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小説

転生した二人の反応がありきたりでなく面白い!
誤解を受けそうな場面で物事を隠したり、博愛主義ですれ違ったり、そういうあるあるがなくて、想定した問答にならないことに爽快感がありました。
それから、主人公が高校生男子っぽさがあって良かったです。花は愛でない、お勉強苦手、甘いものより肉、体動かしたい等。
あと、エロはあってもいいけど、無くてもいい派なので、その点に不満はありません。
この世界観で続きがあるなら、また読みます!
作者さんのファンになりました!
異世界転生ものでもものすごく好きな一冊です!
聖女である澪の召喚に巻き込まれた幼馴染の悠真。後に第一王子だとわかるアルフレッドに興味を持たれ後見人になってくれたことから距離が縮まり…という感じの物語で、比較的ストーリー設定は王道です。
ただどのキャラも個性的で本当に面白いです!
受けの悠真は高校生男子らしいぶっきらぼうで敬語が苦手な話し方で、何にでも興味津々で目をキラキラさせるところや思ってことを直球でぶつけてしまう少年らしさも持ち合わせ、その純粋さでアルフレッドを序盤から振り回します(もちろん無自覚)澪の影響もあり異世界転生させられたことに悲観的な表情はほとんど見せません。
対して攻めのアルフレッドはとにかく見目麗しく所作も美しく悠真を溺愛する姿も含めまさにスパダリと呼ぶにふさわしい男です。序盤から悠真への気持ちダダ漏れで甘々な行動を取りつつ周りへの牽制も外堀埋めも忘れない卒のない人物。これだけ構われて好かれてないと思う悠真、鈍くて可愛い。笑
そして超重要人物の聖女澪。とにかく口が達者な努力家で、自分の利は自分で勝ち取ってやるというタイプ。召喚された直後から1ミリも妥協を見せず大人相手にガンガン交渉して悠真を守ろうとするカッコ良すぎる女子高生。そして腐女子。とにかく澪ちゃんは悠真第一なので、安全面はもちろん腐女子を味方につけた悠真は恋愛面で最初から絶対的な安心感が!!腐女子味方につけるとこうも安心感が生まれるのかと感動します。笑
ストーリーのテンポも良く、本当に面白くてあっという間に読めてしまう1冊でした。激推し!!
澪の聖女召喚に巻き込まれた悠真が後見人であるアルフレッドの元で生活していくところから始まります。
元の世界に帰れないことに対する悲壮感はなく、前向きに異世界の生活を楽しむ姿に好感が持てました。
アルフレッドのアピールに全く気付かない悠真の鈍感さが微笑ましいです。
暴漢に襲われたり、獣人に拐われたりもしましたがアルフレッドが助けてくれるので安心して楽しめました。
両想いになった後の初々しい悠真が可愛いです。
まだ抜き合いだけで身体を繋げていない二人の今後が楽しみです!
何でも一個願いをきく券を使うところが今からとても気になります!!
初読み作家さまでした。電子サイトのレビューが軒並み良かったので購入してみました。じゃない方のお話が好きなのと芦原モカ先生のイラストに惹かれたからです。
高校に入学したばかりの悠真が自宅近くのコンビニに寄り、幼馴染みの澪(♀)と出会って一緒に帰宅途中に聖女召喚に巻き込まれて異世界へと飛ばされてしまうお話でした。
この澪ちゃん腐女子でして翌日発売の新刊が買えない事に激怒して、召喚先の王太子とかにめちゃくちゃ腹を立てているのに思わず共感してしまいました。
そして巻き込まれた形の悠真(ハル)が理不尽な目に遭わないように、脅して釘を刺しておく事も忘れないような賢い子なのです。何よりハルを利用しようとする貴族たちを舌鋒鋭くやり込めた時は拍手喝采でした。凄く良い子でこんな女の子ならBL作品に登場するの許せる!って思っていたんです。
ところがです。面白そうと思ったら彼女は貪欲なのと、そんな彼女に何を言っても無駄だからと許してしまってるハルにモヤッとしてしまったんです。
それがハルとアルフレッドの恋路に関する事ばかりだったので、更に苛ついてしまいました。
ハルとアルフレッド視点もあるし、アルフレッドの周りの人々の反応からも早い時点でアルフレッドの気持ちは分かるんです。
ただし、ハルは自分の事には鈍感で疎いんです。傍観者的な気持ちで居るので正直言ってアルフレッドが気の毒になります。
紆余曲折を経て両思いになったところで終わってますが、ダンジョンで見つけたアイテムを澪に渡すと言った話はどうなったのかとか、ハルとアルフレッドは公認の仲にはなったものの最後までは致してないので続編を期待して萌としました。
面白いけど聖女に振り回された感があって評価に迷いました。
今回は第三騎師団副団長の魔導騎士と
聖女召喚に巻き込まれた高校生のお話です。
異世界に召喚された受様が攻様の伴侶となるまでと
本編後の続編短編を収録。
受様は陸上部に所属の高校生です。
少し浮かれた気分で登校した休日前の金曜日、
睡魔と格闘して授業を受け、
放課後は部活に精を出して帰路につき
途中のコンビニでストレートの黒髪が
パッと人目を惹く幼馴染に声を掛けられます。
母親同士が仲が良いために物心ついた時から
姉弟のように過ごした幼馴染は腐女子です。
新刊がフラゲできなかったと嘆く彼女の話に
共感できなくても付き合っていると突然足元が光り、
幼馴染に腕をがっしりと掴まれ・・・
次に気が付いた時には王太子を名乗る美男子に
優雅な仕草でさっと手を差し出されて
困惑する事となります。
最も王太子が"聖女"と呼んで手を差し出したのは
受様の腕をがっちり掴む幼馴染で
受様は完全スルーな状態でした。
受様は自分が完全に巻き込まれたのだろうと察して
色々と考えている中、王太子は幼馴染に
甘く呼びかけ助力を乞いますが
彼女の冷たく「否」と言い放ち
有無を言わさずさらわれたのに協力力すると思うのか
とド正論で切り返し、王太子を絶句させます。
果たしてこんな幼馴染と受様を待ち受ける未来とは!?
WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作の書籍化で
聖女召喚に巻き込まれた受様と受様の後見人になる攻様の
ラブファンタジーになります♪
巻き込まれ系ってけっこう本当は・・・系が多くて
MYツボな分野なので手にした1冊になります。
今回の攻様は
聖女を召喚するという王太子に誘われて
召喚の場にいた第三騎師団副団長になります。
魔法の才にも優れており、受様の後見人となり
受様のお世話をしてくれるのですが
攻様は実は○○でして出生や過去にいろいろとあって
他人と一線を引いて接しているのです。
最初は監視目的だったのに
攻様を特別視しないのに攻様を気遣ってくれる
受様に徐々に惹かれていきます。
受様は攻様の想いには全く気づかないため
どうやって2人が恋仲になるのかは楽しく読めましたが
タイトルやあらすじそのままのお話で
受様があまりにも日本人感覚で偏見もなく危機感も低く
攻様が超スパダリさん過ぎて期待していた山とか谷とかが
思ったよりも盛り上がらなかったです。
勝手に違う方向を期待しておいての難指摘なので
タイトル&あらすじままのお話がツボる方には
楽しいと思います。
