電子限定かきおろし付
少し不思議なお話、人外物に定評のある朔ヒロ先生初のオメガバース作品です。
こちらの作品も王道路線から少し外れていて…
でも王道にも引けを取らない尊くてピュア過ぎるラブストーリー。
フェロモンが結晶として視えるちょっと強気でヤンキーっぽいけど実はウブでピュアな、そして少し不憫な少年・朱音純多と彼が通っていた中学の養護教諭のβ・牧瀬実のお話。
※ネタばれ触れますのご注意を
ヤンキーっぽく見えるけど実はウブな純多がもう可愛いんです…
そして不憫さもあるので見ていると幸せになって欲しくて仕方ない(笑)
そんな彼の初恋の相手が中学時代の養護教諭・マキ先生。
彼は透明なフェロモンを持つβなのですがそれにも秘密があります。
物語通してこのフェロモン・結晶が重要なキーになっていて色にも意味があったりと本当に朔ヒロ先生ならではのオメガバースになっていてとても良かったです。
5年振りの再会、そこから動き出すピュアで尊いラブストーリーなのですが独創的な設定や演出、お話の構成が凄く良かったです。
少しずつマキ先生の事、彼の性質 透明な結晶の理由なども明らかになって行きます。
そして中々交わらなくてすれ違う二人の想い、
特に純多が切なくて胸がキュウっとなりました。
でも終盤はマキ先生男前でカッコ良かったですよ!
個人的には最終話で二人が結ばれたシーンが最高に印象に残りました。
そのページを読めば直ぐに分かると思います(笑)
とても目を奪われ心惹かれるシーンでしたので…
こういう感じのオメガバース作品はあまり記憶に無いし、これだけオメガバース作品が溢れる中でこういった作品を読めるのは嬉しいですね。
Ωとして不憫な部分はあるけどオメガバース特有の心が疲れる程の鬱要素も特にないですし何より純愛なので是非読んでみて欲しいです!
推し作家様の朔ヒロ先生のはじめてのオメガバース。
めちゃくちゃよかったです…!!
フェロモンが結晶化して見える特異体質のΩの朱音と朱音が中学の時から想いを寄せている養護教諭でβの牧瀬(マキ)先生。
先生と生徒だったふたり。
朱音が19歳の時に再会をするのですが…。
丁寧な心理描写ももちろんですが、オメガバースを軸としてフェロモンが結晶化して見えるという設定がまた秀逸で!
朱音の真っ赤なルビーと先生の真っ青なサファイアの結晶がふたりのように繋がり混ざり合ったあの見開きのシーン…、カラーで見たかったなあと思いました。
魅せ方が素敵すぎる…!
そして、『噛み砕く』というワードが…、めちゃくちゃ効いていて。
朱音の人生においてあまりいい印象ではなかった結晶を最愛の人である先生が噛んで砕く。
胸熱すぎて、はああ〜…って感嘆のクソでかため息が出ました。
そして、先生の既刊よりも少しエッチシーンが激しめに感じてドキドキ…!
そんなエッチなところを堪能してから、名前呼びがくるかな〜、と、ワクワクしていたらまさかの名字呼びすて…!
そ、そっち!?、と思ったのですがなんだかふたりらしくて微笑ましいしいいか〜、と。
描き下ろしで先生からの名前呼びがあったので満足です。
せつなくてあたたかくてとてもキレイなお話で、ラストの朱音の晴れやかな笑顔に目頭が熱くなりました。
朔ヒロ先生の描かれる豊かな表情がすごく好きです…。
先生の前でだけ緩む朱音がほんとにかわいくてたまらん。
まだまだふたりのお話が読みたかったな…、と思いながらあとがきを読んだら続編が決まっているとのこと。
え〜、もう嬉しすぎるんですが!
かすみ楼シリーズも楽しみですし、大好きな朔ヒロ先生の作品をこれからも読めることができるのが幸せです♡
一年以上先ということなのですが全然待ちますし、生きる糧にしたいと思います!
