【特典付き】【イラスト入り】
あらすじを読むとわけもわからず強引に体を奪われちゃって、無理やり始まりなのか?と思いましたがちょっと違いました。
センチネルやガイドバース系は読んだことがあり好きな世界なのですごく楽しく読めました。
美容師として働いていた真幌が突然自宅で強盗にあいます。助けに来たのは中学から音信不通になった幼なじみの侘助と同僚、pcbという組織で働く特殊能力に優れたセンチネル達。
何もわからず真幌はpcbの施設にそのまま強制連行されてしまいます。
侘助からの純粋な好きという気持ちと強引なアプローチに加えて突然の環境の変化に真幌はとまどいます。お話が進むにつれ謎の世界だったpcbについて学んでいけるような展開なので、センチネルバースに馴染みがない場合でも読みやすいと思います。
事件の謎がまだ解明していない部分もあり、またバディとして活躍する姿をもっとみたいです。
鴇先生のファンタジーが大好きです。
腐友もこぞってこのセンチネルバースが好きだというので楽しみにしていましたが、ほんとにおもしろかったです!
様々な色の描写、かわいい伴獣たち。
侘助が真幌一筋で他のガイドを全く寄せつけず、
脳内でアレコレして凌いでいたのが良かったです笑
"うわさのまほろ"の種明かしは笑いました♡
狗さんとウサさんがモフモフ仲良くじゃれ合ってるのも、もうほんとにかわいすぎました!!
脇の登場人物もそれぞれキャラがたっているので
それぞれを主にしたお話も読みたいです!
あとがきを読むと、著者脳内に、シリーズで続編を出す構想あり
始まりの巻は、山狗編
異質な容貌から、幼い頃から虐めを受けていた侘助。
二才年上の真幌は侘助が話さなくても気持ちを理解できる親友
真幌の中学進学、侘助は全寮制の学校へ転校、
それ以後会えなかった二人が、真幌が事件遭遇の日に再会。
侘助は、銀毛の山犬が伴獣
ツガイ契約が成就すると、薬指に唐草模様が現れる。
山狗編では、真幌の薬指に発現
侘助は、狼じゃなくて山狗。 犬神という意味みたい。
蛇編の主人公、白滋が真幌の世話役として登場
鴇六連先生の作品は初読みだと思っていたんですが、「黒鳳凰の愛する小鳥」と「白金鳳凰の愛しい勇鳥」を読んでいました。どちらの作品も凄く良かったと思い出しました。汗
こちらの作品は6月に続巻が発売されると知り電子書籍で読みましたが、センチネルバース自体が初めてだったので、合わなかったらどうしようと始めは思っていました。
そして初めて出て来る単語に案の定四苦八苦するし、途中までの真幌の勘違いに苛々してこの受け嫌いになりそうとまで思ってしまいました。
ところがです。佗助と同格の白慈が関わって来てからグッと面白くなるではありませんか!この白慈というキャラが大好きになっていました。www
この白慈のお陰で真幌の誤解が解けて、侘助を真幌が救ってからの契約までの流れに感動しました。異能者と伴獣の関係も凄く面白く、真幌と侘助の伴獣が仲睦まじくて可愛かったです。
もうね、私の拙い知識では「東京センチネルバース」の面白さは伝えきれませんので、まだ未読の方は是非読んでみて下さい!
6月の続巻はタイトルから白慈が主役ではないかと思って今から凄く楽しみです。
今作で真幌と侘助が話していた謎の光や音が次作で明らかになるのか凄く気になっています。
センチネル・バース。最初に設定説明があるのでわかりやすいです。SFっぽくもオカルトっぽくもあるのが興味深く面白い。目覚めた能力者達が勝手に集められ国のため正義のために尽くす。秘密情報局の秘密基地みたいでワクワクします。
戦闘能力が高いのはセンチネルで、戦ってきたセンチネルを癒してあげて力をコントロールするのがガイド。センチネルは強いけどつがいになったガイドがいなくなれば生きていけません。まあざっくり言うと。つがいを作らず、フリーで働くセンチネルやガイドもいます。
真幌は美容師の夢を叶えるために一生懸命だったのにいきなり連れてこられて、ガイドの仕事の研修を受けて研修の最後にセックスを見せられて、「これが1番回復させられるのよ」みたいに言われて気の毒でした。でも見た目がおしゃれで華奢で元々そっちの気があったんだろうなとも思いました。侘助の事も元々大好きだったし。
運命の2人は相思相愛で良かったけど、イラストで2回も出てきてキャラの立っていた白慈。シリーズ2作目の主役はきっと彼だと思うけど、攻め受けどちらで登場するのか。多分受けだな。イラスト可愛かったもの。美馬局長とか一色とかも美形っぽかったし、大人グループもどういうカップリングなのか気になります。全員イラスト見たい。変わった苗字のキャラがたくさん登場するのは少年ジャンプの漫画みたいです。キャラが多いので最初に登場人物紹介がほしかった話でした。