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悪役令息に転生したビッチは戦場の天使と呼ばれています。 2

akuyakureisoku ni tensei shita bitch ha senjou no tenshi to yobareteimasu

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表題作悪役令息に転生したビッチは戦場の天使と呼ばれています。 2

ノルン、フテラ教に仕える騎士
アンジェロ・ベルンシュタイン、前世の記憶を持つ侯爵家の次男

その他の収録作品

  • ルドの洗礼式
  • 寄りそう光

あらすじ

王子の婚約者マリアを虐げ、国教フテラ教を侮辱した罪で、治癒士として奉仕活動を命じられたアンジェロ。だが断罪の瞬間、前世・小川斗真としての自我が目覚めたことで一変。元看護士の知識と、仲間たちの協力で習得した治癒魔法によって「戦場の天使」と呼ばれるまでになっていた。護衛騎士ノルンともすっかり打ち解け、忙しくも和気藹々とした日々……だったが、マリアとの再会をきっかけにアンジェロの封じられた過去が明らかになる。それは、幼い彼を傷つけ呪いをかけたのが、フテラ教の教皇ヨキラスだという衝撃の事実。真実を知った斗真はアンジェロが奪われたすべてを取り戻すべく、大逆転劇に打って出る……!!

作品情報

作品名
悪役令息に転生したビッチは戦場の天使と呼ばれています。 2
著者
赤牙 
イラスト
都みめこ 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784434327926
4.4

(12)

(6)

萌々

(5)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
53
評価数
12
平均
4.4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数3

号泣

アンジェロの過去が本当に辛く苦しいもので、胸が締め付けられます。
教皇ヨキラスや教会がクズ過ぎる!
しっかり『ざまぁ』が成立してスッキリしました。
涙無くして読めない小説ですが、アンジェロ(トーマ)の強く健気な心とエロに実直(笑)なところ、ノルンの溺愛、前線の仲間達の明るいワチャワチャなど、ほっこりする場面もあり。
そしてなんと言っても、オレリアン兄様が最高の男で推せる!
この小説で1番格好いい男はオレリアンと言っても過言ではない。いわゆるスパダリ属性。

この巻で完結となりますが、アルファポリスで無料公開されている番外編も面白くて、幸せな読後感になりました。

0

伏線の回収と、益々深まる二人の絆

1巻目ではプロローグ的なお話が主でしたが、こちらの続編ですべてしっかりと伏線が回収されていて、スッキリとしました。
前世の記憶(斗真)のほうが強くて、アンジェロとしての記憶がほぼなかった前巻でしたが、少しずつアンジェロとして過ごした記憶を取り戻していく過程で、今の置かれてる立場がなぜそうなったのかが明らかになっていって、辛い場面もあるんですが、最後はしっかりとハッピーエンドになっていってるのはすごいなと思いました。
面白かったです。

2

縛られない未来を手にするために

今回はテフラ教の神殿騎士と呪われた侯爵家の次男のお話です。

呪われた事で封じられていた受様の過去が蘇り
黒幕と対峙し、囚われた人々を解放し、新たな未来を掴むまで。

受様は看護師をしていた日本人でしたが37で病が発覚
亡くなる時に次は丈夫な身体の可愛い男の子になりたいと願い
華奢な身体に金髪、碧瞳の侯爵家の次男に転生します。

しかしながら国教のテフラ神から呪われた者とされて
王子からいわれのない罪を着せられた挙句
魔物の蔓延る隣国との戦いの前線の街に送られます。

看護師の記憶を活かして人々を助け
治癒士によって魔法が使えない原因が背中の傷とわかり
過酷な治療を受けながら奉仕活動を続ける姿を見た人々は
噂は真実ではないと受様を受け入れくれるのです。

受様の護衛となった神殿騎士の攻様もそんな一人で
今では受様を誰にも任せたくないほど慕ってくれますが
受様は攻様の気持ちに向き合えずにいました。

そんなある日、
受様は洗礼式の日に何があったのかを思い出し
受様が背中の傷を負わされ、魔法が使えなくされたのは
神殿の大司教によって仕組まれていた事がわかります。

しかも今や教皇となった当時の大司教は
聖属性の魔力をもつ子供を"フテラ神の天使にする"試練を
与えると子供達に呪いをかけていたのです!!

受様は教皇の呪いを解くために奔走する事となります。

果たして受様を教皇の呪いから解放さる方法とは!?

既刊「悪役令息に転生したビッチは・・・」の続刊で
教皇の思惑で呪いをかけられた侯爵令息に転生した受様が
受様の監視役だった神殿騎士の攻様とともに
神殿の思惑を打破する異世界転生ファンタジーです♪

既刊の伏線回収を楽しみに手にした1冊になります。

受様が転生した公爵子息は洗礼式の日まで
現教皇が自分に呪いをかけるなんて露ほども思わず
呪いをかけられた事も言えなくされて
誰もが受様が"神に"呪われたという教皇の言を信じます。

受様を自分のだけのテフラ神にしようと画策しますが
受様が記憶を取り戻した事で洗礼式の真の目的が暴かれ
魔物の増殖すらも彼らの所業が遠因と判明していきます。

受様達は神殿の悪行を暴く物証を得るために奔走し、
攻様が魔物に襲われて右腕を失う事態とまでなりますが
ソレを許さなかった受様が再生魔法を会得した事で
物語はクライマックス一直線!! 

教皇の夢が砕かれ、受様が攻様との未来をつかみ取るまで
とても楽しく読ませて頂きました。

既刊だけだとどうにも消化不良なので
本作とぜひセットでお楽しみいただきたいと思います。

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