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表題作いつか恋がかなうまで

水穂 真
会社員,なおの幼馴染み,32歳
六青 なお
大学生,真の幼馴染み,20歳

あらすじ

六青なおは極度の童顔。大学に通う20歳の成人男子だというのに、黙っていると中学生、ひどい時には小学生に間違われることもある。なおは幼馴染みの水穂真のことが大好きだった。真はなおより12歳年上で、真が社会人となって一人暮らしを始めてからも、2人は本当の兄弟のように仲睦まじく過ごしていた。しかし、ある日を境に真は、理由も告げずに「もう来ないでほしい」と一方的になおを突き放してくる。しかもそれから数日後、なおは真が男性と連れだってホテルに入っていく姿を目撃してしまい、さらなるショックに襲われる。真のことがどうしても気になるなおは、拒絶されることを覚悟しつつ真のマンションへ向かうが、そこで見たのはホテルに入っていった彼とは違う男性と半裸の真。どう見てもただの友人関係ではない様子の二人を目の当たりにしたなおは、そこで初めて「自分は真に恋をしているのだ」と自覚してしまい……。

作品情報

作品名
いつか恋がかなうまで
著者
柚槙ゆみ 
イラスト
cielo 
媒体
小説
出版社
くるみ舎
レーベル
スピカ文庫
電子発売日
3

(6)

(1)

萌々

(0)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
16
評価数
6
平均
3 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数2

思っていたのと違った

登場人物やストーリーの設定はとても好みでした。短いストーリーだしサラッと読めます。

でも、ところどころ萌えるには惜しい描写もあって、最初の導入のワクワク感をキープしながら読み進めることはなかったです。


真が急になおを避けるのがよく分からない。
なおのセクシーショットを見て欲情してしまったとしても、急に避けるのはどうなんだろう…。今まで裸も見せていたらしいのに、その時をきっかけに意識してしまったのか?と思ったら、子どもの頃からなおのことが好きだった言う真。

なおが告白しても真剣に取り合わなくて、それはなおをコッチの世界に入れたくなかったと言うけど、なおが他の男とホテルに行こうとするのを見て、だったら俺がと。昔からなおのことが好きだったんだと告白する真に、ちょっと意味分かんないと思ってしまいました。

本当になおのことが子どものときから好きだったのかな、と疑問に思う真の対応。なおへの気持ちの向き合い方が、私はあまり好きになれませんでした。
昔から好きな子が、自分を好きだと告白してきたら素直に嬉しいって受け入れて欲しかったな。それがなおにとって良くないことかどうかは、お前が勝手に決めるんじゃねぇと思ってしまいました。結構ぶっきらぼうな感じであしらっていたのもイラッとしました。


付き合ってからも、真の巨根コンプレックスがあって、なおに手を出さずお互いの気持ちがすれ違いまくるシーンもありました。なかなか2人のイチャイチャにたどり着かないので、読むのがしんどかったです。
幼なじみのイチャイチャエッチがいっぱい読めるかなって期待していましたが、そんなになかった(泣)真の巨根を受け入れるための練習を2人で一緒に頑張るって感じのエッチで終わったので、ちょっと物足りなかったです。


真の方が12歳年上で、なおのことを溺愛してトロトロエッチをしちゃう甘いストーリーを期待していたのですが、思ったよりしょっぱいストーリーでした。真はスパダリ属性かと思っていたら、ヘタレの部分がたくさん見えて、あまり好みの攻め様ではなかったです。

なおに引っ張られて行動を決めている感じがしたので、私的にはあまり萌えなかった。ストーリー的に惜しいというか、もうちょっとこうした方が良いのになって思うとろこがたくさんありました。


表紙が素敵だったので、その雰囲気のままのストーリーだったら良かったです。2人のすれ違いを無理やり入れた感があったので、ストレートに真となおの恋人同士エピソードを展開して欲しかったなと思いました。

1

幼馴染の初恋

母子家庭で、淋しがり。
いつまでも大人になり切れない主人公は、
悪い子じゃないけど、自分のやりたい事を貫いてしまう我儘気質。

いつか恋がかなうまで というか、
恋の成就を押し通して叶えてしまった主人公。

厄介で手のかかる ちょっと可愛い仔犬に懐かれちゃった12才年上のお兄さんが 
恋の面倒まで見てあげる事になって、少し気の毒になった結末でした。

0

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