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地雷もありそうだったので分冊にしようと思いましたが、コスパ的にこちらの方が良かったので購入、正解でした♪
両片思いか出来上がっている相思相愛カップルしか出て来ません。一方的な押し付けや陵辱は無く、特殊プレイへの姿勢が私の考えや嗜好性と合っており、不快感無く楽しめました。以下、各作品の感想です、独断ですが特殊性癖度も併せていきます。
「窒息性愛、気絶するほど愛されたい。」 特殊性癖度 ☆☆☆☆
首絞めプレイ苦手なので不安でしたが、超ニコニコ笑顔で帰宅するポジティブドM受け!杞憂でした。
全体的にSMプレイ、これを「与える側」である攻めの視点で描いているのがポイント。表面上だけ見たら痛々しく支配的なプレイも、攻めが何を思っているか?が描かれているとガラリと印象が変わります。欲求を満たしてあげたいし性癖を否定したくない、でも危険を伴うプレイなので受けを守りたい…そんなギリギリの狭間で上手くバランスを取りながら営む攻めの深い愛情がある。
首絞めは最後の10秒、これも二人で決めたルール。その後は受けを気遣う攻めと、キラキラ目を輝かせながら次にしたいプレイを語る受け。合間には攻めが受けの事を好きな理由も描かれ、互いの事を理解し想い合う強い絆が感じられて予想外に良かったです。
「ラブ・欲望・バカンス。」 特殊性癖度 ☆☆☆☆☆
これも苦手そうでしたが面白かったです。大好きだからこそ壊してみたい、大好きだからこそ壊されたい、自分と同じになって欲しい…受けの性癖に通じる破壊衝動的心理。それに目覚めた幼なじみ二人の過去、きっかけを交えながらストーリー性のある特殊エロを楽しめる作品。
器具で口を開いた状態に固定し、喉への玩具挿入やイラマがメイン。こちらは受け側の視点で、喋る事が出来ないので心で思っている事として描かれ、嬉しい、気持ちいい、もっと欲しい…望んで行っているのが解り安心して読めました。ほんのり仄暗く歪みながら、これも相思相愛で良かったです。
「発情ネコの甘いしたたり」 特殊性癖度 ☆☆
異種交配がテーマですが獣人モノが広く普及したBL界に置いては、あまり特殊性癖感はしませんでした。ですがBLという枠を超えて客観的に見ると、生物的種族の違う者と交わるのは一番特殊性癖度が高いと言えるかもしれませんね。
隊長×副隊長の主従ラブ、攻めの独占欲と受けの片思いの切なさを楽しめる作品。美しい絵で描かれるお顔と肉体美、色気あるHシーンを堪能出来て目の保養にもなりました。
「足の先まで愛してる。」 特殊性癖度 ☆☆☆
仕事場で出会った色っぽいモデルと風俗で再会モノ。バニー衣装のストッキングが足フェチ要素に活かされ、太腿責めや足コキも楽しめます。
個人的には受けより小柄で慣れて無さそうな攻めが頑張る姿と、体格良いバニー姿で抱かれたがりの受け、と言う部分の方が性癖にヒットしました。割とガチムチ系になるかと思われ、肉感的で勢いあるエロも加え、その界隈では定番の萌え属性が多々含まれ安心の萌えでした。
「紳士はスーツのままのSEXがお好き。」 特殊性癖度 ☆☆☆
スーツを着たままで、にこだわり抜いた作品。広がる夜景に向かってガラス張りの窓に手を付いてのプレイはロマンティックながらも、外から見えるかも?&ガラスに映る自分の姿でW羞恥プレイ要素もありますね。Hシーンの動きや書き込みがあっさりしており、もう少し熱量が欲しかったかな。
先入観に囚われず読んでみたら、全作品楽しめて良かったです!