、それでもアキと一緒に居たいクマが、「じゃあ毎日答え合わせをしましょう」と言った台詞が印象に残りました。
アキの描く漫画、クマの書くラノベ、「かくこと」の辛さも楽しさも見えてくる一冊です。
上下巻読んでの感想です。
攻めが受けに執着して溺愛する作品が大好物なので、アキ先輩にはクマじゃなきゃ、クマにはアキ先輩じゃなきゃというのがとても良かった。
学生時代、現在、再会、挫折、転職、再生、作家、漫画家、子供、親子、結婚、離婚、元嫁と色んなことが登場しますがとっちらかってない。ちゃんとまとまっていてとても読みやすい。もうこれだけで凄いと思いました。そこにちゃんとBL要素もしっかり入っていて脱帽!!
上巻、紙コミック43ページからのアキ先輩のセリフは何度読んでも胸が苦しくなり感情が溢れて泣いてしまいます。
私は創作側の人間ではないので消費者側にあたるのだけど好きな作家様にはちゃんと「好き」を伝えなきゃ!!そう思えました。
上巻では大きな広告の前をうつむきながら1人で歩いていたアキ先輩、下巻の最終話のラストでは...。このシーン絶対に見比べて欲しい!!!!!!!
本編はちょいちょいシリアスな内容になるんですがカバー下は甘々だったりコミカルです。特に下巻の表紙側のカバー下.....分かる、それな!ってなりました。下巻の書き下ろしも、かわっっっ!!
紙コミックで購入
攻めやアシさん、周りの人に助けてもらいながら、どん底だった受けが快方に向かいます。
漫画がトラウマで嫌になりながらも、漫画を捨てられない。
そんな葛藤がすごく面白かったです。
後半では元嫁の登場。
とはいえ、先輩との仲も応援してくれそうなとてもいい人でした。
あと、受けと会えなずにいた時のエピソードも攻め視点でありました。
上巻ではエロがなかった分、下巻は一回のみですがページ数が多いのものがありました。電子は白抜きです。
内容も本当に良かった。
良かったんですけど…!欲をいえば…!
二人の合作漫画(?)がどうなったのか見たかった…ッ!
というのも、ラストは攻めの作品がアニメ化し、攻めだけが夢を叶えたエンド。
その後、受けも一緒に暮らすことになって幸せな日々が訪れるのですが、あれだけ壮大に描かれたシーンの漫画がどうなったのかすごくすごく気になります。
電子の特典では描かれていなかったので、どこかで分かるのだろうか…。
上巻から引き続き。
漫画家としての夢に破れ、人生どん底のところを
偶然再会したかつての後輩・クマに救われた彬夫。
クマとその子供たちとの暮らしの中で温かさに触れて癒され、
後輩漫画家のアシスタントとして再起の一歩を踏み出した彬夫ですが…。
上巻で彬夫への想いを告げたクマ。
彬夫が恋に、漫画に臆病になり、自分を無価値な存在と否定してしまう度
バカ正直でまっすぐな愛で彬夫を包み込むクマのスパダリ化が著しかったです。
下巻では他の男性への嫉妬や過去回想が入ることで、
実は彼がかなり依存度高めの執着攻めだったということが発覚します!
見た目がほんわかした印象で性格もヘタレ気質なので、
危険度は皆無ですが、一歩間違えばストーカーになっていたかも(笑)
ただ、その心中はちょっと複雑でした。
学生時代、淡い恋心を抱いていた彬夫には結局気持ちを
伝えられないまま音信不通になり、結婚して子供をもったクマ。
だけど、それでも彬夫を忘れることはなく、
壁にぶち当たったとき、苦しいとき、事あるごとに
彬夫のことを思い出し、乗り越えてきました。
その後、奇跡的な再会を果たし、現在に至るわけですが…
うーん、なんでこんなに好きだったのに結婚しちゃったんだろう?
嫁に対して愛はあったのかな?
本人曰く恋を自覚したのは最近とのことですが、それが本当なら鈍感すぎる!
回想を見る限り高校の時点で既に芽生えている気がするのに…。
彬夫を慕う気持ち自体には最初から最後までブレは全くないのに、
その行動にはブレを感じてしまって…ちょっとモヤっと感が。
一方、上巻ではクマからの告白に戸惑うだけだった彬夫も
下巻ではその一途で献身的かつヘビー級の愛に次第に絆されてゆきます。
漫画家の仕事が上手くいかずに苦しかったとき、心折れてしまったのは
誰よりも自分の才能を信じて応援してくれたクマがいなかったから。
そして、今度こそ、もう二度と彼を失いたくないと気付いたとき、
自分の中のクマへの恋を自覚した彬夫。
あ~ここまで長かったぁ…。
10代の頃からゆっくりと、遠回りをして、
ようやく実った恋なだけに喜びもひとしおでした。
恋の実りに合わせて、漫画家としての道も再び歩み始めた彬夫。
空っぽなんかじゃない、まだ描ける、と涙を流しながら
一心不乱にペンを動かすシーンはじんとくるものがありました。
ラストでは可愛い子供たちに囲まれ、本当の家族のようなクマと彬夫。
仕事でも小説家と漫画家として、パートナーになれたということかな?
スタートの絶望が嘘のように愛と幸せに満ち満ちたエンディングで、
まさにタイトル通り、“愛の日々”を描いたお話でした。
クマ一家といい、彬夫の元アシのハヤシさんといい、
彬夫の周りには懐が深く、どこまでも心の優しい人ばかりでした。
特にハヤシさんは同じ漫画家として彬夫を救う言葉をくれたり、
いかにもモブっぽい外見の割にとても重要な役どころでした。
ちなみにこんなにほんわかした雰囲気のお話ではありますが、
両想い後には彬夫とクマが結ばれるシーンもしっかり描かれております。
1回きりではあるものの、そこそこのページ数が割かれ、
愛と色気と熱がぐぐっとこもった濡れ場でございました(*´艸`)