電子限定版
施設暮らしのDK充希は、金髪碧眼、薔薇色の頬の小さな男の子と出会う。
が、この男の子によって見知らぬ世界へ連れて行かれて、、、
昼は3歳児のちびっ子テオドア。
夜は、公爵の仕事をテキパキこなす大人テオドア。
実はテオドアは、生まれてすぐにこのような呪いをかけられたのだ。
そして公爵家存続のために、テオドア自身が犠牲となり魔導師によって異世界から充希を呼び寄せたのである。
結果的に、テオドア付きの魔導師がドMだったという種明かしで(かなりざっくりすぎる説明ですみません!!)、あれよあれよという間にお話は終わってしまいびっくり!!
オチがそこだったのかあ!!
さすがにそんなオチは思いつきもしなかったです!
ちなみに充希よりも前に異世界から呼び寄せられていた祖先でもある高祖母は、物語の終盤で元の世界に戻ったけれど、天涯孤独の充希はこの世界に残りテオドアと生きる道を選んだ結末でした。
というか、魔導師がすべてテオドアを欺いてて、充希は巻き込まれていただけなんですよねえ??(テオドアは充希が幼い頃からロックオンしてましたが!)
お話自体は200ページちょっとなので、サクッと異世界転生読みたい方&ちびっこ時々イケメンを堪能したい方にはオススメの1冊です!!
それから笠井先生の美しいイラストを堪能されたい方にも。
笠井先生のちびっこテオドアくん眼福でした♡
実は今まで読んだ作品が合わなくてこのところ購入を避けて来ました。ですが某先生がお勧めしてたのと笠井あゆみ先生の描くムチムチ美麗幼児に惹かれて、予定になかったんですが購入したんです。
確かに昼の幼児の姿のテオドアはめちゃくちゃ可愛かったです。ですが充希とか他の登場人物とのやり取りを読んでて、この作品は失敗したかもと脳裏をよぎったのも確かなんです。何を読まされてるんだろうと思ってしまいました。
ですが後半に和服の美少女が登場してから俄然面白くなって来たんです。充希の直感は大したもんだと感心さえしました。ただ、このお話の黒幕には誰もが気がつくので、驚きよりもやっとかよという思いが強かったですね。
そして弓月あや先生が狂喜した魔導士のイラストはあの方がイメージモデルですよね。このマギアの使い方が中途半端で勿体なかったです。
弓月あや先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
コミカル 3
可愛い 3
エロ 1
な感じだと思います。
テオドアさん×充希くんのカプです。
施設で暮らしている、高校生の充希くん。ある日、3歳児のテオドアくんと出会うが、摩訶不思議なことが次々と起こり、最後には異世界に召喚されてしまって…。
3歳児の小さいテオドアくんに夜伽を命じられ、眠る前の絵本の読み聞かせでもやらされるのかと思いきや、寝室に現れたのは大人のテオドアさん。そして勿論夜伽の意味はそういう意味で、と3歳児テオドアくんの幼児語が可愛くて、まさかの大人テオドアさんからは夜伽を迫られる、全体的にコミカルな雰囲気の作品です。
個人的にはコミカルよりも、昼は3歳児テオドアくんとの子育てBLの様なほのぼのさと夜は大人テオドアさんから何度も迫られて濃密な夜を、みたいな昼夜で違う攻めの姿ややり取りのギャップが味わえるのかなと思っていたので、想像と違ったことでちょっと食指が動き辛かったですね。
特に、充希くんの言動やリアクションが一々大きくて…。3歳児のテオドアくんが魔法の様なことをしたり、充希くんの服が消えていきなり裸になったりなど、実際にそんな事と出くわしたら、充希くんの様なリアクションは正しいとは思うのですが、勝手にほんわかほのぼの系と思っていたので、充希くんの大きなリアクションには作品のイメージとして合ってないと思ってしまい、ついていけなかったです。
呪いの所為で、大人テオドアさんは昼の時は3歳児になってしまうが、勿論最後はテオドアさんの呪いは解けます。しかしその展開にはこれで終わりなの?とちょっと拍子抜けしてしまいました。
大きな波乱や物凄い展開はあまりないですが、登場する度に3歳児テオドアくんが可愛くて癒されるので、読んでみては如何ですか。
笠井先生なのでマストバイ。ちびっこの話し言葉はすごく可愛かったのですが、どうしてもストーリーになじめなかったので中立にしました。本編200Pほど+あとがき。
家族を亡くし養護施設で育っている充希。どうにも馴染めず帰りたくないなあと考えていると、天使のようにキュートなちびっこに声を掛けられて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
マギア(攻めに仕える魔導士)、詩乃(11歳♀)、攻め宅使用人少々。
++
ちびっこテオドアのたどたどしい言葉遣いは超ラブリー。「ちょなたに、こよいの、とぎをめいぢゅる」「だから、よとぎが、ひちゅようなのだ」等々。言っている内容とのギャップ萌えもあるのかも。
ただ!
お話についていくのがしんどかったでした。弓月先生と相性が悪いんだろうなあ・・・最後の最後まで「いや、だから?」という心の声と戦いながらの読了でした。
弓月先生の既刊が大好きという方でしたら、笠井先生の挿絵も最高ですので、ぜひぜひとおススメしたいと思います。私は残念ながら惨敗でした。
笠井あゆみ先生の表紙に一目惚れし、あらすじもあまり確認しないまま予約して購入。
もう〜〜本当、見目麗しすぎる表紙…!冗談じゃなく永遠に見ていられる。。
初めましての作家様です。
まず序盤の幼児の容姿と喋り方に、胸を撃ち抜かれました(⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝)
「(日本語なんて)わたちには、あちゃめちまえ、だ(私には朝飯前だ)」……言えてない。言えてないよー!!!
その後の「ちゅるー、らぶだ(トゥルー・ラブだ」のくだりでは我慢しきれず、声を出して笑ってしまった…
語り口はかなり軽く(”むっちゃ盛られた◯◯” ”バーカバーカ”とか出てくる)、ライトな読み心地。
どっしりした胸に響く物語を読みたい、という方には不向きですが、笑って読める軽いものをお探しの方には楽しめるのではないかと。
ストーリーも正直、緻密に計算された…というよりも、荒技・力技でドン!と持ってきた感じは、する。
何か特別な深みや重みがある…わけでもない。実際、魔導士が呪いを解呪するくだりでは、思わず「ええっそんな理由でそんな簡単に呪い解く!?」って思わず声が出ちゃったりもしました。
二人の初エッチもあっさり気味で、テオドア(攻)お願い、指で慣らしてあげて……なんて思っちゃうんですけども。
気軽に楽しく読めるラブコメBLとして、そしてムチムチちびこを堪能する作品として、萌えを感じました。
ちょっと甘めかなと思いますが、萌え2評価で。