ボタンを押すと即立ち読みできます!
「苺王子」
内容はファンタジーで、コミカルさ、可愛さ、甘さ、切なさが詰まっていました。
主人公は、とある星の王族ベリー家の第一王子・クラム。
クラムが18才になり、ベリー家の掟により2年間で他の惑星から伴侶を得なければならない、という事で地球の日本に落ちてくるわけです。
すでにヤリチンの投げやりなクラムは、嫁なんて誰でも同じ、と落下先にいたメガネっ子に婚約指輪を嵌めてしまう。
しかし、そのメガネは男だった……!
しかも、他人と関わりを持たず、淡々と仕事をし、毎日同じルーティンで動くスクエア人間。しかし、ゴーマンで俺様で短気なクラムと過ごす毎日は彼・佐藤一(ハジメ)の心を変えていく。
それはクラムも同様で、初めはハジメに強要して女性の嫁候補を探そうとしていたけれど、ハジメが笑えば嬉しい、邪魔にされたら嫌っていう気持ちに忠実に、改めてプロポーズするのです。
移動中おチビ姿になるクラムの可愛さや、クラムの母・王妃ブルーの鉄火母ちゃん振り、父マコトの天然、ハジメが心を閉ざしていた悲しい理由など、短か目の物語なのにバランスよく組み込まれて読み応えもなかなかです。
「苺弟王子」
クラムの弟、第二王子・ラズの物語。
ラズはクラムとはタイプが違って、小悪魔系?のふわふわ金髪王子。そして、王家警護隊長レオと恋人同士♡
寝床から消えたラズが仕掛ける「お手紙探し」のゲームは、レオの誕生日のお祝いに。レオとラズのここまでのエピソードを網羅した上手い展開です。そしてエロもあり。
「苺蜜月蜜」(いちごみつげつみつ)
ブルーに蹴られた傷も治って、初めてのHのクラムxハジメ。ハジメの恥じらいがいい。
絵本のように可愛くてきれいで平和なお話です。実は弟王子カップルのお話がメインディッシュで、主人公カップルは前菜という感じでした笑 続刊があるので、そこでもっとドラマティックな展開があるのかも。
弟王子はショタかなと思うので地雷の方は要注意。といいつつ私もショタはできれば読みたくない派ですがあくまでも脇カップルだったせいかそこまで気になりませんでした。
松本花さんの作品は十年以上ぶりに読みましたが、可愛くていいですねぇ。チビ王子に癒やされました。
『がっこうのせんせい』や『蜜の王国』を先に読んでいたので、松本先生のこちらの作品を見てガッツポーズ!これ、結構エロいです。先程の二つの作品はせいぜいキスくらいで妄想で楽しむって感じだったのですが、こちらはベリー家の兄弟が二人ともすごい!
主人公のクラム王子はビックリしたり、必要なときは小人サイズになるので、ショタ?と思われるかもしれませんが、きちんと18歳です。
だから、エッチシーンではかなり色っぽい攻め様で、王子さまだけあって、俺様です。
最後の方に収録されていた弟のラズ王子はたぶんまだかなり小さくて、地球でいうと中学生か高校生くらいかも知れません。見た目は完全にショタになっちゃうかも。で、この子がまた見た目に反して誘い受けってやつなんですね。
私はたぶんショタ好きな方だと思うので、この見た目とのギャップにも萌えましたし、普通に小人の時のクラムが可愛くてお気に入りです。
ショタがNGじゃなければ是非読んでみてください。
王家ベリー家の王子様クラムと、地球人庶民のハジメのお話です。ポケットに入る、小人サイズの王子様が、本当に可愛いです。
ベリー家では、世継ぎが18歳になったら他惑星から伴侶を得るという掟があります。クラムも地球を選んで、探しにきました。苺大福の苺のふりをしたクラムは、ハジメの目の前に現れます。ハジメをメガネ女子だと勘違いしたクラムは、婚約のキスをします。婚約を解消するには、他の相手にキスしなければいけません。お互いに間違いだと思った二人は、クラムに相手が見つかるまで、同居することになったのです。
俺様なクラムに、淡々と言い返すハジメがおかしいです。威張ってるのに、ハジメの前じゃ王子様の威厳が全くないところも面白いです。
王子様の地位よりも、ハジメを選んだクラムにキュンとなりました。過去の辛い経験から、人付き合いが苦手だったハジメが、クラムにだんだん惹かれていく様子も良かったです。
同時収録の、クラムの弟のラズとレオのカップルのお話も面白かったです。意外とエッチなラズにギャップ萌えでした。
クラム、寝ぼけすぎだろ(* ̄m ̄)ぷっ
どっからどう見てもハジメは男だ。
そして、さすがは王子…エラそう。
ハジメには全く通じなかったけどwww
小人サイズのクラムがめちゃくちゃ可愛いのです。
ずっとその姿でいてくれ。
ってか欲しい←
ポケットに入れていつでもどこでも愛でたい(*´Д`)ハァハァ
人との関わりを極力避けていたハジメがクラムと接する内に少しずつ柔らかい表情を見せてくれるようになって良かったぁε-(´∀`*)ホッ
個人的にとてもお気に入りなのはクラムの両親。
めちゃくちゃ強いブルー王妃(但しマコトにはメロメロ)と穏やかそうなマコト王。
NLになっちゃうけれど、この2人の話を読みたいです。