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※挿絵なし。
【属性オススメ】
・32歳×20歳(年上攻め×年下受け)
・年の差カプ
・ゲイ攻め、巨根攻め
・健気受け、童貞受け
幼少期から隣家の真(攻)に懐いてるなお(受)。
真が32、なおが20になっても、ハートがポコポコ飛んでるんじゃないかってくらい懐いてて、序盤はあまりの可愛さに一行読むごとに尊さを噛み締めます。
受け目線や客観的に見て、受けは攻めを意識してるけど、攻めは受けのこと眼中にありません〜みたいな攻→←←←受の構図がバキバキに萌えます。
個人的に、真にヘタレ要素を感じました。年の差や、自身がゲイだからこそ同性同士の世界に来て欲しくないとか、巨根だから襲えない……と。そこは12歳下だろうが気にせず襲って、自分の巨根に夢中にさせろ! とモヤモヤした。
気になる点。
所々文法が変というか、使う助詞が違うんじゃないかなと思う文章が気になった。
会話のテンポが早いから、展開自体が早く感じる。
出版社的に仕方ないのは分かってるけど、挿絵が欲しかった。
母子家庭で、淋しがり。
いつまでも大人になり切れない主人公は、
悪い子じゃないけど、自分のやりたい事を貫いてしまう我儘気質。
いつか恋がかなうまで というか、
恋の成就を押し通して叶えてしまった主人公。
厄介で手のかかる ちょっと可愛い仔犬に懐かれちゃった12才年上のお兄さんが
恋の面倒まで見てあげる事になって、少し気の毒になった結末でした。
登場人物やストーリーの設定はとても好みでした。短いストーリーだしサラッと読めます。
でも、ところどころ萌えるには惜しい描写もあって、最初の導入のワクワク感をキープしながら読み進めることはなかったです。
真が急になおを避けるのがよく分からない。
なおのセクシーショットを見て欲情してしまったとしても、急に避けるのはどうなんだろう…。今まで裸も見せていたらしいのに、その時をきっかけに意識してしまったのか?と思ったら、子どもの頃からなおのことが好きだった言う真。
なおが告白しても真剣に取り合わなくて、それはなおをコッチの世界に入れたくなかったと言うけど、なおが他の男とホテルに行こうとするのを見て、だったら俺がと。昔からなおのことが好きだったんだと告白する真に、ちょっと意味分かんないと思ってしまいました。
本当になおのことが子どものときから好きだったのかな、と疑問に思う真の対応。なおへの気持ちの向き合い方が、私はあまり好きになれませんでした。
昔から好きな子が、自分を好きだと告白してきたら素直に嬉しいって受け入れて欲しかったな。それがなおにとって良くないことかどうかは、お前が勝手に決めるんじゃねぇと思ってしまいました。結構ぶっきらぼうな感じであしらっていたのもイラッとしました。
付き合ってからも、真の巨根コンプレックスがあって、なおに手を出さずお互いの気持ちがすれ違いまくるシーンもありました。なかなか2人のイチャイチャにたどり着かないので、読むのがしんどかったです。
幼なじみのイチャイチャエッチがいっぱい読めるかなって期待していましたが、そんなになかった(泣)真の巨根を受け入れるための練習を2人で一緒に頑張るって感じのエッチで終わったので、ちょっと物足りなかったです。
真の方が12歳年上で、なおのことを溺愛してトロトロエッチをしちゃう甘いストーリーを期待していたのですが、思ったよりしょっぱいストーリーでした。真はスパダリ属性かと思っていたら、ヘタレの部分がたくさん見えて、あまり好みの攻め様ではなかったです。
なおに引っ張られて行動を決めている感じがしたので、私的にはあまり萌えなかった。ストーリー的に惜しいというか、もうちょっとこうした方が良いのになって思うとろこがたくさんありました。
表紙が素敵だったので、その雰囲気のままのストーリーだったら良かったです。2人のすれ違いを無理やり入れた感があったので、ストレートに真となおの恋人同士エピソードを展開して欲しかったなと思いました。