「お前と同じベッドで寝るって何!?!?!?!?!?」

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表題作くたばれマイハニー

横山毅、サラリーマン、水島の同僚、28歳
水島賢斗、サラリーマン、28歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:登場人物紹介

あらすじ

犬猿の仲の同僚と長期出張×ベッドはひとつ=完全に寝不足

俺、営業マンの水島は同期の横山と犬猿の仲。
奇しくも同い年、同じ出身地で同じ部署の俺たちは、どちらも仕事はできるがちょっっっっとだけ横山のほうが成績がいい。
周りからはイケメンで仕事もできると持て囃されるあいつが、クールな態度(主観)なのも腹が立つ!!!

それなのに二人で長期出張!? おいおい部長、勘弁してくれ!!!!
しかも同室で、ベッドがひとつしかなくて――!?!?!?!?

同じベッドで寝るしかないって、マジ………?
こうなったら弱みのひとつでも握ってやろうと思ったら
「弱点、お前」って………え?
……………え? それってどういう――

青井しおが描く、ハイテンションギャグ×サラリーマンBL!開戦!

《収録内容》
◆『くたばれマイハニー』1~5話
◆描き下ろし11P

作品情報

作品名
くたばれマイハニー
著者
青井しお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758026444
3.5

(15)

(3)

萌々

(4)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
52
評価数
15
平均
3.5 / 5
神率
20%

レビュー投稿数3

ツンツンな受けが可愛い

デビュー作とのこと。
同僚として働く攻めと受け。突然の出張を命じられ、宿泊先に着くと、まさかの同室でダブルベッド!というハプニングから始まります。
受け視点で進みますが、なかなか攻めが本格的なアタックをしてきませんw

告白したつもりになっている攻めですが、「嫌いじゃない」「告白をなかったことにされた」というような言葉のみで「好き」をきちんと伝えてないのに、攻めの行動に愛がありすぎて、受けは周りから指摘されて攻めの気持ちに気づきます。
受けもそんな攻めに対して気持ちが固まっていき、攻めに対して気持ちを伝えます!
このときの受けの言葉が特にツンツンしてて可愛い!
結局最後までキス止まりですが、受けのツンツン具合が可愛いので「萌2」評価です。
攻めがもっとわかりやすければ進展の仕方もかわったのかな〜。でも、この2人の性格だからこそ、という感じもします。
喧嘩(というよりは受けがつっかかるだけ)しながらも仲良くしてほしいです。

1

初々しい

デビュー作とのことです。

設定、展開、共にBL界あるある10000回くらい見かけましたという感じではあります。
ちょい新鮮?なのはライバル横山の亡き愛犬が時々絡んできて、結局受け?の水島は愛犬に似ているらしい。
あと結末もわたしには新鮮でしたね。

ネタバレですが、同僚同期の2人はライバル同士。
長期出張で手違いで同じ部屋、1つのベッドで寝起きしなければならない羽目に陥ります。
水島は寝不足でストレス限界。
でもふと、大嫌いな横山が子供の頃犬も交えて遊んでいた仲ではないかと気づき始め、犬と間違われて抱きしめられたり
「おまえのこと俺はずっと嫌いじゃなかった」と言われ、水島はBL的にひどく意識し始めてしまいます。
ここがよく分からない。
嫌いじゃなかった、と言われてBがLし始めるものなの?
その前に酔っ払った横山にムク、会いたかったと抱きしめられてはいるけども、それでも横山のその言葉は友達的好意と受け止めるのが普通じゃなかろうか、流れ的に。
それとも大嫌いイコール大好き、無意識のうちにラブだったのを鈍感なわたしは気づくべきなのか?
とにかくなんか無理があるなと思いつつ、どうせ最後の出張の夜とかにラブラブえちを始めるんだろーなー
と醒めた目で読んでいたらそんなことはなかった!
いちおう横山は告ってはいますが水島は友達から(お願いします)なんてかましていますし、ゆっくりじっくりお互いの気持ちを育てるみたいです。
ちゅーはありましたけど。

いきなり濃厚えちシーンとか至らずに私は安堵しました。
納得いかない急展開でなくてほんとに良かった。
作品の好感度上がりましたとも。


2

ドタバタだけど

同じ出身地で同い年、そして同じ部署に配属されている横山と水島。
共通点はたくさんあるものの、なぜか犬猿の仲な営業マンたちのお話でした。

突然の長期出張、手違いで一部屋しか用意されていないマンスリーマンション…
どこにも部屋の空きがなく一緒に暮らすことになるという、がっつり王道なところから始まって。
犬猿の仲とは言ってもギャンギャン騒いでいるのは水島ひとりだけで、横山のことがなんとなく気に食わないけれど嫌っている明確な理由はナシ。
そんな良くも悪くも"BLらしい"ところがたくさん散りばめられていて、先も読める展開にはなっていたけれど。
いつも冷静な横山とドタバタすぎる水島との掛け合いがなんとも絶妙で面白かったです。

テンパると暴走してしまったり仕事できる風なわりにツメが甘かったりと、意外とポンコツな水島でしたが。
横山はいつもさり気なくフォローしてくれていて、そんなところにも水島への想いは表れていたのかもしれません。めちゃくちゃわかりにくかったですが(笑)

なんだかんだありつつ最終的には恋人同士になったけれど、ドタバタで甘さが見えないまま終わったのが逆に彼ららしくて良かったです。
王道展開の中に個性がしっかり見えたので、ありきたり感なく楽しめた作品でした。

1

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