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電子単話。
rosca先生による非常に個性的なストーリー。
主人公もお相手も、名前や属性ナシ。
主人公は、人や物に「手垢」が見える。
寝た相手に身体中に他人の手形が見えて一度でお別れ…そんな事ばかり。
ある日、レコードショップで見たことのない色を放つ男性に出会い、別れるのが惜しいと思って思わず食事に誘ってしまう。
相手は気楽に乗ってきて、マジにメシだけ?とホテルに誘ってくる。
もちろん彼の体は手垢だらけ。痣みたいに濃い部分を触ればそこが彼のイイところで、彼は主人公にセックスうまいねサイコーだった、セフレにならない?と誘う。
主人公は「色」や彼そのものに惹かれたんだけど、あれこれすっ飛ばして「第六感であんたに惚れた」とぶつけてみる。
すると相手は…
ならセフレはムリじゃん、と。付き合うのってわからない、いろんなひととセックスしたい、と。
だから主人公は他の人としてもいいと言って「彼氏」に。
自分は彼の色に近づきたいんだから、彼に見える手垢もどうでもいい。そう思ったら手垢が見えなくなり。
手垢が見えなくなって、彼の目の中に見えていたものも変わって見える。自分の目も変わる。見える色も変わる。
これはまだ続くのかこの一話で終わるのかわかりません。とりあえず今はこの単話だけ。
ただ従来の愛とか恋とかと離れて、他人の色や目配せの中の意思のようなものに感じる自分だけの感覚、それを描こうとしてるのかな。
表現が難しい感覚を描こうとしているのが伝わってくる。斬新さが良いです。
