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一言でいえば、ぶっとんでる!(褒めまくり)
この作品ただものではないし、蜂煮先生のデビュー作とは衝撃。
小学生の時のお遊戯会で顔ではなく演技を褒めてくれた人・山田山に恋をしてから俳優になった深井海の10年愛の話。お遊戯会以来、会えず、名前も知らないまま月日が経ち偶然見たテレビに探していた山田山がいてウミは会いに行くが…という話。
そこでは鼻血出たり、彼女いたり、告白したり、ストーカーいたりと内容盛りだくさんなのに胸キュンしたり、切なかったりもあって読んでてあっという間に読んでしまいました。
作品迷子になっている方!ほんとオススメです。
ギャグBL大好きなので、似た趣味を共有するレビュワーさんのオススメで読破。
うーーーーん…例えば私、和山やまさんは大好きなんですが、蜂煮さんはちょっと方向性が違うタイプのシュールギャグ作家さんでした。
要所要所で受けの目が血走っててガンギマリです。あと鼻血の量がパない。
絵柄がホラー漫画っぽくて、そちらの業界の影響をかなり受けられた作風なんだろうなとお見受けしました。
特にキツかった描写は:
・受けが攻めのことで頭がいっぱいになって、頼み込んでやっともらえた仕事であるシール貼り作業すら めっちゃくちゃ。攻めの仕事の邪魔ばかりするし、朝礼で攻めに告白するしで、ガマンできなかったです。
あぁそうだ、恋愛で仕事をおろそかにする描写が地雷だったんだ私…
(今後それらの点は覆って受けは大きく成長しますが、それでも無理だった)
・攻めに彼女がいる設定はいつもはそこまで気にならないのですが、今回はなんかすごく感じの良い女性だったので可哀想でした。
・マネージャーの親知らずの腫れが治ってないのも謎だった。
(もともとそういう顔だった、という笑いポイントなんでしょうが笑えなかった)
・サイコパスという言葉の使い方も うっ、となりました。
(全体に言えることですが、笑わせようとしてる箇所がことごとく外れる)
でもオーリガさんはすき。
受け自宅壁に時計仕掛けのオレンジー!w
なるほどぉ、作者さんがお好きな映画の傾向が少し分かった気がします。
手や腕のスジ・筋肉がしっかりと描かれてる作家さんは私的にすごく貴重なので、出会えて嬉しかったです。
この狂気にも見えるギャグ魂がクセになる作家さんなのだとは思いますが、私には合わなかったようです。
個性的なシュールギャグに興味がある方は、ぜひ試し読みで合う合わないをご検討ください。
<こんな方にオススメ>
受けにも攻めにも筋肉求む!な方
<注意点>
・攻めが今カノとヤる描写が普通に描かれます
・ガチストーカー出てくるので苦手な方は注意
なんとも素敵な作品でございます。
コマ割り、セリフ、キャラクターの表情がまるで映画。
そこかしこに散りばめている笑いどころ。
たまりません。
ウミの可愛さ、またヤマの漢気に感服でございます。
笑えて、ゾクっとして、またキュンキュンと緩急が凄まじい。
もぉこんなに忙しく楽しく愛おしい作品に出会えたことに感謝です。
BLジャンルでこんなにもおもしろく、シュールで、ストーリーもよく、それだけではなくキャラ一人一人を愛せる作品は初めてです。
一気に作品に引き込まれました。
これがデビュー作?信じられない。。
読み終わったあとしばらく余韻から抜け出せませんでした。
うみくんも可愛くておもしろく、ヤマの男らしさにもキュンキュンしました。
このカップル一生推せます。
だいすきです。。
ずっと2人のやり取りを、もっと覗いて見たいです。。
切実に続編希望です。。。
タイトルとぱっと見の表紙から勝手に時代ものかと思っていたんですが、よく見たら普通に現代人の服を着ていました(笑)。蜂煮先生のギャグ漫画テイストのタッチ、とても好きです。そして、なんといっても主人公・ウミの宇宙人感が突き抜けていてすごかったです。面白いとかを通り越して、すごかった。自分だけの世界を持っている彼は芸能界でもっと花開くと思います。社会人不適合者に見えて、目的が定まれば真面目に働くこともできるし、役者としての意気込みは十分なところがいいギャップでした。BL面では、彼女と切れていない状態でヤマとウミが関係を持つのを残念に感じたり、シュールな雰囲気からロマンチックな雰囲気へ私自身の気持ちの切り替えが追いつかなかったりして、すごく萌えたとはなりませんでしたが、今後の作品が楽しみな作家さんに出会えて嬉しく思います。