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マッドなαはモルモットに恋をする

mad na alpha ha marmot ni koi wo suru

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表題作マッドなαはモルモットに恋をする

桜田 統治、α、桜田製薬の抑制剤開発者、シェルター取締役、36歳
桃山 源二郎、Ω、開発薬治験者、29歳

同時収録作品マッドなαはモルモットに恋をする

松田、β、シェルタースタッフ、27歳
桃山 源二郎、Ω、29歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし「後日談」

あらすじ

三度の飯より研究が好き!Ωを救いたいマッドな御曹司αと貧乏・非モテのデカすぎる規格外Ωのラブコメ・オメガバースここに爆誕

作品情報

作品名
マッドなαはモルモットに恋をする
著者
中丸たぐる 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大都社
レーベル
DaitoComics マカロンリンクス BLシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784864955812
4.5

(21)

(13)

萌々

(6)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
95
評価数
21
平均
4.5 / 5
神率
61.9%

レビュー投稿数3

ムキムキΩと変態α

これは面白い!
ギャグあり、切なさあり、あまあまラブラブありのオメガバースです。

コミックスとしては少々攻めたお高めの値段設定。購入を迷ったんですけど、試し読みが面白かったので意を決してポチり。
読み終わったから言えることですが、とても面白かったので購入して良かったです♪

この作品は、変態度高い抑制剤開発者のαと、抑制剤がなかなか効かないΩとのお話です。
開発者の桜田に、開発薬の治験者になって欲しいとお願いされることから2人のハチャメチャラブコメが始まります。

一応ギャグ強めで楽しいお話に違いはないんですが、やはりのオメガバース。Ωの生き辛い身体や周囲からの心ない言葉に傷付く場面もあったりします。
今まで辛く苦しい人生を送ってきたΩの桃山が、1人のαと出会い救われていくストーリーです。第一印象は最悪だし変態αですが、本能で結ばれていく2人の恋愛に注目しながら読んで下さいね!


抑制剤が効きにくい桃山はα並みにガタイがよく、番もいないため毎度不定期に訪れるヒートに悩まされています。
そんな彼にとっての救済施設がありまして、Ωの駆け込み寺的なサポートセンター(シェルター)で身体を癒してもらっています。

そのシェルターの責任者である桜田は桜田財閥の次男坊であり、桜田製薬の抑制剤開発者であり、メディアでも注目の大有名人。とにかくすんげ〜人なのです。

唯一の欠点は変態だということ。 ザーメン欲しいと連呼する残念な部分も持ち合わせています。
そんな桜田に、開発薬の治験者になって欲しいとお願いされ桃山は薬の開発に協力することになる展開です。

治験はうまくいきません。
桃山はヒートを起こし桜田はラット状態に陥る始末。目が合うだけで身体に変化が訪れます。その理由を突き止めると、2人はどうやら「運命の番」らしい…。もうそれでしか理由が説明できない程の症状なのです。

運命の番ですから、気を付けていたって引き寄せられるし反応し合います。距離を置いてもムリ
ムリです。
…まあ。そんな状態なので、2人の恋の行方は運命の番らしく、本能のままに乱れ合い絡み合い、求め合いでした(〃ω〃)

結ばれたら最高潮に桜田があまあまなのがめちゃ笑えます。大大大溺愛です。
体格差があまりない2人で、どちらかというと桃山の方がムキムキ。オメガバースだと珍しい体格ですが、Ωがガタイ良くても全然アリですよね。

桃山の居場所も出来たし番も出来ました。この上ないハッピーエンドに読後感は◎◎◎!
今までΩであることやヒートがあることに不都合しか感じられなかった桃山が、今そのことで喜びを感じていることがすごく嬉しいです。

周りの方々の存在やツッコミも最高でした。
楽しいオメガバースに大満足の一冊です。

8

絶妙なアンバランスさがイイ!

抑制剤が効きにくい体質の桃山に製薬会社御曹司・桜田が新薬の治験を持ち掛けたことから始まるふたりの関係。
性格もテンションも対照的ですが、そのアンバランスさがクセになるようなお話でした。

Ωは小柄な人が多いなか桃山は幼い頃から大きかったので"Ωに見えない"ことをからかわれ続け、さらにヒートが不安定&症状が重すぎて普通の生活もままならず…
生き辛い日々のせいで卑屈になっていて、αに対してもかなり警戒心高めなのだけど。
そんなのはお構いなしにグイグイ距離を詰めていく、桜田の変態的なまでの研究熱心さがすごくツボでした。
モルモットになってください発言もそこに悪気は全くなく、苦しむΩを救いたいという純粋な気持ちから突っ走ってしまっているという…良い人なのにちょっと残念なところが面白かったです。

お互いのバース性に振り回されながらも、ふたりは運命の番だったので惹かれ合って結果的にくっついてくれて一安心。
恋人になるまでのドタバタはすごく面白かったし、求め合うセックスはめちゃくちゃエロかったし。
彼らの色んな表情を楽しめた作品でした。

1

いきなりの地雷

ほぼ評価値と試し読みだけで購入しましたが、直後にいきなりの地雷が…!1話目のヒート時、攻め以外との挿入シーンがあります…。事前に知ってたら買ってなかったかも…。最終的には面白くて良かったですけど、心臓にダメージを食らいました。

【オメガらしくなくガタイのいい桃山。抑制剤が効きにくく、ヒート時にはオメガ専用避難シェルターにお世話になっている。そこに抑制剤開発者である桜田がやってきて、実験に協力して欲しいと言われ…】

ガタイのいいオメガは珍しいからこそ愛でるべき。ムッチムチのオメガって、いいとこしかないんですけど…?という私の評価とは真逆の世界観なので、桃山は常に劣等感を抱え、陰キャ生活まっしぐらです。かわいくてかわいそうw

桜田は天才科学者らしい破天荒ぷりですが、桃山に対してのみ乱されるのが良かったですね。電話と監視カメラのシーンから、もう桃山まっしぐら。プロポーズが早い!さすができる男!(笑)

シリアスだったりギャグだったり、かなり緩急の効いた構成で飽きさせることのない展開です。これで本当に、地雷さえなければ…ううっ、せめて心の準備が欲しかった…。

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