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春呼ぶけものは白を溶かす

haru yobu kemono ha shiro wo tokasu

  • 電子単話
  • 電子書籍【PR】

表題作春呼ぶけものは白を溶かす

ハイジ
国に追われているオオカミ獣人
シロタ
春の来ない村に1人で暮らす青年

あらすじ

「食べられたっていいです――ずっとここにいてくれるなら」

春の来ない村にたった1人で暮らすシロタは、
ある吹雪の日、怪我を負った獣人・ハイジと、
彼の連れている3人の子どもに出会う。

村の掟で「獣人に近づいてはいけない」と教えられていたシロタだったが、
目の前の困っている人を放っておけず、
怪我が治るまでと家に招き入れることに。

可愛くて素直な子どもたちと、優しくて紳士的なハイジ。
4人と過ごす時間はシロタの心を癒し、そして欲深くしていく…。

美味しいご飯、快適な暮らし、
満月の夜の“発情”の相手。
いずれは遠くへ行くというハイジを引き留めるため、
シロタは「なんでも」しようとするが…。

【スパダリ王族獣人×贄の血を引く青年】
穏やかな日々と切なさが交差する、ファンタジーBL。

・春呼ぶけものは白を溶かす(1)……39ページ
・春呼ぶけものは白を溶かす(2)……49ページ

作品情報

作品名
春呼ぶけものは白を溶かす
著者
佐々山彰 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリームPOP
レーベル
moment
電子発売日
5

(5)

(5)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
25
評価数
5
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

今後の動きから目が離せない読み応えにドキドキとハラハラでいっぱい

2話まで読んでもどうなるか分からない展開と、ストーリーの壮大さに読む手が止まらない!!

帯には「スパダリ王族獣人×贄の血を引く孤独な青年」とあるのですが、最新話である2話まで読み終えてもですね、スパダリとも王族とも分かる展開にはまだなっておらず、攻めの獣人は妹の子たちの命を守るために国を追われている、としかまだバックボーンが分かりません。それは、贄の血を引くとされているシロタも同じです。
シロタは家族やコミュニティと生き別れて1人っきりで生きてきたせいか、そういった情報を教えてくれる人がいないからでしょうね。ただ、自分たちは"そういう血"だとか。満月の日に獣人と関わるな、頭からバリバリ食べられるぞ、ということは知っていて、詳しくは分からないけどそれが何某かの理由になっていそう。

よって、まだまだ序盤なのです!!

そんな謎が気になる一方、孤独に生きてきたシロタが、誰かと寝食を共にすることで心が満たされていく姿に胸がジン…としてしまいました。
オオカミ獣人のハイジと子ども獣人たち3匹との生活がスローライフっていうのかな、ホッコリほのぼので見てて癒されます^ ^ 子どもたちがめちゃくちゃ可愛いんですよ。ポテポテのコロコロで人懐っこくて、ビジュがとにかく最高。
5人での生活が素敵すぎてこのまま皆で暮らしちゃえよ、と思うのですが、ハイジたちは国から追われている身。そうはいかないんですよね。

さて、ハイジとシロタはどうなるのか。
今後シリアスな展開もありそうで、すごくドキドキします。

ハイジはシロタと面識があるようなセリフも引っかかりますし、含みばかりの現状においては登場人物皆が皆謎めいています。
単行本化を早くも期待していますが、待ちきれなくて単話追いしちゃいそう(笑)
それくらい今一番気になっている素敵作品です^ ^

2

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