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写真週刊誌の記者である和久井が路上キッズの取材をしているとき、近くで挙動不審な男を見かけて声を掛けると、その人は取材対象の女の子を探しに来た兄だった、というのが二人の出会いです。
和久井さんと忍くんは歳が結構離れているので、20歳の忍くんにとって30代の和久井さんはもんのすごい大人の、かっこいい男の人に見えるんだろうなと想像。ちょっと影があってお仕事も一般的なそれではないし、妹も懐いていたしで憧れる気持ちがなんとなく分かります。彼を大好きな忍くんの乙女的なリアクションが、とにかく雄味をまったく感じられなくて、恋する少女そのものだったのも和久井さんにとっては新鮮だったのかもなと思った次第です。若くて綺麗な男の子が自分のことをこんなキラキラした瞳で見つめてくるわけですよ。そこへ発熱やら悪夢やら不慮の事故やら、自分がとても弱っているときにそばにいたらまあふらふらと靡いてしまうのも頷けます。
とはいえ、実は読みながら、このお話はどっちに転がるんだろうと色々想像を巡らせていました。たとえば彩佳ちゃんは実家の居心地が悪くて家を出てきたのですがそんな兄妹の家では、実は見えないところで家庭内暴力が行われていた、だとか。または、この週刊誌の編集長には秘密の裏の顔があって、アンダーグラウンド系の話になるのかな、だとか。まあこれまで読んでいた鳥丸太郎先生の作品では裏の組織や厳しい生い立ちが出てくることが多かったのでそんな無粋なことを思い描いてしまったわけなのですが(と言い訳)、もっとピュアッピュアなお話でした。
試し読みで作画の線が太めで、青年誌の作画に近く綺麗だったので読みました。
コマ割りも分かりやすく良かったので。
ただ内容が…人物設定が浅いなぁと思ってしまいました。
まず妹が家出してトー横らしき場所でたむろしていたけど、あそこらへんにいる子はあんないい子な感じではないのでは?
どこで寝泊まりしていたのか不明だし、男に連れ込まれそうになっただけで泣いてたけど、家出に対する考えが甘過ぎる。
徹も忍も人物像が作り込まれてなく、なんだか偽善ぽく感じてしまって。
どの人物も問題にちゃんと向き合っていない、その割りにはご都合主義でうまく収まっていたストーリーになっていました。
年齢の割にって言い方は嫌だけど、登場人物みんな精神年齢が低くて、読んでて疲れました。
看病明けの初キッスの四コマをぜひ見てください♡
表情とか距離感にゾワゾワきゅーーん!となります♡
はぁ、鳥丸先生、やっぱり好き…。
年の差13歳。
攻めの和久井さんが超自然体で、全然スパダリとかでもなくて、それが却って良かったです。
おなかがぷよってしている攻め、久しぶりに見ましたw
鳥丸先生の受けくんはいつもオシャレでキュートなんだけど、今作の忍くんもピュアでまっすぐで一生懸命で好感度大!!
和久井さんを尻にしきつつ仲良くしている姿が目に浮かびますね♡
和久井さん、悪い男とか思わせぶりな感じではまったくないんだけど、踏み切れない男という感じだったかな。優しい男ではある。(クズも嫌いじゃないけどこの物語ではこのキャラクターでちょうどいいと思う)とにかく忍くんがひたむきでかわいい。こんなに好きって気持ちがダダ漏れてる子気になるしかないじゃんね。
告白後に和久井さんが忍くんの気持ちを否定した時にぶつかっていったのいいですよね。自分の気持ちは自分が1番わかってるもの。俺の気持ちなかったことにしないでってちゃんと言えたのえらい。まっすぐにぶつかられたら認めるしかない。俺に大切にされててくださいはかっこよすぎたよ忍くん。ピュアだけど芯がある子好きです。その後の展開はびっくりしたけれど無事ふたりが幸せになって良かった…
絵が綺麗って事もあるのですが、善と悪がハッキリしているから読みやすい。攻めの雑誌記者は善と悪の狭間にいる男なので、もう少し彼の生い立ちや心の葛藤を深掘りしてくれた方が作品としての濃さが増すような気がする。恋愛に発展する過程ももう少し描いてくれると尚良し。その点の物足りなさはあるものの、ハピエンが好きな方には安心して読める1冊だと思います。
私的には物足りなさを感じつつも、受けくんではなくて攻めが救われるのが良かったです。
