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表題作アクトアウト(下)

(受け攻めなし)ヴァシリー・ラザレフ,振付師
(受け攻めなし)名雪いばら,フィギュアスケーター

その他の収録作品

  • GARA/あとがき
  • カバー下:キャラ紹介

あらすじ

世界選手権を終え、迎えたシーズンオフ。いばらとヴァシリーは来季の話をするためいばらの母親のもとへ行くことに。いばらとよく似た顔の母親、志帆子。一見、普通の親子に見えるものの、その会話はどこか歪で…。一方、ヴァシリーのもとに父親の訃報が届く。なぜか葬儀への参列を頑なに拒むヴァシリーだったが、結局、いばらとともに故郷ロシアへ出向くことになり…。いばらとヴァシリーが互いの正体に触れた時、その出会いは運命に変わる。

作品情報

作品名
アクトアウト(下)
著者
冬房承 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
FEEL COMICS【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784396791711
4.2

(5)

(3)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
21
評価数
5
平均
4.2 / 5
神率
60%

レビュー投稿数1

ナニはないけど なにかある

情報でお名前みつけて
あ~やっとこっち方面のお話を描かれたのか…と あまりの嬉しさになぐり書きです


ぶっちゃけこの【アクトアウト】にBがLしてキスやハグってのはないです
ただ うまく育てばそっちにいったのかな っていうふたりの繋がりはできはじめてたんですよ


高い技術は持ちながらもジャンプに失敗が続くスケーターと新たにつけられた振付師
スケーターと振付師 この組合せに思い出すアニメもありましょうが内容ぜんぜん違いますからね

何せあたしが好んで読むようなお話です 言わずもがな明るさ皆無
愛されることを知らず心に傷を持ちながら そこに没頭するしか自分の居場所をつくれなかったバレエダンサーと跳べないスケーター

読み込めば読み込んだだけ 抱えるものの深さ歪みを見せつけられ

彼らが抱えた生きづらさはもちろん 精神的負債につながるいろんなもんの詰め合わせがほんとに丁寧に描かれていて ふたりがより深い絆を育んでいくのがよかったんですよ

なのにさ  

過去と向き合いいざ日の当たる場所へ 貴方と自分の為に ってところはきちんと描かれてたし
駆け足気味でも上手くまとめたなと唸りはしたんだけど まだまだ滑走しただけ 本番はこの後すぐッ!ってところで終わっちゃって


何があってこんなかたちで終わったかはわからないし 作家さまの心残りは痛いほどわかる
もっと読みたかった欲でこっちの方が悔しくなって

でも これを読んでいたからお名前みつけて迷いなく6月の新刊購入即ポチできたし
あぁ ほんと楽しみ 正直言えばこの続きを期待してたんだけど

いや 見ようによっちゃ? 未来へ続く含みのある終わり方だったので まだまだ期待は持ち続けますよ ほんとに面白いので  

5

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