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表題作銀の鳥籠 (上巻)

イーサン
安達彰吾、中学三年生、15

あらすじ

「ショウ。こっちにおいで」甘く優しいけれど、有無を言わせない声。この男が愛でているのは所有物である自分の姿形であって、自分が何を思っているかなど気にもしていないだろう。俺はこれからこの優しい顔をした男に貪り喰われることになる――。
学校からの帰り道、見知らぬ外国人に拉致された少年・彰吾は、自分が日本から遠く離れた異国の地へ売られたことを知る。そして、そこで彰吾を待ち受けていたのは、愛玩用の奴隷として生きる生活だった……。
残酷でありながらも切なく、無常さの中に光を見出す、衝撃の物語が遂に書籍化!

作品情報

作品名
銀の鳥籠 (上巻)
著者
更紗. (更紗) 
イラスト
斎賀時人 
媒体
小説
出版社
フリードゲート
レーベル
FG Mercury
発売日
ISBN
9784434306662
3.4

(20)

(10)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
3
得点
61
評価数
20
平均
3.4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数3

問題作と呼ばれていたので読んでみました!

またしても評価が難しい作品を読みました。

ちなみに、現在上巻までしか読んでいないなかでの評価です。


誘拐されて遠いアラブの国へ連れてこられた主人公は、まだ未○年。
まず、この設定だけでも賛否両論あるのは間違いないでしょう。


同級生の女の子も一緒に拐われて、まさかの追い込まれた状態でDTも処女も喪失。


ようやくたどり着いた先で待っていた主、イーサンは、思いのほか優しい人でしたが、、、


とにかく上巻は、主人公が辛い目に遭いまくっております。
逃げたいけれど、逃げられなくて、しまいにはイーサンを前にして悪態ついて発狂します。

けれど、手放さない宣言もされて、絶望に陥ります。


しかも、攻めであるイーサン以外との情事ありますので、苦手な方はご注意を。


唯一の救いは、イーサンが主人公に対して一目惚れ的な特別感を最初からずっと抱いていて、優しく接して(と、思うのですが、この作品を読み進めていくうちにこちらの感覚も「優しい」の定義が麻痺しているのかもしれない、、、)いるところでしょうか。


これが後に、どうLove展開へ変化していくのかが楽しみです。


あ!
400ページ越えですが、意外とサクサク読めます。
そして、イラストはお表紙のみです!
挿絵はございませんので、そちらもご注意を!

0

かなり問題作ですが面白いです!

アラブ系大金持ちイーサン×日本人美少年ショウ。

ごく平凡な生活をしていた少年がアラブの大金持ちに誘拐されて、砂漠の豪邸に閉じ込められて調教されていくお話です。

上巻では2人の間には愛はなく、ただただ受けや同じように閉じ込められた少年たちが理不尽な目に合うだけなのですが、すごく読みやすい文章で読み始めたら止まりませんでした。

攻めもほかの少年達とエッチしまくるし、後半まさかの攻め以外の男に身体を差し出す展開になりびっくりしましたが、すごく描写が上手くてで個人的には嫌悪感なく読めました。

決して万人受けする作品ではないので、人にはオススメできないですが、なかなか個性的な作品なので何でも許せる方には良いかなと思います。
私はなかなかお目にかかれない名作だと思いました。

2

下巻読むけど→次は中巻らしい…

尼によると次は中巻(!!!)らしいのでタイトル変更しました…中巻もくそったれ展開継続だったら泣く。



青い表紙に惹かれて購入。個人的地雷を盛大に踏んでいたので申し訳ないですが「しゅみじゃない」としました。下巻での改心を心から願っています。番外編が間に入って全430頁弱。

小さい頃から10人に会えば10人とも可愛いと言われる容姿の彰吾。ある日彼女と共に拉致され、連れてこられたのは中東と告げられたある邸宅。迎えた男は「君をここに連れてくるよう依頼したのは私だ」と告げ…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
美咲(受け彼女、序盤退場)、ワジム(受けの側仕え)、アドナン、ジョエルなど同じように囲われている子供複数。好きになれるサブキャラ無し。

++

とにかく読んでみようと突撃するタイプですが、これはあかん。上巻では無理でした。なんせ誘拐。間違いなく誘拐。15歳の子を誘拐。ネグレクトしている親とかじゃないです。ごく普通の幸せのほほん中学3年生。親という立場の方は、辛いのではと思うのでご注意いただきたいです。

しかも誘拐を指示したのが攻め。なんの罪の意識もなくコレクションしたいからという理由で誘拐。穏やかに受けを労り可愛がっている様子はありますが、所詮自分の持ち物として愛玩しているだけにしか思えない。

昔のアラブ作品とかで親から売り飛ばされてアラブとかはあったと思いますが、こんな純粋な犯罪行為をしている攻めは記憶ないです。マイナス100万点という印象で好きになれる要素が1ミクロンもありませんでした。誘拐するだけでも嫌なのにお客に差し出したりもしてますしね。不愉快すぎる。

胸糞悪いですが、攻めザマア展開を期待して下巻も読みますよ。受けに捨てられて縋りつく攻めをめっちゃ期待してます。久しぶりだわ、こんなキライな攻め。

14

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