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転生したら聖女じゃなく、騎士侯爵の偽恋人になりました

tensei shitara seizyo zyanaku kishi kousyaku no nise koibito ni nari mashita

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表題作転生したら聖女じゃなく、騎士侯爵の偽恋人になりました

デューイ・ラスソルド、侯爵家の養子で嫡男
平坂唱、実家である神社の鎮守の森からトリップした大学生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「私の恋人になって欲しい……」大学生の唱は、突然異世界転生してしまう。異世界の森で魔物に遭遇し絶体絶命の中、颯爽と現れたデューイに助けられる。侯爵家嫡男のデューイは唱にとある取引を提案してくる。それは彼の“偽"の恋人になって欲しいというものだった!! 侯爵家を継がないためにと、デューイの“偽"の恋人を演じているのに、なぜか彼のスキンシップは段々エスカレートしていって!?
イケメン騎士侯爵様と溺愛異世界ラブ

作品情報

作品名
転生したら聖女じゃなく、騎士侯爵の偽恋人になりました
著者
火崎勇 
イラスト
古澤エノ 
媒体
小説
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
カクテルキス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784866695112
3.2

(20)

(2)

萌々

(6)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
61
評価数
20
平均
3.2 / 5
神率
10%

レビュー投稿数6

転生ではなく異世界トリップ。

さらっと読み終わりました。

転生じゃなくて異世界トリップものなんだけど、見せ場とか盛り上がりがなかったな……。
受けにこれといった能力もないからかな?
受けの一人称で進むんだけどどことなく幼い感じで、てっきり高校生だと思ってたら大学生&成人でえ?!となりました。
そして、特に魅力を感じないキャラの一人称ってツライな…とも思った。
あんたの細々とした気持ち・感想はどうでもいい……と思ってしまうというか。

ラブ面でも特に盛り上がりがなく、本当にさらっと読み終わってしまいました。

あと、気になったのは二人も異世界(しかも一人は大事な跡取り)にやってきちゃって、元の世界は大丈夫なのかしら?と。
残された人たちの悲しみがどこにも書かれていないけれどなんだか気になりました。
思い返すと私が読んできた異世界転生とか、トリップものって、天涯孤独とか、自分がいなくなっても悲しむ人はいないみたいなキャラが多かったけれど、二人は元の世界で大切に育てられてきた人だったので、異世界で二人がハッピーに暮らしているにしても……と思ってしまいました。

おまけして萌で。

0

おう…

あれっ、あらすじに「突然異世界転生してしまう」とありますが、これって異世界転生ではなく異世界トリップでは…?

異世界転生→主人公は前世で日本人だった。今は異世界人。
異世界トリップ→ある日突然、日本人の体のままで異世界に行ってしまいました。

今回は日本人の従姉妹(実は妹)と主人公が日本人の体のまま異世界に召喚されたお話なので転生ではないんじゃないかなーと気になってしまいました。
それで、あとがきまで読んだら「転生ではないけど転生の方がキャッチーなので転生というタイトルとあらすじにしました。転生じゃないというツッコミは甘んじてお受けいたします」って趣旨が書いてあって、お、おう。なるほど…うん。おう。…おう。

●恋人のふりをする→本当に愛し合うようになる
とういう王道感は美味しい、楽しい
恋人のふりをしてほしい、の理由も「義理の父が良い人で自分に後を継がせようと言ってくれるが、義理の弟に穏便に譲りたい」という優しい理由なので好感。

●義理の父と弟と優しい家族関係いいなと思ってたら祖母様が…
トナエくん(受け)が、お話の都合で出てきました、な感じのわかりやすい悪役祖母様とバチバチ喧嘩しちゃって、執事さんに「絶対謝りません」って言って執事さんが「主デューイ様のお祖母様なんですよ、お客さまなんですよ」と代わりに謝る対応をする…、この事件がきっかけで若いメイドちゃんとかとは仲良くなる。帰ってきたデューイ(攻め)にトナエくんが何があったのか詳細に教える。執事さんが「お前祖母がトナエをいじめたのを詳しく報告しなかったな」と怒られる…なんか、ここがちょっと個人的に微妙に思えてしまっ…。

他の脇キャラのアランさんとか良いキャラだったので、いかにも「悪役ですよ」な悪役を無理に出して「嫌なキャラですね、嫌なキャラにガツンと言ってやってスッキリしましたね、周りのみんなも主人公の味方です」ってやられるよりかは、性格の良いキャラたちの心温まるお話を楽しみたかったなと…ここは完全に個人の趣味なので、すみません。

●あとがきで「この後のお話」が書いてあった
あとがきで、本編後にこんな展開が続きますっていう続きのお話がプロット紹介みたいに書いてありました。
なんだろう…ん?続きが出るけどこんな話になりますって話?あれ?続きは出ないけどこんな続きを考えたのでどうぞ召し上がれって感じなのかな?

