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表題作めぐってひらいて

萩原愁
高校3年生,17歳
尾花明信
植木職人,23歳

その他の収録作品

  • めぐってひらいて~初恋の日~
  • めぐってひらいて~キャンプの日~
  • 描き下ろし

あらすじ

6つ下の遠縁の親戚だった愁は幼い頃から賢くて優しい子だった。
高校生になっても変わらず俺・明信を大好きでいてくれる。
何も変わっていない、変わってしまったのは…”あの腕に『抱かれたらー…』”
そんな不純な気持ちを持ち始めてしまった俺。
誰かに愛されたくて、行きずりの男と関係を続ける日々。
情けなくても、それでも、愁の兄でいたかった。


ある日、ずっとかわいい俺の”天使”と思っていた愁が
『好きだよ アキくん 俺の恋人になって』突然、そう言った。
特別な存在だった2人のこじれた仲はーー。

pixivで大人気[(元)ショタおにが大きくなった話 ]待望のコミックス化!

作品情報

作品名
めぐってひらいて
著者
笹田さな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
B.Pilz COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784861239472
4.2

(49)

(22)

萌々

(18)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
207
評価数
49
平均
4.2 / 5
神率
44.9%

レビュー投稿数8

あたたかくて、キュンとする

幼い頃から一緒にいて兄弟みたいな関係だったアキと愁。
そんな彼らの関係は少しずつカタチを変えていくのだけど、その日々の中にほんわか癒されたりキュンとしたりというやり取りがたくさん詰まっていてものすごく可愛かった…!

愁へ恋心を抱きつつも叶うことはないだろうと最初から諦めているアキですが、愁は結構わかりやすくアピールしているので両想いなのは明らかなんですよね。
でもそれに気付かない鈍感さもまたアキの良いところで、ものすごくほっこりしました。

アキのことが大好きな愁は、アキと一緒に居るためにできることを小さい頃からずっと考え続けていて、本当に17歳…?と思うくらいにいつも冷静。
でも6歳差という微妙な年齢差にもどかしさを募らせているので、ふとした時に不安定になってしまう様子がすごく切なかったです。
年齢のことを持ち出される度に、真正面から向き合ってくれていないように感じていたのかもしれませんね。
本気でアキのことを幸せにしたいと思っているからこそ、年齢を理由にされたくなかったのが伝わってきて、その大きな愛にめちゃくちゃキュンとしました。

恋人同士になってからのやり取りもいちいち可愛くて、癒し効果バツグンのふたりの笑顔もすごくイイ。
この先もずっとふたりで幸せな日々を過ごしていく未来が簡単に想像できるくらい、とっても温かいお話でした。

0

可愛い2人に癒されます

初めてBL読む人でも読みやすい作品だと思います!穏やかな2人なので読んでいて癒されるし、周りの環境も温かいので全体的に優しい空気感で包まれてます*゜
幼少期からアキくんを想っている愁くんの愛がダダ漏れなところも可愛くて素敵でした!たまに雄な愁くんギャップも最高です!!アキくんもほんとに愁くんを大事にしているのが伝わってきて2人には幸せになって欲しいです
読んでみようか迷っている方や初めてBLを読む方には是非見て欲しいです︎☺︎

0

天使から溺愛スパダリ攻めへと超進化

ショタ時代の愁くんの可愛さにホッコリ癒され、成長後の溺愛攻めな愁くんにドキドキする、癒しと胸キュンが同時に味わえる欲張りセットな作品でした。

少し、おませさんで早く大人になりたいショタも好きですが、外堀から埋めていく策士なショタも良いですね。
天使な笑顔を見せつつ「アキ君は絶対逃さない!」と言わんばかりの執着愛溢れる愁くんに、思わずニッコリ。

また、6歳年上のアキ君も愁くんの「アキくん大好き♡」攻撃に若干流されつつ、しっかり年上として締める所は締める、良いお兄さんで好印象でした◎

早く大人になりたいと思う愁くん。18歳になってやっとアキ君に追いついたと思いきや、やっぱりまだ10代は庇護される側で…。
6歳の歳の差って大人になれば然程大きく感じないのに、10代と20代だと大きく感じる不思議な年齢差。
いつも良い子な愁君が、アキ君との年齢差を声を荒げて嘆くシーンに胸を打たれました。

どうしても埋められない、年齢差や経験差を焦れったく感じる切なさこそ「歳の差」BLの醍醐味のように思います!

子供時代のほっこり癒される可愛い「ショタおに」も堪能でき、成長後の少し切ない「ショタおに」も両方楽しめる贅沢なショタおにBLでした♡
年齢差BLがお好きな方にも是非!

▶︎シーモア/局部描写なし

0

ゆっくりゆっくり

大好きなショタオニだ!と思い購入しました。

ベースは愁が高校3年生、アキが23歳なのですが、
幼き頃の二人の話も出てくるので
全て読むと出会いから両思いに至るまでを知ることが出来ます。

エロは少なくそこは少し残念だなぁと正直思ったのですが
アキを優しく包み込む愁を沢山見ることが出来たのでそれは大満足です。

アキの過去の辛い恋愛を見ると切ないのですが
辛かった分これからは愁が沢山沢山幸せにしてくれるんだろうなぁと思いました。

ほんわかした絵柄に合った内容となっており
ゆっくりゆっくりと進む二人の恋を楽しめる作品になっていました。

2

歳は追いつかないけど

ショタおには幼い頃のかわいい姿と成長してかっこいい姿を両方楽しめるのが魅力だと思っているのですが、この作品はまさにそうでした。

愁が幼い頃からかわいがっていたアキは、愁が成長するにつれて不純な気持ちを持ってしまうようになり、その気持ちを抑えるために他の人と関係を持っています。でも愁の18歳の誕生日が近づくある日、アキは愁に告白されます。
そこから、2人が同じ想いになるまでの日々が描かれています。

愁のことが好きなのに、愁の幸せを願いすぎているために自分で良いのかと自信がないアキ。
アキと一緒にいたいからアキにも自分を選んでほしい愁。
2人は両想いで、だけどどこかもどかしくて、でも2人の想い合う姿はあたたかくて幸せな気持ちになります。お互いが世界一かわいい、天使と思っているので幸せしかありません。

愁は大人びた高校生で、アキのことも急かさず返事を待っているのですが、5話で自分の気持ちをアキに打ち明けたところにぐっときました。
アキに好きになってもらえるようにできる努力を全部して、アキの彼氏になった愁。でも歳は追いつかないからときどき子ども扱いされて、アキと同じ世界を見たいと願う。しっかりしたところやかっこいいところをたくさん見てきたので、愁くんも年相応の男の子なんだな〜とちょっと安心しました。

アキの愁に対してガードゆるゆるなところもかわいいです。

表紙のようにほっこりあたたかくなるお話でした。
もともとpixivで見て大好きな作品だったので書籍化されて本当に嬉しいです。

4

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