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烏は恋の糸に囚われる

karasu ha koi no ito ni torawareru

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表題作烏は恋の糸に囚われる

烏間 蓮夜
私立大学の古典臨時講師(烏天狗)
骨董笹蟹の店主(女郎蜘蛛)

その他の収録作品

  • 番外編「雪見障子とくもの糸」/おまけマンガ
  • カバー下:千年の重み/信じてるのがまた可愛いんだけど

あらすじ

京都の大学で古典を教える臨時講師の烏間――
その正体は、妖の烏天狗だ。
人間に交じりながら、千年前に行方をくらませた
喧嘩仲間の女郎蜘蛛の妖・慧を探し続けていた。
ある夜、手に入れた黒曜石でできた骨董の蝶が
飛び去り追いかけると、そこにいたのは慧!!
けれど見つけた慧はなぜか、記憶を入れた瞳と
心臓をどこかに封印されていて!?

作品情報

作品名
烏は恋の糸に囚われる
著者
百々地さ和 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199609725
3.2

(10)

(2)

萌々

(2)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
29
評価数
10
平均
3.2 / 5
神率
20%

レビュー投稿数4

千年ぶりの再会 最高でした!!!


千年経っても烏天狗は女郎蜘蛛の事が忘れられずにいて、現在は古典の教師をやっている。
千年の時が経っても、どこかにいるんじゃないかって考えちゃう烏天狗さんが愛おしい。

偶然再会した女郎蜘蛛は、両目と心が封印されていて、記憶をなくしている。
和風ファンタジー感がとても好きでした。
心が封印して隠された場所が分かった時は、最高すぎて悶えました。
記憶がなくても、なんとなく身体が覚えてたんですかね。

何より、人付き合いが上手くて遊んでそうな攻めと素直になれない美人な受けの組み合わせが良かったです。

千年前の二人のやり取りがもどかしい。
両片思い最高!!!

0

千年の時を経て

烏天狗の蓮夜と女郎蜘蛛の慧。
妖怪の姿のまま生きていた彼らが千年の時を経て、人間界で再会するところからはじまるお話でした。

大学で講師をしながら千年前に突然自分の前から姿を消した慧のことを探し続けている蓮夜。
縄張りを争って喧嘩ばかりだった相手を千年も探している時点で特別な感情があるのは明らかですが、蓮夜自身がそれに気付いていないので
恋心による衝動に突き動かされていたのではないことがわかってすごく素敵でした。

再会した当初は目や心臓を封じられ記憶も奪われていた慧ですが、蓮夜が両目を取り戻してくれた辺りから徐々に記憶も取り戻し、封印された理由も明かされていくことに。
そこには慧のとても悲しい恋の記憶が隠されていて、思い出したことでまた当時の苦しさに支配されてしまいそうな様子を見ているのは切なかったけれど。
すれ違ってしまう前に蓮夜がきちんと慧を捕まえて想いをぶつけ合い、同じことを繰り返さない結末になってくれて本当に嬉しかったです。

妖怪同士の恋なのでファンタジー要素は多めですが、ふたりの気持ちのやり取りには人間味のあるあたたかさが感じられたので
それに偏ったモノではなくとても読みやすい作品でした。

0

和服の美人受けってだけでソソる

んんん 半妖とか神さまとか陰陽師すきだな と
まぁ 承知で買っているので不満はないんですが

百々地さん”も” 好きなくせにイマイチ こう
設定も魅力的だし 出だしから中盤辺りまでは毎度「神かッ!」と思ってはいるんですが
駆け足なのはいいんだけど はしょって まくって アマアマなら問題ないですよね?みたいな感じになっちゃってて ほんと毎度個人的で申し訳ないんだけど もっとゆっくり読ませてくれよぉ って

あれかな?設定を盛り込みすぎちゃうんですかね? サービス過多って困っちゃうわぁ


お話しは1000年の時を経て再会した 喧嘩ばかりだった烏天狗と女郎蜘蛛

これがまたほんとッ!いいのよ

フィールドワークで訪れた骨董市で見つけた根付けの放つ妖気に導かれ再会を果たした女郎蜘蛛は両目を失い心臓までも封じられていた
って 簡素にまとめたつもりがネタバレ大概になってしまった Orz
語彙力って大事ですよね なんかもうどぉやってもぼかせなかった

これは見なかったことにしておくんなまし


んんん 美人な蜘蛛の使い方はいいし 封印され身体から抜けている心臓に命の残り時間をもたすことで増すドキドキ感や 明かされた封印の理由もせつなさを振りきっててよいのだが
中途半端に封印された記憶のおかげで まぁぁすれ違う ここに若干イラッとする ←え
素直になれないのよ 誘うようにセックスはしてるのに蓮夜の好意を素直に受け入れられないってのが地味に長いッ!

途中まで 意地っ張り受け大好きさんカッモーーン みたってくれや この男前一途攻め(仮)の拒まれかたッ
そんなに拒むなら蓮夜はあたしがもらっていくぜッ!って声を大にして言いたい気持ちはあったんだけど ちょっとぐずぐずしすぎたかな

ここ引っ張るなら彼の心臓を必死に探す蓮夜の焦りがもっとみたかった


憧れの延長にできた小さな想い 重すぎる情に血迷い膨らむ拒絶

正直 心臓捻り潰されるほどのせつなさではないし ふたりの想いは確実に読めるが恋を読もうとするには物足りない気もしないでもない

が 今までで1番読みやすかったし 余すことなく慧の想いは盛られてた

そうだな 少しだけ欲を言えば 蓮夜の浅い関係を好む理由がないしドクズさが足りない
そのせいで 意地っ張りなくせに執念深くて 拗らせてるくせに変なとこいじらしいはずの女郎蜘蛛が若干ヤリマn…

あれ そこは言わないお約束か?コレ

いやでもほんと 全体的にあっさりサラッとな人外ものをお探しなら きっとアリです! たぶん

2

内容はとても好み

妖怪系のBLが好きで今回受け攻めのタイプ関係なしに購入してみたのですが、個人的に今回の受け攻め反対であればもっと、魅力的かつ自分の好みだったなと思ってしまいました。元々美人受けが苦手だと言うこともあり、今回妖怪×妖怪ではありましたが受けの性格は美人のツンデレ猫みたいな感じでした。多分一番苦手だったということもあったのですが内容や流れそれからの結末は最高でした。設定もしっかりしておりBLじゃなくても凄く魅力的な設定にも感じられました。確かに京都は妖怪がいそうなイメージですよね
あと既作品の天才調香師の受け攻めの反対が今回の作品だったみたいなイメージもあります。次にまた期待しております(=^・^=)

0

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