ちょっと不思議な感じでした。

本当にこそこそと呟きたいんだけど、…(売れるから本当は中身転生じゃないけど「これは転生モノです」って札をつけて売る、みたいなのって…売り方としてどうなんだろう…)

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波乱少な目の御伽噺

火崎先生の文体が、幼い、TL調。
いつものBLの文体と異なるので、どうしたのかな?とおもった。

主人公は、女子(巫女)が継承する社家に生まれたじつは双子。
女子には巫力があるけど、男子の主人公にはない。
生まれてすぐ、養子に出された男子の主人公と、女子の叶は、瓜二つ。

或る日、叶と待ち合わせをして出かける、
・・唱は眩暈を感じて、気付くと異世界へ召喚されていた。
・・もう、元の世界には戻れない。

三日荒野を彷徨って、魔獣に襲われたとき、
 恐ろしいほどの美形の騎士に助けられ、騎士の館で介抱を受ける。
その世界では、同性婚が認められている。
騎士の依頼を受けて、偽婚約者-擬装配偶者-真の番と 唱の立場が変わっていく。
そして、謎の聖女と偶然城で遭い・・結末ハピエン。

御伽噺のような異世界溺愛物語。

0

異世界で生き延びるために

エノ先生おっかけで購入。攻め受けとも嫌いじゃないけど、さらっと読み終えたので萌にしました。異世界トリップもので、キラッキライケメンと何にも力がなくって頑張る男子の甘めお話。

従姉妹の叶からのおねだりで朝早くに迎えに行った唱(となえ)。歩いている途中でめまいがしたかと思えばいつの間にか見覚えのない森の中。さまよい続け、水も食料も手持ちが無くなり獣に襲われそうになった時にキラキラ銀髪の騎士に助けてもらい・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
叶(受け従姉妹)、ルネ(攻め弟、10歳)、アラン(攻めの側近)、ルファリオ(第一王子)、フォンド伯爵夫人(攻め祖母)ぐらいかな。

++攻め受けについて

攻めはキラッキライケメン騎士、誠実で悪い所一切ない感じの超々々優良物件と思われる方。戦闘シーン多数というわけではないので、めっちゃ強いとかカッコいいというシーンがあるわけではないのですが、優しく穏やかに受けを保護し側にいるって感じです。

受けは普通っぽい方ですが、冷静に状況判断、ふるまう感じの方ですねえ・・・なんも力ないんで、なんとか異世界で生きていけるようにと攻めと交渉するし、攻め祖母がぎゃんぎゃん言ってきた時にもおたおたせず冷静に説明するし、最後の方にどうしても立場が必要となったら王子相手に交渉するし。状況判断をきちんとされる方ですが、攻めにいざ言い寄られるとオロオロあわあわする所は可愛かったかも。

よくある異世界ものではありますが、受けの交渉するところが「うんうん頑張ってる」と面白かったお話でした。

1

タイトル通り

挿絵目当てで購入♪

大学生の唱(受け)は、ある日突然異世界転生してしまいます。
そこで丸二日経ち空腹と戦っている時、魔物に遭遇し襲われかけます。
そんな魔物から守ってくれたのがデューイ(攻め)です。

唱から転生してきたなど様々な事情を聞き、デューイが取引を持ち掛けます。
その取引とはー…。

タイトル通り、偽恋人と言う立場になった唱。
でもどんどんデューイに惹かれていくんですよね。
それはデューイも同じなんです。
どんどんデューイが甘くなっていっている感じが凄く良かったです。

でも、案外すぐにはくっつくことはなく私は歯がゆさを感じました。
最後はハピエンだけど、甘みがもっと欲しい!と個人的に思ってしまったので萌評価とさせて頂きました。

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