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表題作出来損ないのラブソング

虎太郎
飾のバンドに新たに加入したギタリスト,20歳
バンドのボーカル,22歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし(6P)
  • カバー下:CPプロフィール

あらすじ

【年下強引ワンコGt.×ワケあり強気美人Vo. ドラマチックバンドBL!】
バンドの人気ボーカルメンバー・飾。
彼には、誰にも言えない「秘密」があった。
同じバンドのメンバー・圭の紹介で、新メンバーとしてやってきた年下の新人ギタリスト・虎太郎。
初対面の時から、飾が気になる存在だと強引に距離を縮めてくる虎太郎に対して 面倒くささを感じつつも、
遊びなら付き合っても良いと適当にあしらい続けていた。
そんなある日、虎太郎はいつも強気な飾からは想像できない表情を見てしまう―
何かを隠しているような飾に、「どうしてあんな顔をしていたのか」といつも以上に距離を詰めてきて…?

作品情報

作品名
出来損ないのラブソング
著者
阿古多 
媒体
漫画(コミック)
出版社
CLAPコミックス
レーベル
KiR comics
発売元
三交社
発売日
電子発売日
ISBN
9784815530846
4

(82)

(41)

萌々

(19)

(14)

中立

(3)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
14
得点
326
評価数
82
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数14

飾が可愛い

飾の圭(義兄)に対する想いを
虎太郎が
俺がさっさと忘れさせてやるよ。って
言った時はキュンってした。

飾が圭の婚約報告を聞いた後、
ライブで声が出なくなった時は
読んでる方も胸がギュッってなった。
そんな飾を虎太郎が連れ出して、
砂浜で飾にギターの弦で作った
指輪を渡して
俺が一生一緒にいてやるよ。
言った時は泣いた。
その弦の指輪をちゃんと歌えるおまもり…って
言った飾が可愛くて尊い。

act.6からは私の涙腺が脆いせいか
涙が止まらなかった。
飾が素直に気持ちをぶつけるところがね…泣

そして飾の舌ピはエロいね。
修正は白抜きです。
私の大好きな先生だから18禁版も
出して欲しい。


0

なんで舌ピってこんなに

エロイんでしょうね!?!?

表紙や話の雰囲気的に好きそうな予感がしたので購入。
予想通りというか、結構好みでした。

ノンケに恋する受けに恋する年下攻め…!!!
こんなおいしいシチュエーション、萌えざるを得ないでしょ…
ちょっとチャラくみえるけど真っ直ぐなところもまたかわいい攻めに完敗。
受けも魅力的なキャラでした。
もっと評価されてもいい作品だと思う!

一人抜けたあとはどうするんだろ?
これ続編ある?(´Д`)
期待を込めて神にします~!

0

2024年ベストエモノーベル賞

カバーの美しさと、連載配信時の1話無料の際に拝読していたこともあり購入いたしました。
叶わない恋をする主人公に新しくメンバーに加わった新人ギタリストが強気の心で迫るお話…王道ながら切なくなんとも言えないエモさに海へ叫びに行きたくなりました(なぜ海なのかは読んでください笑)
コミコミスタジオで買っていたのですが、特典のエピソードが良すぎて気づいたら別の書店でも特典目当てで購入していました…
終始主人公の飾くんが非常に可愛く…基本攻キャラが普段好きなため「こんな気持ち初めて…」をBLで味わうことになるとは・・となっています
作中のライブシーンもカッコよくどんな曲を歌っているんだろう…の気持ちです

ほかレビューで何か言っている方もいらっしゃいましたがこのBLコミックスが毎日のように発売されている今、バンドBL・クーデレ・片想いと王道三種の神器みたいな要素で続きが知りたくなる、1本の映画のようなストーリー…私はすごく好きです。
阿古多先生の作品は初めて読みましたが他の作品も読んでみたいと思います。

0

帯にまでイラストが繋がっているお表紙がエモし!!

強引な年下新メンバーのGt.×義兄へ報われない恋をしているVo.のお話。


あれですね。

矢印が一方通行の、、、

A←B←Cっていう。

受けちゃんの相手が報われない設定が良きでしたし、悪気ない義兄の態度に胸の奥が切なくギュッと痛くなる(受けとまりあげはが)感じがとても良きでした。
BLは、ハードルが高ければ高いほど萌える性質のまりあげはですが、一途に受けを想う、年下攻めの粘り勝ちに案の定キュンとさせられましたね。


とくにあの、弦で作った指輪を渡すエピソードあたりに。

あと、個人的にバンドBL好きなので、義兄ありきのラストライブのラストシーンにもグッときました。
ああいうシーンにも弱いんだよ、まりあげはさん。

みなさん…読ん……でくださ…い!(切々と訴えかける)





1

キラキラまぶしいバンドもの王道ストーリー

バンドのお話が好きなのと、受けのビジュアルに惹かれて読みました。
阿古多先生の描くキャラクターの目力と繊細な髪の毛が好みです。

最初から最後まで王道も王道なんですが、私はそれがすごく刺さりました!言葉とか展開も、ここだと思うところに来るというか。彼らが悩んで立ち止まったり、勢いで走ったり、そんな全てが若くて青春で、キラキラまぶしく感じました。

飾は見た目と中身のギャップがいいですね。
クールに見えて情が深い。遊んでそうに見えて初心。
義理の兄であるベースの圭にずっと片思いしていて、叶うことのない思いを歌にのせて、静かに思い続けている一途な子でもあります。

居場所とギターをくれて、自分を救ってくれた圭。
圭もほんとに好青年なんだけど、飾の思いにはてんで気づいてないところが、純粋に「お兄ちゃん」で、悲しいところなのですが。

新入りとしてバンドに加入してきた虎太郎。すっごく軽そうだし、実際軽かった時期もあるのだろうけど、しっかり周りを見ていて洞察力も鋭く、飾の気持ちもあっという間に読み取ってしまいます。

「忘れさせてやるよ」「一生一緒にいてやるよ」「死んでもいい」
言うのは簡単で、とても信じられない、重みのない軽い言葉に聞こえるかもしれないけど、発することができるのは若さの強みで、私はとても素敵だと思いました。
嘘に聞こえるかもだけど、まわりには証明できなくても、なんとなくある自信から生まれてるというか、そのとき相手に伝えたい言葉として、純粋に出てきた思いだと思うんですよね。
飾の心が動いたのがわかる。
圭の婚約報告で言葉をなくした飾を助けて、颯爽とさらっていった虎太郎はすごくカッコよかった。
強引さと、飾に合わせる優しさとのバランスが絶妙です。

飾はまだ自分の気持ちに戸惑いがあったり、モテる虎太郎に不安もあったりで、ふたりはすれ違いかけますが、そんなふたりを見かねた美月(チャラい女好きが、やっと良いところ見せてくれた)が、実は虎太郎が数年前に飾に一目惚れし、生きる目標にしてギターを頑張ってきたことを教えてくれます。
そんな裏話も王道ですよね。

そして仲直りも王道です(交通事故)
ようやく思いが通じ合って、一緒に作った曲をふたりで歌うところは、兄を離れ(家族として頼っていた気持ちも大きかったと思う)、大人になる飾の決意のようでもあり、結末にふさわしかったと思います。
ようやく迎えたえっちでは、お互いが欲しい気持ちをちゃんと言葉に出しているところとか、照れてる飾が可愛くて萌えました。

青春浴びたー!って感じで、すごく爽やかな読後感でした。

1

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