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いちの先生作品はそれでもシャッターを〜を先に読みました。黒と白のコントラストがかっこいい絵、味のある線が好きです。
タイトル通り、対照的な2人。噛み合わないやりとりが進むうちになんとなくわかってくることがあり、その見せ方がよかったです。
部屋は人を表すというヨーイチの言葉通り、ともよ部屋は好きなものが散乱していて、ハナの部屋は書棚に本がたくさん。
本が「好きか嫌いかなんてわからない ただそこにあったものを見たり読んだりしただけ」と言うのがハナらしくて。
でも本当は本が好きだったと母の回想でわかるわけですが。それがともへの気持ちとリンクしている。
ハナがここまて卑屈で人の負担になることを怖れるのは、繊細で考えすぎてしまう性格と母親の影響だと想像できる描写がよくて。
母親は自分に余裕がなかったり、ハナのことを思っての言動かもしれなくて。ハナが文化祭に行きたいとはっきり意志を示したところが見どころでした。その後、ハナの目がびっくりまん丸ではなくなっていたのが印象的。
前後しますが、水族館のシーンもずっとよくて
「オレはそんなハナくんが好きなんだ」
─ともちゃんのすごく気になるその一言は「今日は暑いし蜃気楼みたいだったな」…と思った←このセリフ好きです。ぼんやり消えそうだけど大切にしたいもの、みたいな
ケイちゃん、ハナの母親が少ないシーンながら背景を想像ささる描き方がお上手で好きです。
全編通して余白たっぷりで繊細でやさしいお話でした。
