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表題作ノヴァの残骸

シリウス
群れを追われたオオカミ
アルファルド
孤高のユキヒョウ

その他の収録作品

  • 描き下ろし:Remnant

あらすじ

お前に捧げたい…血も肉も骨もすべて――

一途で逞しい異端のオオカミ×気高く美しいユキヒョウ
過酷な運命に翻弄される美しき獣たちの生き様に胸を打つ、壮大でドラマティックな愛と宿命の物語

“呪われた力”で母親を死に至らしめてしまい群れを追い出されたオオカミの子供・シリウスは、
飢え死に寸前のところをユキヒョウのアルファルドに助けられた。
華麗に獲物を狩る美しい姿に目を奪われたシリウスは、狩りの教えを乞い、押しかける形で共に生活するようになる。
いつしか強く優しいアルファルドに劣情を抱くようになったシリウスに対し、
怪我が原因で上手く狩りが出来なくなってしまったアルファルドは
このままシリウスを自分に縛り付けてはいけないと感じはじめていた。
互いに想い合う二人だが、蔓延するウイルス”狂狼病”が運命の歯車を狂わせる――

作品情報

作品名
ノヴァの残骸
著者
モガ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416504
4.1

(34)

(19)

萌々

(8)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
6
得点
137
評価数
34
平均
4.1 / 5
神率
55.9%

レビュー投稿数6

1話で絶対泣いちゃうと思ってやっぱり泣いちゃいました。

最初から伏線がすごくて、流れ星の話で悲しい予感がして大体アルとシリウスがどうなるか想像できました。
心の準備は確かにできていましたが、やっぱり泣いちゃいました。

生き物の循環のテーマが際立って、前あったことが全てまた起こるという設定が好きでした。
アルがシリウスの世話をしてから、シリウスも傷ついたアルの世話をしてお互いに大事している。アルがシリウスに頼れたところが特に可愛かったです。

最後にアルが燃え尽きてしまうとシリウスがもっと輝いて、アルがしてくれたように可哀想な子を拾って大切に育てていきます。悲しくて素晴らしい物語でした。

1

心に残る作品でした

カバーでわかる通りアルが命を落とします。
そこまでのお話とそれからのお話で、ずっと根底に流れているのは大きく深い愛でした。
涙なくして読めないのですが、それでも希望が見えて、生きていくための力になると感じました。
ずっと心に残る作品で一生大事にする本に決めています。
まだ未読の方も是非読んでいただきたいと思います。
狼とユキヒョウのお話です。
モフモフ好きな方もどうぞ!

0

涙なしでは読めない

獣になる獣人なので、獣バージョンの萌えもあり、人バージョンのかっこよさも楽しめて、キュンキュンしました。
えっちの時ゴロゴロって喉をならしたり、噛みつきあったり、
逆に拒む時獣姿でしっぽでバシッてやって、たしんったしんってやってる効果音がたまらなく萌えた。

CPが離れずにいる状態が私のハピエンの定義のひとつなので、私にとってはバッドエンドでしたけれど、シリウスは精神的に強くて、そこもキャラクターの魅力で、メリバなのだと思います。
「おれは不幸になった覚えはない」ってセリフとアルファルドの瞳の強さがとても印象的。アルファルドも精神的に強いよな…いま思い出しても泣ける。

0

悲しみ……

正直読み返すのが躊躇うくらいシリアスさが強かったです。
自然の断り、というやつなのでしょうが。生まれ変わりということもあったのに、またも同じことになってしまうという。
最後はノヴァが生きて新しい命をアルにしてもらったように育てるところは胸が痛いけれど、傍にアルを感じられていてノヴァにとっては生きる糧となるんじゃないのかなと思いました。と、いうかそういう流れでした。
シリアス展開ではあるものの唯一の濡れ場シーンは中々濃厚でもあったのと、タイプの受けでもあったのでそこも楽しませて頂きました(=^・^=)

0

結末読めても泣けたBL。(トイレットペーパーロールで要準備)

ということで、幼き頃異能を持つことで群れから追い出された狼と、その狼を拾って育てたユキヒョウとの様々な愛が詰まった、一途な輪廻転生の物語でした。


これはメリバ…ハピエン…??


読んでいると次第に結末が予想できてくるのですが(冒頭でフラグ立ってるので)、そのまま物語を最後までありのまま素直な気持ちで享受してほしいです。

個人的に、最後に攻めの父が瀕死の状態で逢いに来たシーンはなにを今更懺悔しに??
と訝しんだのですが、まさかこのシーンが最大の悲劇をもたらすとは、、、


拾って、育てて、今度は立場が逆になって、そして今度は拾われたほうが拾って、育てて、、、


永遠に続く愛のループは、今作の2人だけを切り取っても壮大ですが、それ以前から、そしてこれからも続いていくだろう2人のカルマみたいなものに涙なしでは読めない1冊でした。

3

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