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表題作噛み痕とフローライト

秋人
半純潔の吸血鬼,169歳
小坂 陽
アパレル店員

その他の収録作品

  • 描き下ろし 番外編

あらすじ

発展と荒廃が交わる少し先の未来――
代わり映えしない日常を過ごす
アパレル店員の陽。
そんなある日、夜道で美しい男が
襲われそうになる瞬間を目撃。
咄嗟に庇ったけれど、致命傷を負ってしまう。
混濁する意識の中死を悟るが、
目が覚めると何故か傷が消えていた!!
混乱する陽の前に現れたのは前夜に救った
その男――秋人は自らが吸血鬼だと語る。
さらに瀕死の陽を生かすため吸血し、
いずれ吸血鬼になる存在”タンク”にしたと説明。
「お前をタンクにしたのは俺が原因だ。
完全に吸血鬼に変容するまで
責任をもって守ってやる」
物語上でしか聞いたことない吸血鬼――
俺はもう人間には戻れないのか。
不安が募る中、自らの運命を受け入れ
明るく振るまう陽だけれど、
寄り添ってくれる秋人と次第に距離が近づき…!?

作品情報

作品名
噛み痕とフローライト
著者
柳瀬せの 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199609398
3.9

(66)

(21)

萌々

(25)

(18)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
259
評価数
66
平均
3.9 / 5
神率
31.8%

レビュー投稿数10

続編希望!

表紙が良くて、吸血鬼ものときき購入しました!
黒髪のほうが攻めで吸血鬼、茶髪のほうが受けで人間です

攻めを助けようとした受けが瀕死になり、攻めがが噛むことで命を救われたものの、自分も吸血鬼になってしまうといったストーリーです
正確には吸血鬼にすぐなる訳ではなく、タンクとよばれる移行期間になるようです
タンクはまた人間だけとも吸血鬼に噛まれたことで生命力に溢れるため、無尽蔵の血液タンクになるのだとか
だから受けは多数の吸血鬼に狙われる存在に
吸血鬼ものの中でも初めて聞いた設定でした

受けが現代の若者感があり可愛い
そんな受けを放っておけない攻めが良い
ただ、それが受けだからなのか、本能なのか…
それが今回のキーになるわけです

めちゃくちゃハッピーエンドなので安心して読んでほしい
受けが可愛い、長髪受け最高でした

続編希望します!
今後、吸血鬼への変容を経た後の2人がみたい

エロは標準〜少なめ
過激なプレイもなしです
初心者でも読みやすいです

0

続きがみたい

吸血鬼のお話が好きなので、読んだことのない作品を探すのもワクワク。
柳瀬先生は絵柄がものすごく好みなので、吸血鬼モノがあると知って歓喜!でした。

吸血鬼を題材にした作品ってたくさんありますが「吸血する」という根本的な設定は共通しているものの、ストーリー展開やそれにまつわる背景なんかは描かれる作家さんによって様々なのが本当に面白いなと思います。

今作は現代より少し先の未来、人間たちが暮らすなかに吸血鬼も紛れて生きているという世界が舞台。
仕事からの帰り道不審な男に襲われて瀕死の怪我を負った陽。それを吸血鬼の秋人が助けたことからふたりの関係は始まり、陽は人間ではなくなり吸血鬼へと変化していくことになるわけですが。
その過程でふたりの気持ちも少しずつ変わっていくので、恋愛要素もしっかり楽しめます。

これまで大切な人を作ったことがなかった秋人なので、陽へ抱いた初めての感情に揺れている様子は切なキュンでめちゃくちゃ萌え。
そこから気持ちを通わせていくまでのハラハラな
展開もまたスパイスとなっていて、ものすごく引き込まれました。

吸血行為のあとの催淫効果セックスは安定のエロさでしたが、秋人が陽の指から吸血しているところが本当にエロくてなんだかイケナイものを見ているような気になりました(笑)

