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表題作もしも裸で泳げたら

ローナン
コーヒーハウスオーナー
ミッキー
図書館司書,覆面作家

あらすじ

図書館で働くシャイなミッキーは、過去にオンラインで話していた相手とスキニーディッピング(裸で泳ぐこと)に行く約束をしていた。だが結局怖じ気づいて、行けなかったことを後悔している。裸で泳ぐというたわいないことでも、残ってしまうと呪いのようになってしまう。意を決したミッキーは気になっているカフェのマスターを誘おうとするのだが……。

作品情報

作品名
もしも裸で泳げたら
著者
ライリー・ハート 
イラスト
麻々原絵里依 
翻訳
冬斗亜紀 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
モノクローム・ロマンス文庫
電子発売日
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

これまで一度もやったことがないこと

モノクロームロマンスの電子短編。

主人公はミッキー。
昼は図書館司書、勤務後はクィアエロティカ作家の「エイドリアン・レインズ」。
ミッキーには過去の大きな後悔があって、まだゲイを隠していたティーン時代、彼とだけは何でも話せたネット上の友人/HN makeyousmileと「裸で泳ごう」という約束を一方的に破った事。
だから今、チャットルームで「やり残した事」の話題が出た時に「全裸水泳(スキニーディップ)」を宣言したのだった…

…という前振りがあって、さてミッキーは行きつけのコーヒーハウスのオーナー・ローナンに片想いをしています。
ローナンはルックスが良くて、セックスに関しての話題を語る人気ポッドキャストの配信者でもある。
そんなローナンはいつも客で来ているミッキーにちょっかいをかけて、ミッキーは大いに戸惑っています。
実際ローナンの方もミッキーが気になっていて片想いし始めなのですね。
なんでモテ系のローナンが地味なミッキーに?という疑問はあります。が、そこは特に言及なし。恋に理屈はナシってことで。
で、まあ読んでいくとローナンが実は…的な展開がわかっちゃうんだけど、その分読みやすさはあります。
海外M/Mらしく、地味目な受けでも性的には非常に積極的。
内容も、過去の誤解も解け今の恋心と信頼、家族の祝福ありの結婚まで行き着くハッピーエンドで、読後感良しです。

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