数あるバース性の中でもメジャーであるオメガバース、昨今は違いを出す為に独自の設定があったりと、まだまだ奥深さの沼を魅せるバース性に、漫画だからこそ、この設定が美しく生きる。
フェロモンが目に見える、しかも『結晶』となってその人から漂い、色や大きさ、匂いまで、全ての人のフェロモン結晶が生まれつき見えてしまう朱音純太と、朱音にとっての中学の頃の養護教諭牧瀬実との五年ぶりの偶然の再会によるふたりの時間が動きだす。
朱音にとっては唯一結晶が無色透明で居心地のいいマキ先生が『初恋』が偶然の再会により再燃し抑えられないが、マキ先生はマキ先生で何やらままならない事情があるのだが、、、。
タイトルの『ルビーレッド』は朱音のフェロモン結晶がその色で(だから名前に『朱』が入ってるのかな?!)、『噛み砕く』ことによってマキ先生と朱音、ふたりそれぞれのコンプレックスが噛み砕かれてふたりの幸せが観れてよかったです。
朱音のお友達の叶芽さんのスピンオフ希望。
紙ー修正、ライトセーバー。
↓ネタバレ含みます
レビュータイトル通りメインの二人の性格もあって、全体的に優しい世界観のオメガバースでした。読み終えた後に温かい気持ちになれて読後感も良かったです!
今作の特別な設定として受けの朱音は人のフェロモンが結晶として見える特異体質です。そして攻めの牧瀬先生は無色透明な結晶を持つ養護教諭。結晶で溢れた生活で疲れた朱音はそんな牧瀬先生に惹かれ、学校を卒業して数年後に再開するところから始まるお話です。
朱音がとても健気で可愛い!Ωであることでも結晶が見えることでも辛い思いをすることがありますが、先生の前で見せる笑顔などの表情に好きが溢れています。グイグイ行くところは行きますが優しい子で心から「幸せになってくれ…!」と願いました。
牧瀬先生はとてもとても優しい人。彼の結晶が透明なことには理由があるのですがその理由も優しくて…。朱音に振り回されつつも最後は見せ場もありでよかったです。
お互いの人生にはお互いが不可欠で、相手のことを大事に思える二人でした。幸せなハッピーエンドで良かったです!
フェロモンが結晶で見えるという特殊設定が見事に活きている作品でした。読み終えた後にタイトルを見るとこの作品に的確なタイトルだなぁと思います。そして読後に裏表紙から裏表紙側の袖の部分にかけてのところ気づき嬉しくなりました。全編カラーで見たくなる作品でした。
そしてそして続編が決定しているとのことです!(続編を待たずとも今作自体で綺麗に終わっているので、その点は安心してください!)読み終えるのを寂しく思ってしまうほど大好きな二人だったので嬉しいです。まだまだ先のようですが今作を読み返しつつ楽しみに待ってます!
作家様買いです。
朔ヒロ先生のオメガバースものということで
すごく楽しみにしていました(*´ω`*)
フェロモンが肉眼で見える朱音。
人の身体から宝石みたいな結晶が出ていて
それを朱音は見ることができます。
結晶は人それぞれ色が違うみたいです。
その話を朱音がした先生が養護教諭の牧瀬先生で、
5年後に奇跡的な再会をしたことによって、朱音の恋心が動き出します。
いやぁ!すごくよかったです…!(*´ω`*)
朔ヒロ先生の作品って全部泣ける場面があって、
今回も豪快に泣きました。
朱音の気持ちを考えると、すごく辛くて切なくて悲しくて
涙無しでは読めませんでした。
最後は牧瀬先生が男らしくばしっと決めてくれてよかったです。
もっと二人のお話が読みたい!と思ってたら
まさかのあとがきで続編決定の知らせ!!!
とても嬉しかったです(*´ω`*)
期間が少しあいてしまうとのことでしたが
二人のお話が読めるのならいつまででも待てる!という気持ちです(*´ω`*)
今回も素敵なお話が読めてよかったです。