問題も解決しハッピーエンドでしたが、陽が完全に人間ではなくなった後のふたりもぜひ見てみたいなと思いました。

0

続編切望

作者様の商業本はコンプリートで読了。
この度も作者買いです。
書映&あらすじからでもお分かりになられるかと思いますが、類いは人外→吸血鬼絡みのお話です。

結局買ってしまうのですが、一度は購入を悩んでしまう人外BL。嫌いではありません。
が、結果こんな遅ればせながらのレビューです。


「百聞は一見に如かず」いつも猛省。
いやー。サッサと読んでおけば良かったよ。
面白かった。良かった!
吸血鬼系にあるあるかもですが、相互依存と結び付き
じんわり、じわじわ。染みました。
2人の想いと絆がギュッ!として大切に想い合う感じが良かったです。
好きと好きって言うより、愛し合うみたいなキレイな感じを受けて素敵でした。


でも、こちらの作品なぜ?続きないのでしょうか?
???
そこが残念な所に思えてしまうくらい…続編切望します。
決して途中な感じや尻切れトンボな感じではないのですが、先があるでしょー。
ってのが読了後のまず。

吸血鬼になってしまう話なのに、作中でまだ、なってない!? ならないの!?…と。
これは気になりませんか(私だけ…?)

お互いが大切で相思相愛。良いです!
でも2人ってどうなっていくの?
なんなら、本当に吸血鬼になるの?くらい。
是非、見たいです。

人外なので設定など現実離れな所はありますが、内容は分かりやすく絵柄もキレイでした。
テンポよく進むストーリーも読み易かったです。

気になられる方、オススメです。

3

ふつくしい

まず、表紙がとにかく美しい
目にしたならば手に取る他に選択肢は無い

孤高の吸血鬼×吸血鬼にされた青年

吸血鬼モノ…よいな
ごちそうさまでした

表紙が宗教画レベルで神ってるが
中身もなかなか良かった、うむ

受けちゃん良い子、攻めさん美しい

あとオジサンも好き
いつもタイミングが絶妙に際どいけど笑

続き出たらいいなぁ出ないよなぁ
受けちゃんの完全体も見てみたい
関係性どう変わるのかも気になる
hshs(*´д`*≡* ´Д`*)hshs
攻めさんがどんどんほだされそう
甘やかされるんだろうなーむふふ

2023/06/04 読了

あと、
受けちゃんの「今時の若者の境遇」
ってやつが結構衝撃だった。
現代社会を皮肉ってるようにも思えた。
ある意味あり得る極論。
これは1作品に留めておく設定じゃ
勿体無いな、とも思った。
この設定だけで物語ができそうだ。

0

見どころはやっぱり吸血シーン

柳瀬せの先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

不審者に襲われ致命傷を負った陽だったが、何故か傷は癒え、見知らぬ廃ビルにいた。そこで吸血鬼の秋人に噛まれ生命力を分け与えられたことを知るが、いずれ吸血鬼に変容してしまうことも告げられる。吸血鬼に変容するまでの間、血を狙って襲われてしまう陽を秋人は責任を持って守ってくれるが、人間じゃなくなる不安は湧いてきてしまい…。
個人的、各項目5段階で
血・吸血 3
ダーク 2
エロ 1
な感じだと思います。

吸血鬼と人間のカプはよく見るけど、吸血鬼に噛まれたことで、人間が吸血鬼になる。しかもすぐ吸血鬼になるのではなく、変容するまでに期間があるという設定は読んだことがなかったのでとても新鮮でした。

作品初っ端からの血表現や吸血シーンなど当たり前だが、血表現が各所に描かれていますが、そこまで痛々しい感じではないと思います。絡みのシーンは少ないですが、吸血シーンや血を飲んで舌舐めずりする描写の色っぽさが堪らないので個人的には問題無いし、鼻血を舐めた後のアキさんの表情が最高です。再度言うけど、舌舐めずりってほんと良いよ。

個人的に脇役キャラの悪い表情がめっちゃ好きです。この脇役キャラは悪い奴のままだろうけど、番外編のようなものを読んでみたいなと思いました。

吸血鬼に変容してしまう不安を抱えながらも明るく振る舞う陽くんが頑張り屋で可愛くて、きっと陽くんなら、アキさんを支えられるだろうから、この2人はその後も大丈夫だろうなと思いました。だから描き下ろしでの共食いもいつか見てみたいな。

痛そうよりも色っぽい、吸血シーンを堪能出来るので是非とも読んでほしいです。

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