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表題作『行方不明。』

中学生→ ヒモ,22歳
山口楓
中学生→ 清掃員,22歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「これでふたりとも殺人犯だね!」
清掃員として地味ながら堅実に働く楓、女性のヒモとして自堕落な生活を送る亮。かつて幼なじみだったふたりは、誰にも言えない秘密を共有していた。8年ぶりの再会、亮のために人を殺めた楓、激しく求め合いながらの逃避行、次第に明らかになる亮の過去の罪――互いを強く愛するが故にそれぞれが手を汚した、ふたりの殺人犯の行き着く先は救いか、それとも…。ストーリーテラー・kanipanが放つ、衝撃の問題作。

作品情報

作品名
『行方不明。』
著者
kanipan 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866696577
4.4

(235)

(144)

萌々

(58)

(25)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
40
得点
1033
評価数
235
平均
4.4 / 5
神率
61.3%

レビュー投稿数40

非常に惜しい

好きな雰囲気で始まりわくわく読み進めました。
お互いを守る為に殺人者になってしまった2人の愛の逃避行。 
最後はきっとふたりで自首して罪を償い再出発だろうなと思ったらなんと自首したのは受けだけ。
え?
受けの父親殺した攻めの罪は?
いやまぁ捜索願も出されてないならもうそれはいいとしても、受けが殺した女性一緒に埋めとりましたよね?
死体遺棄の罪は?
そして受けは何故出所して再会したのに「女いるんだろ、修羅場りたくないから…」ってどっか行こうとしてんだ?
攻めはずっと待ってたに決まってるだろ?
後半怒涛の消化不良ポイントが続いて評価「萌」になってしまいました。
シリアスな内容に対してエロはかなり多め。
逃げてる間ほとんどエッチしとります。
しかし、タイトルうまいですね。
父親の「行方不明」
受けの「行方不明」
交際女性の「行方不明」
交際男性攻めの「行方不明」

1

No Title

逃亡劇との前情報から読むタイミングを考えてたのですが。良かった…破滅エンドも嫌いじゃないけど、不条理のままなのは辛すぎて嫌なので。
ちゃんとハッピーエンドでした。
kanipan先生の作品、他にも読んでいるのですが好きな作風で、どのような表現されるのか、ドキドキしながら読み進めました。途中のモノローグも丁寧で良いし、お互いの気持ちがいい塩梅で伝わってききます。
相手のことを思って罪を償うことも良いです。まだ若い二人、何年かしてまた会えれば(8年も別れていたことを思えば)という部分はものすごく納得します。
そしてとてもエロいです。切なさあっての逢瀬ですけど、そのエロさも大変良きです。

0

【病めるときも。健やかなるときも。死がふたりを分つまで】


エロス度★★★★★★★★

おやおやおやおや。8年ぶりの忘れられない者同士の再会・・・罪を犯したふたりの逃避行・・・その最中での盛り上がる愛し合う行為や明かされていく過去がたまりませんね。

ずっと楓を探していた亮のド執着や亮に求められて昂る楓の体がGOOD。

お互いを助けるために罪を犯したふたりの愛や逃避行というスパイスが加わって盛り上がる濡れ場が素晴らしく、楓だけが世界のすべてである亮と罪に苛まれながらも求めてくる亮の手を振り解けない楓の想いが刺さりました。

亮のキャラから滲み出る危うさ、出逢ったことで人生が激変する運命・・・死がふたりを分つまで共に在り続ける愛が素晴らしい。

濡れ場は激しく濃厚な描写で、ストーリー&えろすの共存が最高。
亮のねちっこさや敏感すぎる楓の反応がたまりません。

0

閉ざされた二人の世界

良かった。面白かったです。先がどうなるかわからず一気読みです。
冒頭から、事情は全然わからないもののショッキングな場面と併せて不穏な様相が伝わってきますし、ラブホのベッドで睦み合う二人からも頽廃的で尋常ではない没入感が伝わり、ただごとではなくて。
最初こそ楓を必死に求める亮の、一方的な感情なのかと思っていましたが、ページをめくって話が進んでいくにつれて、決してそうではなくむしろお互いがお互いを必要としているのだと分かります。この、話が進んでいくにつれて情報が少しずつ積み重なっていき、加えて二人の過去のエピソードが明らかにされるストーリー展開。大変胸に迫り、気付いたら寄り添って読んでいまして、なんて個性的な作品なんだろうとすっかり魅了されてしまいました。
冒頭こそ楓の心がどこかに行ってしまっていて、だからこそ亮の一方通行かと勘違いしたのですが、考えてみたら大変なことをしでかした後なわけで、それは気も動転しますし、あの没入するように亮がテンション高めに促すのも、応急措置みたいな面も多分にあったのだなと思います。尤も8年振りに会えたというのも勿論大きいのでしょうけど。
とにかくこの二人については、過去も今も、また出所した後も、何もかもが閉ざされた二人の世界なことがとても気に入っていました。過去エピソードの、廃ビルで二人が心を開いて語り合っていたような、ああいうシチュエーションに大変弱いのです。
気になったのは、これは私の勘違いなのですが、「一緒に自主しよう」を、私は二人で自主するものだと思い込んでいて(要は二人が二人の罪を償うために)、楓だけが罰を受けたことに首を傾げてしまいました。二人とも中に入ったら弁護士のこととか色々不都合だから? それとも実は楓のお父さんは死んでなかったとか。真相は藪の中です。これがどうにかなっていれば「神」でした。

0

逃避行の行方は

以下特大のネタバレが含まれるので未読の方はお気をつけて。

情報の開示の仕方と構成が独特で、最初は頭に「?」が浮かびながら読み進めました。
徐々に明かされていくのですが、珍しい描き方(組み立て方)をされているなぁと思いました。
亮の重い執着愛、可愛くて仲睦まじい亮と楓の学生時代、殺人、共犯、つかのまの逃避行。
正当防衛とはいえ、お互いがお互いを守るために人を殺めてしまっている作品なのでテーマが重いんですが、相反することを書くのだけど可愛いシーンもあって、可愛い印象も残る不思議な作品です。
エロも濃くて可愛くて満足でした。
亮は楓がいないと生きていけないし、楓も亮には自分がいないといけないと思っているので、愛し合ってるけど共依存感もあります。

ラスト、これは…楓だけ自首したんですかね?
お父さんのことはバレてないから告白しなかったのかな。
ハピエンなんだけど、闇を1つ抱えたままなのがほの暗くて、なんとも言えない後味を感じさせてくれました。
読み終えてみると『行方不明。』というタイトルに色んな意味がかかっていて秀逸だなと思いました。

同人誌が出ているそうで、読みたかったな〜と思っていたら、電子配信してくださっていたのでこれから拝見してきます。
ご興味ある方は併せてどうぞ。

シーモア→白抜き

1

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