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LOVE MODE(11)(表題作 So long ~last rain~)

love mode

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表題作LOVE MODE(11)(表題作 So long ~last rain~)

蒼江怜二 23歳
史貴

同時収録作品EPILOGUE

高宮桂
坂下和泉

同時収録作品EPILOGUE

蒼江怜二
白河直也

その他の収録作品

  • (表題作なし)
  • So long ~last rain~
  • フリースタイル
  • あとがき

あらすじ

それは蒼江が直也と出会うずっと前のお話。長い休暇で目的もなく英国を訪れた蒼江が出会ったのは、奔放に生きる史貴と高宮だった。彼らの心に宿る、哀しみ・優しさにふれ安息の地を見つけたかに思えた蒼江だったが…。衝撃の最終巻、描き下ろしは直也&和泉、登場!

作品情報

作品名
LOVE MODE(11)(表題作 So long ~last rain~)
著者
志水ゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイコミックス
シリーズ
LOVE MODE
発売日
ISBN
9784835214108
4.1

(6)

(2)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
25
評価数
6
平均
4.1 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数5

デビュー15周年だそうです。


「LOVE MODE」はBL初心者に勧めたい作品です。BL世界のお約束がしっかり学べる上、ばっちり胸をキュンとときめかせられるからです。出てくるキャラがみーーーんな総ホモになっていくし(鹿島を除く)、関係性も絶妙だし、普通の高校生の話から始まったと思えばホスト編あり、紫の瞳のアラブの王子様が登場したりと、バラエティに富んでいます。11巻はその最後を飾る、メインカップリングの攻・蒼江の過去の物語です。

アメリカの大学に在学中の蒼江は、休暇中に訪れたイギリスで、偶然日本人の一風変わった『親子』に出会い、彼らの家に滞在することになります。蒼江と同い年の高宮の『パパ』だという史貴に、翻弄されながらも蒼江は惹かれていきます。しかし、蒼江を背後で縛り付ける「家」の重さが、やがて楽しい時間に終わりを告げます。
高宮と史貴の危うい関係、蒼江の気持ちを知っていてはぐらかしたり受け入れたりする史貴、そしてつかの間の“休暇”の終わり。これまでのシリーズで明らかにされていなかった蒼江の過去が明らかになります。これを読むと、蒼江に助けられた直也だけでなく、蒼江のほうもいかに直也の存在に精神的に救われているのかがわかり、切なくなります。
大団円と言ってかまわない、シリーズの美しいラストです。わーもー思い出すだけで泣ける。とにかく読め!最初っから読め!全部読め!そうすればこの11巻がいかに素晴らしいかがわかるはずです。

志水ゆき先生は今年でデビュー15周年だそうで、新書館が企画をやるようで、「LOVE MODE」も全集として出るみたいです。書き下ろしとか入ったらまんまと全巻買ってしまいそうな自分が怖いです。だって「LOVE MODE」には読みたいのに書かれていないカップリングもまだあるんだもの!蒼江父×錦とか、天雷×一星とか!

2

やっと史貴が

LOVE MODE全編で一番好きな巻。
青江と高宮の過去編で、やっと「史貴」が出てきます。

青江×史貴+高宮。
青江×史貴としては、ハッピーエンドではないのかもしれないけど…。
ラブモを全編通して、このお話を最後に持ってくるのは上手いな、と思いました。
すごく切なくて、いいお話です。
とても丁寧に書かれている気がします。
ちょっとした心の機微だとかの表現がお上手で、魅力的。

初心者さんにも抵抗無く読めそうな、ぜひ一度は読んでみて欲しいシリーズです。

0

えっ、これで終わり?

最後の最後に高宮と蒼江さんの出会い編。そしてここで史貴の存在か…。史貴と出会ったことで素の蒼江さんが見れた感じです。だけどその幸せも壊れるのか。まさかまさかの下衆父死亡で嫌がってた蒼江家の当主に、そしてこれまたまさかの史貴死亡?! 蒼江さんって、いやこの兄弟ってどれだけお家に振り回されて来たのか…。その分今が凄く幸せそうなので救われたけど、過去は本当にへヴィね。 ってこれで終わられても下衆父と僧侶が気になってしょうがないんですけど! 殺してしまうのはいいですがせめてこの2人の過去を残してから終了して欲しかった。スピンなんかで出てないですよね?

0

原点のような作品

花鳥風月から志水ゆきさんの作品にふれました。
是(ZE)も入手していますが、こちらも読まねば、と最近電子書籍で読み出しました。

これ、絵もストーリーもめちゃくちゃ時代を感じますが、それでも面白いと思えるし、萌も詰まっている!確かに絵的には受け攻めの体格差がありすぎるとか、肩幅おかしいとか(笑)でも、その辺を時代として割り切れば、それぞれが抱えている辛い部分とか、思いが絡まりつつ、幸せな人生をを共にしたい相手が見つかって良かったね、と言える最後になってました。

この根本は花鳥風月にも受け継がれていて、いろんなバックボーンがある人達がお互いを認め、関係しながらも人生の伴侶と前に進む…

そういや、このお話では唯一普通の子だった和泉。最後は立派な大人になっちゃって。(勤め先がことごとく倒産するのは誰かの差金なんでしょう!笑)
そして直也が大人っぽくなっていて、めちゃくちゃ色気が出てましたね。今ひとつ好きになれなかったけど、この成長後を見たら、蒼江、君の審美眼は正しかった!と唸りました♪

0

最終巻

終わりにするには勿体無いなーって感じでした。
蒼江パパ×錦の話、天雷の話などなど、まだネタはあるみたいなのに!
グダグダとただ長いだけの金太郎飴なシリーズではないです。『是』シリーズのようにそれぞれのカップルにドラマがあって、過去から現代へと繋がる複雑な人間関係があったりするのだ。なので、長くても最後まで全然たるまなかったです。流石だなと思いました。

最終巻は、過去話です。
蒼江が過去に恋してた史貴とのお話。何度も名前が出てきてた史貴の全貌が明らかになります。
史貴をどうやって死なせるんだろうって思ってたんだけど、なんかあっけなかったな。そんな死に方!?って思っちゃった。ババーンと誰かを庇ってドラマティックに死ぬんだろうなと予想してたもんで。でも好きでした。逆にリアルだなって思えました。

最後はラブラブの蒼江と直也。
気持ちよくハッピーエンドです。

1

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