コミック

  • こっち向いてよ、花咲さん
  • こっち向いてよ、花咲さん

こっち向いてよ、花咲さん

kocchi muiteyo hanasaki-san

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作こっち向いてよ、花咲さん

桐ケ谷樹、探偵、30歳
花咲あくる、フリーター花屋勤務、26歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし 花咲さんの知らないこと

作品情報

作品名
こっち向いてよ、花咲さん
著者
いっこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415934
4.4

(20)

(13)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
89
評価数
20
平均
4.4 / 5
神率
65%

レビュー投稿数5

好きになられる呪い

初読み作家さんです。
絵柄が私好みでした。

目を見ると好きになられてしまう呪い持ちの為に常に眼帯している花咲さん。
今までは、呪いにかかった人物の前から姿を消すことで何とか難を逃れてきたけれど今回の相手は探偵という職業柄逃げきる事が出来ません。

テンポよくお話が進んでいき、一気にサラッと読めました。

最初は、呪いのせいで…という感じもありましたが。
ラブコメかな?
なので、明るく楽しく読めます。

この作家さんの他の作品も読もうと思いました。

2

コミカル

目を見た相手を虜にしてしまう呪いに怯える美青年(花好き)vs目を見て虜になってしまった桐ヶ谷さん♂(ストーカー気味)のお話。

目を見るだけで相手を虜にできるなんてお得じゃん!と思ったら大間違い。
キッズ時代にオッサン(眼科医・仕事中)に求愛されたり
可愛いJKならラッキーかというと、執着心強めでいきなり子作りの要求…。
お得な案件1つもないのですが…^^;

過去の経験からトラブルがある度に仕事や住居を変えて静かな暮らしに勤しむ日々だったが
偶然とはいえまた呪いで惚れさせちゃった桐ヶ谷さんから逃れる為、いつも通り転職&引越ししたのにあっさり見つかってしまう。ナゼ!?笑

しかも今回の相手、何気に言葉が通じない!?
押しに押され絆されて気付けば少し寂しくなってる!?
愛情が法律ギリギリ?セーフ?アウト?…微妙です!
花咲さんに好意が芽生えなければ完璧アウト間違いなし(๑•̀ㅂ•́)و✧

2人のやりとりがズレてて面白いのは間違いないので是非読んでほしいな。
※当事者(花咲さん側)には絶対なりたくないけどね!笑笑

2

ゆるくて不思議

目が合った人は誰でも自分のことを好きになってしまう呪いの左眼を持っていることで、幼い頃からたくさん苦労をしてきた花咲。眼帯をして他人と目が合わないよう気をつけていたけれど、ひょんなことから桐ヶ谷と目を合わせてしまい求愛されることに。
そんなふたりの不思議でキュンとする日々が描かれていました。

呪いがかかった桐ヶ谷の行動が過激になることを知っている花咲は、バイトを辞めて引っ越しをするもなんと引っ越し先まで追いかけてくるというこれまでの人にはない執着を見せてくる桐ヶ谷にタジタジ。
逃げたいけれどきっとどこに行っても探し出されるだろうことを悟り、なんとか諦めてもらおうとするけれど…桐ヶ谷の猛アタックに少しずつ絆されていくわけですね。

グイグイくる桐ヶ谷に戸惑いながらも一緒にいるのが楽しくなっていって、逃げられないのがキツいと言いながらも恋心は芽生えていって。
左眼のせいでまともな恋愛をしたことがないからか恋に対して後ろ向きなのだけど、でもすごくピュアなのが伝わってきてその可愛さに萌えました。

結局最後まで左眼の呪いの謎はわからないままでしたが、ゆるめな雰囲気のふたりを見ているとそこまで気にすることではないのかなと思えて。
恋をしたことで呪いの証(?)だった虹彩の花模様も消えたし、正気に戻った後も桐ヶ谷の気持ちは変わっていないのことがわかって、全部が幸せなところに落ち着いて良かったなと思いました。

3

ファンタジーのようなそうじゃないような

書店に置いてあった試し読みの冊子を読み、ぶっ飛んだ設定に思わず続きが気になって購入しました。

不思議な話だったけど、ファンタジーすぎずとてもいいお話でした。癒される。
攻めの執着具合が凄まじくてちょっと怖いけど(笑)花びらが消えていく不安に揺れる受けの心理描写が好きです。あと、うっかり求めてしまったところとか、大興奮でした。タマラン…

このページを見て知ったんですけど、花咲さんの方が年下なんですね。どっかに書いてあった?見落としたかな。逆だと思っていたのでびっくり。

どうなることやらと思ったけどいい感じにまとまってよかったです!

1

時折見せる狂気に笑ってしまう

いっこ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

花屋でアルバイトをしている花咲あくるの左眼は呪われている。それは、眼を見た人が強制的に惚れてしまう、という呪い。眼を見られ、全力で惚れられては引っ越しをして逃げ回っていた。そんなある日、桐ヶ谷樹という男に眼を見られてしまい、案の定惚れられてしまう。仕事を辞め引っ越しをしたが、実は探偵だった桐ヶ谷に家を特定されてしまい…逃げられない。
個人的、各項目5段階で
執着・狂気 3
コメディ 3
わんこ 3
エロ 1
な感じだと思います。

執着ストーカーもとい探偵×健気な花屋さんのカプです。花屋でアルバイトをしている花咲さん曰く、呪われている左眼ですが、今作の世界観は異世界やファンタジー系ではありません。普通の日本の現実世界です。何故か花咲さんの左眼を見ると、誰もが花咲さんに惚れてしまうのです。そして惚れられた人達の異常な執着や身の危険から逃げる様に引っ越しをする。自分自身も辛い思いをしているのに、相手のことや仕事先に罪悪感を抱いてしまう花咲さんが健気です。だけど今回惚れられた桐ヶ谷さんが探偵という、ある意味最強の相手で、逃げられない展開に思わず笑ってしまいました。

その後も仕事先に現れては、大好きや可愛いと熱烈にアプローチをしてくる桐ヶ谷さん。花咲さんに若干引かれてしまっても、めげずに明るく想いを伝え続ける桐ヶ谷さんがとてもわんこな感じですが、時折垣間見える執着や狂気じみた言動がちょっと怖くてだからこそ笑ってしまいます。
でもグイグイアプローチをしているのに、花咲さんから心配してもらったり、お礼にご飯を誘われたり、花咲さんの方から距離を縮められた時の喜んだり嬉し過ぎて動揺している姿が可愛いです。

少しずつ桐ヶ谷さんに絆されかけている花咲さん。だけど、徐々に左眼の呪いが消えかけている様で、そうなってしまったらと不安になってしまう花咲さんがやっぱり健気で、きっと大丈夫だよ、と思いながらドキドキしました。

因みに、いっこ先生の他の作品を拝読させて頂いていたのですが、その作品の結末が仄暗系だったので、今作もラブコメ系だが、最後は花咲さんが気付いてない、桐ヶ谷さんの狂気じみた秘密でも描かれるのでは、と私が勝手に身構えてしまっていたのですが、そんなことはありませんでした。ほんの少しだけ辛い雰囲気もありますが、終始明るいラブコメ系です。個人的に花咲さんに画力とアクキーとバッグの件にめっちゃ笑ってしまいました。

本編で絡み描写は殆ど無いので、BL初心者でも読み易い作品だと思います。笑ってほんわかする桐ヶ谷さんと花咲さんの遣り取りを是非とも読んでほしいです。

1

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP