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シロクロメルティワンルーム

sirokuro melty oneroom

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表題作シロクロメルティワンルーム

リョウ,黒瀬涼,25歳
ケイト,白石慧人,25歳

その他の収録作品

  • シロクロメルティバスルーム…描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下漫画…ケイトの部屋の間取り図,学生時代のリョウとケイト

あらすじ

俺達はもうずっと狂っている
「一生一緒に生きよう、このワンルームで」
大好きな君と強制的同棲生活(※監禁)はじめます

愛してる、だから閉じ込める

所属するバンドの解散ライブ後、高校時代の親友であるケイトと飲んで酔いつぶれたリョウ。
目が覚めると、全裸でベッドに手足を繋がれ、ケイトに逆レイプされていた。
気弱で大人しかったケイトが、恍惚とした表情で自ら腰を振り、愛を囁く。
リョウは不安定なケイトを刺激しないように監禁生活を送るが、
実は長期にわたって綿密に練られた計画で…?
――これは、独占欲が極限まで達した男達の囲い愛。

作品情報

作品名
シロクロメルティワンルーム
著者
ハルタJACK 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415262
3.8

(41)

(13)

萌々

(12)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
155
評価数
41
平均
3.8 / 5
神率
31.7%

レビュー投稿数8

ある意味、光属性?!

ちるライブでご紹介されてる時に、あるリスナーさんが
『闇・病み×闇・病み=光』
っておっしゃってましたが、その通り!!!!

穏やかに始まるストーリーも、そこかしこにゾクゾク感の種が忍ばされて、回を重ねる毎に一つ一つ芽吹き、ある意味ふたりだけの甘い箱庭『メルティワンルーム』の完成!!

究極の両片思い
究極の共依存
究極の執着心
でも、その『究極の』が向く相手は、愛する貴方だけ。

見た目も性格も『白と黒』なくらい違うふたりだけど、愛故にふたりでひとつになるくらい互いに狂って生きているゾクゾク感が堪らず最高に心地よい。

0

いろんな意味でゾクゾクした!

いや!想像してた何倍も面白かったです!
試し読みで読んでた際は,ただの監禁話かと思っていましたし,大体監禁を設定にすると良くなってくか悪くなっていくかの2択しかありません。ですが,まんまとやられましたわああ笑 そうきたか笑
ネタバレしたくないので何も言えないですが、
想像してる展開にはならないと思います!
そしてそこが面白い魅力でもありますね。

0

辿り着いたのは幸せ

大好きなリョウを身動きできないように拘束し、逆レイプしているケイト。そんなちょっぴりゾクッとするところから始まる拗らせ愛のお話でした。

幼い頃、最初に出会ったときから求める気持ちは変わらず。再会してからふたりだけの世界に向かうまで、こんなに想い合うことができるなんてすごいなぁとただただ感心してしまいました。

きっと邪魔する人たちも居なかったとは思いますが、ひとつずつ可能性を潰して完全にふたりになること。それが彼らの望みだったんだろうな…。

閉じ込めておきたいほど好きで、一生一緒にいたくて。その願いが叶ったふたりはこの上ない幸せの中にいるのでしょうね。
リョウもケイトもめちゃくちゃ歪んでいるのだけど、でもその愛情はお互いにだけ向いているのでふたり以外誰も傷付かないという…
ちょっぴり不思議な感じはありますが、ものすごく幸せなカップルのお話だったんじゃないかなーと思いました。

0

前作よりは良かったと思う…

絵は凄く好みなんですよ。綺麗で今の流行りに乗っているというか…。犬歯の描き方とか好みの方が多いと思います。

ケイトの一方的な愛情でリョウが被害者と思いきやそんな事も無くて、途中で立ち場が逆転するんです。なので優しい言葉を吐きつつ、いつかリョウがケイトを裏切るのではとドキドキしながら読み進めました。
この2人は高校時代からの親友なんですが、実はもっと前に出会っていて…というお話でした。

ほぼ2人だけで殆どケイトの部屋の中だけでお話が進んで行きます。一方だけが悪いのではなく、どちらがいつから企んでいたのかのどんでん返しの連続なんです。

カバー表紙のイラストやハルタJACK先生の作風からダークで痛い内容ではと想像してしまいますが、決してそんな事はなくて、お互いに相手しか見えてないので2人は幸せなんです。

前作の「路地裏のバラッド」が中途半端で描き切れてない印象だったので、それに比べたらまだリョウとケイトがああなった理由がキチンと描かれていたので良かったと思いました。

でも、この2人はこれからどうするのだろうとか、非現実的な側面ばかり気になってしまいました。

シリアスでダークな予定からかなりマイルドになったとあとがきにありました。でも、思いっきり突き抜けた内容にした方が名作になったのではと思ってしまいました。

5

相思相愛、相死相逢

 広告で見た狂気染みたケイトから気になって。顔のパーツがはっきりした表情豊かな絵が好みでした、各話の扉絵も力が入っていて良かった。
 激情溢れるHシーン自体がストーリーの大半で、それと回想シーンだけで殆ど出来ているような極端な作品。

 監禁と言う大胆な事をした割にケイトは情緒不安定気味、リョウの言葉を信じず否定的になる面も、ヤンデレの面倒くささが上手く表現されていたと思います。
 酷い事をされているはずなのに、憎みもせずケイトと向き合い、語り掛け、気持ちを引き出すリョウは、一見とても包容力のある男前に見えました、ところが…。

 中盤から明らかになるリョウの本当の姿、白と黒のように住む世界も反対に見える二人が、根本の部分は実は似た物同士だと言う事が解ってくる。愛情不足で不自由な家庭環境も、互いに対する計画的な行動も、失う事や離れる事への不安や恐怖、怒りの感情もそっくり。
 傍から見れば異常な執着も、相手も同じ気持ちなので無問題の相思相愛!二人は歪んだ愛をぶつけ合うように交わり続ける、この部屋は二人だけの世界。

 先にも後にもお互いの事をここまで理解し愛せる人は現れないだろうし、その間には誰も踏み込めない、離れてもまた出逢うを二人は何度か繰り返し今に至る。
 運命の相手とはこのような二人を指すのかもしれない、生まれた時から死ぬ時まで、まるで磁石のように引き合い、互いの手と手が見えない鎖で繋がれているかのように…。

 拘束がある以外は恐ろしいプレイは無く、若干胸焼けすら覚える甘々でラブラブなお話に感じました。ただ、一般的なソレより発せられる言葉やその形が異質なだけであって…。
 もっとゾっとするような怖いお話で読んでみたかったかなとも思いますが、ヤンデレ同士のカップルと明るめの監禁という矛盾したような独特のテーマは斬新でした。

2

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