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表題作僕らのアイはまだ青く

桂川 染人
中3→22歳,染色家
東雲 志生
実家の東雲商店で配達をしている

同時収録作品僕らのアイはまだ青く

桜岡 尊
中学校の教師・高校時代→23歳
東雲 志生
父と商店を営む・高校時代→21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

【描き下ろし電子書籍特典ペーパー収録!】

心に触れるまで、あと七年

海辺の小さな町で商店を営む志生は、東京から来た少年・染人と配達先の藍染工房で出会う。
いつもふさぎ込んでいる彼を放っておけず、志生はなにかと世話を焼くように。
少しずつ心を開いてくれているように感じた矢先、セフレの尊とのキスを染人に目撃されてしまう。
「俺の方が志生さんのこと──」
染人から純粋な想いを告げられたことで、尊との関係にけじめをつける志生。
ところがそれを機に起きた事件で、染人は町を離れて進学することに……。
数年後、帰ってきた彼は志生より背が高い大人の男になっていて──。

未熟なふたりが、ゆっくり愛を知っていく。
心に染みわたるエモーショナルBL。


【関連ワード】
Splush スプラッシュ BL ご法度ロマンス! 青春ギリギリアウトライン 青春ギリギリオーバーライン 二周目の恋 藍染 海 海辺 美人受け 年下攻め 年の差 三角関係 嫉妬

作品情報

作品名
僕らのアイはまだ青く
著者
えのき五浪 
媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784781621302
3.9

(15)

(5)

萌々

(6)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
57
評価数
15
平均
3.9 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数3

当て馬君がクズすぎる

最初、染人くんを見た時は「東京でイジメにあったのかな」と思うくらい、暗くてヒョロっとした感じでした。親が離婚さえしなければ、本来はちょっと強気でかっこいい子だったんだろうなと思います。中3なりに恋をして、将来のことをしっかり考えて、すごくかっこいい。染物をしているばあちゃんがカッコイイと思う所もかっこいいですよ・・・
今回の当て馬くんは、本当にクズですね。奥さんが妊娠したのを「失敗した」と言うのが染人くんと被って辛かった。子供たちは愛されて生まれてほしいです。
そして志生の事を好きだったのか?なんであんなに執着したんでしょう。もう一度読めばわかるのかな?
志生もあんな男とはさっさと別れれば良かったのに、と腹立たしく思います。

染人が染物職人として戻ってきてくれたのは本当に嬉しい。
染人が成長しているのに、変化のない志生。志生は嫌かもしれないけど、染人は待っていてくれたみたいで嬉しいんじゃないでしょうか。
これから二人で変わっていけばいいと思います。

個人的には高校の寮で同室になった山本君との絡みがもっと見たかった。きっと親友になってるはずだから親友エピソードが見たかったです。
彼も何か工芸品の職人になっててコラボしたりして。

0

一途な想いには逆らえない

pixivで掲載されているときから注目していた作品です。歳の差ラブストーリーにキュンキュンしました(≧∀≦)

志生の住む田舎に、染人が祖母の家に越してくることから知り合いになった2人。最初は無口でそっけなかった染人が、志生の優しさにどんどん惹かれていきます。染人の両親は実質染人を捨てたようなもので、褒めて優しくしてくれる志生にトクン…なんです(^ ^)
染人はまだ中学生。心の隙間にスッと入ってきた志生のことが日に日に好きになっていきます。

中学生でまだ子どもらしく、突き進む勢いと青くさいところが何か良い…!!志生のセフレ関係にある担任の桜岡に対峙する、志生への気持ちの強さは惚れ惚れしました〜。
志生の先輩である桜岡は、妻子のいる身で志生との関係を続けているクズ男なんですが、彼のしていることは志生に対して誠実ではないけど、志生への想いは本物ではあるから厄介。

志生にやたらと執着する桜岡が、志生と離れたくない気持ちでいっぱいかのは、志生だけが自分自身を見てくれる存在だからです。だけど、桜岡は志生との向き合い方を間違えてしまった。結果志生が離れていくことになり、狼狽し、染人に手を挙げてしまうことに。

志生を渡したくない焦りや嫉妬と、志生のことが好きだと真っ直ぐに伝える迷いのない染人の態度にも嫉妬したんだと思います。桜岡は志生に上から目線で優しいとは言い難いものでしたから。でも彼なりに志生のことを愛していたんですよね、きっと。ずっと良い子ちゃんでいた彼が起こした暴力事件が、感情を露わにするほど志生のことが好きだった何よりの証拠だと思います。


桜岡の暴力事件で、染人は東京の学校へ進学し志生と離れることになるけど、染人が7年の時間を経て志生の前に現れたとき。めっちゃイケメンになって現れて心臓跳ね上がりました。(こーゆうの好き!)

か…かっこいぃ〜!!
陰のあるミステリアスな少年に、将来の伸びしろを感じていましたが、間違いなかった。

見た目が変わってモテモテになっても志生に一筋なのが最高です。染人にドキる志生を見たら、見た目の変化って大事だなと思う(笑)
2人の想いが通じ志生に童貞を捧げた染人。ハジメテだからと志生の方がリードして終わった初体験でしたが、描き下ろしは若さ故の吸収力で、志生をグズグズに抱き潰す成長著しい染人の姿を垣間見ることができました。

エッチになった染人……良いぞー!(笑)
本編のエッチは志生がちょっとばかしビッチぽい雰囲気出てたので好みじゃなかったんですけど、描き下ろしは染人リードでめちゃくちゃ良かったです(〃ω〃)

志生を可愛いと言って、それに照れる志生の姿が可愛かった。2人の仲が順調であることが伺い知れる愛に溢れた素敵なエンディングでした。
僕らのアイは…のアイは、「愛」とも「藍」とも掛かっていて、青くささとも藍色の青とも受け取れる結びに、色々と考えてしまう趣あるタイトルだと思いました。2人の雰囲気にピッタリ。

絵柄もほわっとして柔らかな空気感と透明感がすごく好みでした。ストーリーは、しっとりとなだらかな感じで派手さはありません。歳の差ラブを落ち着いて楽しむ作品です。
本編は萌え2評価としましたが、描き下ろしは神評価です。全体的には、ページ数のウエイトにより萌え2評価にしました。

1

年上のきれいなお兄さん

 東京から祖母の家に引っ越してきた染人と、東雲商店の志生とのお話です。
 染人は両親が不仲のため、田舎に住む祖母の家に引っ越してきたのです。配達に来た志生と中学生の染人は大人と子どもであり、年の差の関係です。それでも、志生は染人と心を通わせ、徐々に仲良くなってきます。
 志生は高校の時の先輩で、婚約中の尊と体の関係にあります。いつも優しい志生の別な顔を見た気がしました。志生もこの関係をやめなくてはいけないと分かっているけれど、この関係から抜け出せないのです。
 染人はその後東京に戻りますが、戻る前に志生に「志生さんを幸せにできるような大人になってここに帰ってきます。」と宣言します。
 染人はその宣言どおりに志生の元に帰ってきますが、いつの間に凜凜しい大人になったのだろうと驚きました。
 大人になった染人は青年の染め物職人になり、志生との新しい関係が始まります。
 田舎で年の差のカップルが時間をかけて恋人になっていく姿が萌えでした。

0

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