電子限定かきおろし付
作者様買いです!
本編も良かったですが、本編描き下ろしと、電子限定描き下ろしがもう2人がかわいくて、ハートを撃ち抜かれました!
ストーリー、美しい絵、エロ、テンポなど、全てにおいて、なんというか自分にとってバランスが良くて、読後感がとても良かったです。
そして、マキ先生も、朱音も、友達の叶芽も、性格が良くて、好きでした。
マキ先生のビジュが好きです。
普段の理性的であろうとする姿勢と、真面目で優しい、まさに朱音が言う天使みたいなところも良い。
常に先生として、自分を律していようとする努力が涙ぐましかったです。
自分のことを無条件で頼ってくれた朱音に、**今は言えないことも多いから**。
生徒とか未成年とか、、、
一方の朱音は素直で、男らしい。
透明な結晶のマキ先生に安心して、子供の頃から信頼している。
先生と再会して、泊まってくれた時の先生の対応に安心して、ずっと抱いていた好きな気持ちを噛み締めていたり、先生に告白し、答えがもらえなくても、先生の家にいき、距離を詰める。
抑制剤の副作用で、Ωに対して過剰反応してしまった先生が理性を失ってしまう場面。
朱音は薬の副作用だとわかった時、自分の気持ちを押し殺しても、先生の大事にしてきたことを守ろうとして、先生のもとを去るところ、男前でカッコいい、涙。
恋人になってからの、朱音のマキ先生に対する照れとか、もう先生のことが好きすぎる気持ちがダダ漏れで、かわいい〜。
こういうところですね、マキ先生が惚れるのは。
続編があるようなので、楽しみにしております!
2023年1月3日に読破。
新年一発目で大物当ててしもうたわ…と当時は大いに驚愕したものです。
しかも7月発売なのに1月ですでにちる点1000越えてた!スンゴw
まだまだ自分の知らない名作が この世にはあるのだなぁ。byみ◯を
My神作リストの中で例えるならば「憂鬱な朝」とか「艶めく闇と溺れる光」シリーズ、「辺獄のカレンデュラ」「ラブネスト(無印/2nd)」「繋いだ恋の叶え方」とか、それくらいのレベルのトータルバランス&満足度でした。
つまり絵のキレイさ(特に攻めが美麗ー!)・ストーリー&設定・キャラデザ&性格・えr 全部良い。
さらに色の意味・秘密明かし・伏線・タイトル回収、もうカンペキでした…。
これだけでもスゴイのに、巷に溢れるオメガバの設定に独自の解釈・要素を追加なさってるので 他の追随を許さない唯一無二の作品となり、それが朔ヒロさんの美麗な絵との相乗効果で さらにすごいことになっとる(語彙力
「BL AWARD 2023 ベストコミック部門19位」受賞作品なので、納得のクオリティでした。
クリスタルについては、オーラが見える人っているって言いますよね?ああいうものかと納得しました。
とにかくもう、どちゃくそオススメです。
描写は尽くしてあるのに駆け足に感じてしまいました。
自分には主要登場人物が恋をする、恋に落ちる描写がしっかりないと納得できないようです。(そんなの知らん!ですよね?)
牧瀬の再会してから朱音を恋愛の意味で好きになる理由が一読では物足りなかったです。
というか、牧瀬サイドの過去やあの頃の朱音への気持ちももっと深掘りしてあったらなあと。
朱音のあの時の言葉でずっと牧瀬が強い薬を飲み続けてたのが、朱音を特別だという理由には納得ですが。(何様ですよね?)
朱音がΩなのに項を守らず一人暮らしでバイトというのが牧瀬は心配なんですよね?
毎週会いに来て可愛くて…ってこと?
読解力がないのを疑問形でさらしてるようで、申し訳ないです。
続編連載再開ということで読み直しレビューです!
バースに関わらずフェロモンが宝石のような形で目視できてしまうことに子供の頃から苦しんでいるΩの朱音。中学生の時に親身になってくれた透明のフェロモンを持つマキ先生と再会を果たしたことから始まる物語。
Ωである朱音は守ってあげたいタイプというよりもバースになんか振り回されてたまるか!という強気なタイプ。喧嘩っ早い面がある一方でマキ先生を前に強引に迫りきれなかったり、マキ先生を思って引いてしまえる優しい一面もある応援したくなる受けでした。
対するβであるマキ先生。朱音を前にしたマキ先生は典型的ないい人、優しい人、善人という印象で焦ったり照れたりはするものの恋愛として踏み込ませてはくれない壁みたいなのを感じるあくまで先生でいようとする攻めでした。だからこそラストで先生という顔を脱いで朱音を本気で求めてきたマキさんの必死さがあまりにもカッコよくて瀕死です…
結晶が見えるという設定も相まってどこかロマンティックな印象を受ける作品です。続編も本当に楽しみです!!
オメガバースプラスアルファ要素です。
主人公Ω朱音くんはフェロモンが視覚化出来る特異体質で、宝石のような物が人から出てるのが見えるんだって。色とか形、大きさが様々で匂いもするから人が大勢いる場所は視覚も嗅覚も忙しくてしんどくなってしまうんだって。
他人から欲望をぶつけられた時も察知出来るから常に警戒心持ってて喧嘩っ早い。やんのかー?こらー?シャーーーー‼︎ってなってる猫ちゃんみたい。
喧嘩ばっかして傷だらけな朱音が唯一安心できる場所が中学生時代の保健室。そこにいる保健のマキ先生のフェロモンは透明でとても優しいから。
ほんのりとした恋心を抱きつつも卒業して連絡先もわからず19歳になって再会。初恋の思いが再燃して…。
朱音くん、中学生の時は陰キャ臭する地味メンだったのが、19歳になって色気増し増し美人になってます。職場の男性から狙われがち(ただし、お付き合い希望ではなく犯そうとしてるってのがロクデモナイ男たちだよ)マキ先生は変わらず。こちらも美人系。2人共私好みのキャラデザです。
朱音くんから見てαとΩのフェロモンは濃ゆい色でβは薄い色なんだって。なのに、マキ先生だけは透明ってなんか特別感あるけど、理由がありそうだなーと思ってたらそんな理由かーい!
でも、αもΩも抑制剤って飲むよね?飲んでる時フェロモンの色薄くなったりしてなさ気なんだけど?なんて考えたらわけわからなくなるから、まぁ置いとこう。
マキ先生はβだけど、α同士の両親から生まれた限りなくαに近いβなんだって。なので、α用のキツい抑制剤飲まなければΩに反応してしまうから副作用のリスクありつつも服用してたんだって。えー?実はαに転換されてたりしない?って期待しつつ読んでたんだけど違うのか…、いや続編でそうなるとか?と希望は捨てずにいます。
朱音くんの首を噛みたくなる衝動があるってαだからじゃないの?そうじゃなきゃただの性癖になってしまうよ。
この作品のいいところは、朱音くんだけの片想いじゃなくてマキ先生も朱音くんが特別な存在だった事。教師でいる自分に自信を無くしてた時に嬉しい言葉をくれたから。このエピソードが好きでした。
元教師と生徒の関係にこだわって拒んでいたマキ先生がこだわり捨てて素直に朱音くんへの気持ちを認めてからの暴走がすごい。アラサー男性だけど、一晩中抱くとか体力ありすぎやろ、あの見た目で。
そんなところも実はαじゃないの?と思わされてしまいます。
続編が決定しているそうなので続きを楽しみに待ちたいと思います。
シーモアで購入
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