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小説
エロス度★★★
一城と日向太が紡ぐ恋物語♡
一城が日向太のことを〝ヒナ〟と特別な呼び方をしたり、雛鳥のように食べたせて貰っているのがごっつ尊い・・・。
また、俳優としてはめちゃくちゃカッコいいのに日向太の前だとべったり甘えたり距離感が近いのも可愛くてヤバいです。
2人の恋がとても糖度が高めで、同居生活で日向太が一城の演技の練習台にされて色々とイチャイチャしているのが素晴らしい⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
みずかねりょう先生の挿絵の眼福さ、テンションの温度差がある一城と日向太のやりとりも面白くてたまらなかったです♡
かわいいお話でした。
同級生の再会もの。
高校の昼休み、お手製弁当のおかずを通して仲良くなり、お互いに通じ合うものがあったのに些細なことで繋がりを絶ってしまい卒業。
一城は俳優として活躍、日向はテレビ局近くの弁当屋でバイトの日々。
あるとき日向の作る唐揚げ弁当がきっかけで再会。忙しい一城のハウスキーパーとして同居しドラマのラブシーンの練習まですることに。
甘え上手な一城が日向を上手く丸め込んで…と見えて実は男前な日向の行動力が意外でした。
ご飯がどれも美味しそうで愛情たっぷりで読んでて元気が出ました。
コミコミスタジオさんの小冊子では今後の2人の道筋がチラリと伺える内容でこれまたよかったです。
ヒナの作る唐揚げがもうとっても美味しそうで、ガシッと胃袋を掴まれた一城くんの気持ちがよくわかります。
俳優である一城くんの演技の練習につきあわされるヒナ。その練習シーンが甘々キュンでした。少女マンガを読んでいるようなトキメキがあるのです。
ヒナ、ヒナ〜って甘えてくる一城くんがみんなの前ではクールなのに、ヒナだけに見せる素顔が可愛らしくて、ここもキュンポイントでした。
ヒナの気持ちが一城くんを全開で好きなのかよくわかりませんでしたが、最後の方で納得でした。
クスッと笑って、キュンキュンして楽しいお話です。
世知辛い、仕事がつらい、息が詰まる…毎日を精一杯生きていればそんな日もありますね。そんな時、ほっこりさせてくれる作品です。この作者様は振れ幅がとても大きいので、作品選びを違えると、とてもハードなものになることもありますが、根底には人を思いやる温かいものが流れています。でも、この作品は大丈夫。読後はスキップしたくなるような感じですよ。たった1つ難点が。それは唐揚げが無性に食べたくなってしまうこと。しかも、ちょっと変わった唐揚げを作りたくなり、鶏肉だけでなく玉ねぎを買うことになってしまうことです。
さすが綺月先生!読んでいるとそういえばこんなこと言ってた!と見返したくなる仕掛けがたくさんあって楽しく読めました。
攻めの甘えっぷりが可愛くて、それを文句言いながらも受け止めてあげる受けちゃんの包容力、思慮深さが好きでした。
2人の関係の落ち着き方も素敵でした。
深夜に読み始めていたので料理の美味しそうな描写が飯テロでした!