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  • うちの子は誰にもあげません!2 ~子育て事務官はもふもふしっぽにいやされる~
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うちの子は誰にもあげません!2 ~子育て事務官はもふもふしっぽにいやされる~

uchi no ko ha dare nimo agemasen! ~kosodate jimukan ha mofumofu shippo ni iyasareru~

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表題作うちの子は誰にもあげません!2 ~子育て事務官はもふもふしっぽにいやされる~

ブラウ・ネロ・ルパンド
子供の扱いに長けた騎士団副団長でアッシュの伴侶、黒狼族
アッシュ・ネロ・ルパンド
騎士団の鬼事務管と呼ばれるブラウの伴侶、ヒト族

その他の収録作品

  • ひめとけもののものがたり

あらすじ

「鬼顧問」とあだ名されるほどに仕事の鬼のアッシュは、甥っ子のリオンにはめちゃくちゃ甘い。
故あって引き取ったリオンと共に、
アッシュは公私ともに守ってくれる頼もしい騎士団副団長の狼獣人・ブラウと正式に家族になった。
もちろん周囲があてられるくらいのラブラブ度 
リオンはもう三歳。(おもちゃの)剣の練習まで始めている。
一方、帝国上層部はなぜかリオンの存在を探る動きをみせていて…!?
身も心も結ばれたアッシュとブラウ、そしてリオンの仲良し家族の絆は何があっても揺るがないけど

作品情報

作品名
うちの子は誰にもあげません!2 ~子育て事務官はもふもふしっぽにいやされる~
著者
朝陽天満 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
発売日
電子発売日
ISBN
9784799770818

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
49
評価数
11
平均
4.4 / 5
神率
54.5%

レビュー投稿数2

みんなで守るリオンの成長

2巻も盛りだくさんでした!満足です。

アッシュが強くて有能で美人だということが2巻でよ〜く伝わりました。1巻よりも楚々としてきてませんか?

基本的にアッシュ視点でほのぼのリオンを愛でブラウに愛されてます。
そこに王宮や隣国の不穏な動きや領内の森の異常などなど。

読み応えもたっぷりです。ブラウの実家へご挨拶も心がほっこりしました。
騎士団もブラウ家族もみんながアッシュを知れば知るほど驚いてますね!
ブラウ父や家族たちからのあたたかい言葉や支援、ほろっときますね。家族が増えるってこんなに素敵なことなんだなあ…。

そして我らがリオンの愛されや成長の描写がたまらない!
3歳でもう練習用の剣でバキバキやってます。
剣の練習風景もとっても良かったです。

リオンの潜在能力が予想不能ですね。大きくなって安全に過ごして欲しいのと、まだまだ可愛いリオンを見てたいのとせめぎ合いです。

ラブの方の描写はあっさり目で。まああればご褒美な感じですね。

お話はまだまだ続きそうです。

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ほのぼのの陰に見え隠れする不穏

今回は辺境騎士団副団長との顧問事務官のお話です。

攻様と結婚した受様が甥と3人で幸せ生活のいろいろと
珍しい魔物が出たり攻様の家族に会いに行ったりの顛末と
甥絡みの可愛い幕間短編を収録。

受様は魔石加工職人の家に生まれますが
父母が早くに亡くなり、職人となった兄に育てられます。

受様は不器用で職人には向かず騎士学校に進み
狼獣人の友人に誘われて辺境伯領の私設騎士団入りますが
騎士学校を首席卒業の受様は事務仕事にも長けていて
副団長の攻様に請われて顧問事務官となります。

攻様は特別遊撃隊を率いる実力者であり
団長や大隊長の補佐から団員同士の仲裁まで
日夜騎士団のために多忙な日々を送る男ですが

馬車事故で兄夫婦が亡くなって甥を引き取った受様にも
細やかな配慮を見せて甥ともども受様を溺愛し
受様を伴侶にしてしまうほどの策士でもありました(笑)

最近王都では
貴族でも獣人族の特徴のない者は疎まれる傾向にあり
今年は王都で職に就けず、辺境騎士団入団希望者が増えました。

矜恃だけは高い見習い達が受様に絡んできたりしますが
人族だと甘く見ていた受様に手加減のない対応をされても
反省しない輩がいて面倒なことこの上ありません。

しかも辺境伯には王宮から国内警備の保安確認のためと
過去1年の領内の事故記録の提出を求められ・・・

既刊「うちの子は誰にもあげません!」続刊で
狼獣人の攻様と人族の受様のもふもふファンタジーです♪

既刊がMYツボ過ぎて今回もとても楽しみにしていて
期待通りとても楽しく読ませて頂きました (^-^)/

攻様と受様の結婚は同居生活の延長でもあるので
受様の日常はそう変わった感じはしないのですが

攻様の方は自分のものとなった受様に遠慮がなくなって
狼人らしく独占欲が見えやすくなって笑っちゃったし
受様に倣って甥の誕生日に「これ全部くれ」ってやったり
甘やか度合いがめっちゃアップしてます。

受様も見習いに人族だからと舐められて
甥を抱っこ状態のまま蹴り上げて数メートル吹き飛ばしたり
剣の腕は折り紙付きの遊撃隊員がたたき割れなかった
大きな魔石を魔力でバキバキと砕いたりと
外見に見合わない(笑)男前度を発揮してくれましたし

受様の甥は天使度をさらにアップしていて
受様が「うちの子天才」を連発して感涙にむせび泣くのも
当然としか思えないような可愛さです♡

そんな受様達のほのぼのムードの影で
兄夫婦の事故の背景が少しづつ推察されていく流れなのですが
今回も不穏な匂いプンプンな「to be continued」でして
さらに続きを待つことになってしまいました。

楽しみが増えたと思えば嬉しいですが
早く続きを読ませてください!!

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