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奇跡のような恋をしよう

kiseki no youna koi wo shiyou

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表題作奇跡のような恋をしよう

白崎明日真
森山由高

あらすじ

私立高校で化学教師として働く由高は、過去の苦い経験を引きずったまま、恋愛からは遠ざかった生活を送っていた。行きつけの喫茶店のマスター・明日真のことが気に入っている由高にとって、明日真の店で食事をして、彼との会話を楽しむことが毎日の癒やしだ。明日真に向けた感情は恋愛に近いかもしれないが、今の心地よい距離感を壊すことがいやで、気づかぬふりをしていた。そんなある日、由高は今もトラウマとなっている以前の彼氏とばったり再会してしまう。しかも元彼は由高のことを傷つけた自覚がないのか、あからさまな誘いをかけてくる始末。その夜、明日真の店でやけ酒をあおった由高は、酔いの勢いで明日真にすべてを打ち明けてしまう。自分はゲイであること。元カレから都合の良い遊び相手のように扱われたこと……。すると明日真は「そんな男の誘いなんて、俺と付き合ってるって言って断ってください」と予想外の提案をしてきて……。

作品情報

作品名
奇跡のような恋をしよう
著者
餡玉 
イラスト
由乃嶋眞箏 
媒体
小説
出版社
くるみ舎
レーベル
スピカ文庫
電子発売日
3.8

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(3)

萌々

(4)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
46
評価数
12
平均
3.8 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

No Title

 年下×年上。ゲイ受け。
 23歳喫茶店マスター×27歳化学教師。

 ゲイ受け目的で購入したため攻めが年下設定に抵抗があったが、読んでみると攻めは年下感がなく、受けは年上感があまり無かったので気にすることなく読めた。

 開幕は、受けと周辺人物の関係性・場所・過去の解説(しかもメインカプの二人とは関係のない描写が多い)ばかりで少々退屈。
 ひとつの事に関しての説明が長く感じた。そこはもう分かったからさっきの話の続きは? みたいな状態になる。
 そのせいもあってか目が滑り、さっきそんな事書いてたっけ? と流し見と読み返しを繰り返すことが多々。

 挿入シーンは最後の最後の最後、エピローグで一度だけ。

 個人的な盛り上がり所は、攻めと受けと受けの元カレのバチバチシーンです。

0

過去を乗り越え

高校で教師をしている由高。
過去にトラウマがあって、そこから恋することを諦めています。
そんな由高と喫茶店のマスターの明日真とのお話。

過去のトラウマといっても1つだけじゃなくて
初恋も苦いなぁ…と思ったのですが
二橋の件は最悪としか言いようがなかったです。

ほんっとに二橋は最悪最低な人間で
由高の彼氏を見るまで帰らない発言はドン引きだし
その後の流れも最悪だなぁと思いました。
なんでここまで由高に執着しているのかわかりませんでした。
ほんとは由高のこと好きだったのかなぁ。

二橋との最悪の再会をしたからこそ、二人の関係に進展があったので、
そこは感謝すべきなのか…いやしたくないな…。
ともかく二人がちゃんと心から結ばれて良かったです。

痛くもあったけど甘い二人のお話を読めて良かったです。

2

ほっこり

先生のほっこりしたお話が好きです。

1

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