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あらすじ

「殿下をお守りしたい。他には何もいらない。
この手にした許される時の全てを使い、ただ殿下をお守りしたい」

国中で最も貧しい辺境メイセンの領主になった元皇太子のエルンストは、
鋭い頭脳と洞察力で、領地を改革していく。
高い戦闘能力を持つ従者であり、愛しい伴侶ガンチェと共に…!
長命種族のエルンストは二百年、ガンチェは百年…
抗えない寿命の差があっても、ぴったりと寄り添い、愛し合う二人のささやかだけど輝かしい日々。
また、二人を支える騎士の領兵隊長タージェスと、
黒肌金目の医師兼剣士ティスの人生をかけた恋物語も収録。
伝説的BLファンタジー、新規書下ろしや未収録作品を収録した番外編集!

作品情報

作品名
雪原の月影 合わせ月
著者
月夜 
イラスト
稲荷家房之介 
媒体
小説
出版社
リブレ
発売日
電子発売日
ISBN
9784799771600
4.8

(59)

(53)

萌々

(5)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
286
評価数
59
平均
4.8 / 5
神率
89.8%

レビュー投稿数6

雪原の月影 合わせ月

とにかく素晴らしい世界観にどっぷりです。
登場人物全員魅力的で性格も考え方もきっちり設定されているので読んでいるうちに頭のなかで人物が勝手に物語を紡いでいくように感じます。前作三日月、満月と本自体はかなり厚く感じますが読み始めたらそんなこと気にならないくらい一気に読めてしまいます!
オススメです!
途中に挟まれる稲荷屋先生の作画も鎧の細部に及ぶまで綺麗に描かれており、お話にぴったりの雰囲気にため息がでそうです。
こちら本は必ず三日月、満月を読んでから読むべきです!その方が3倍はどっぷり感マシマシです!

2

3冊読み終わりました。

1冊目の三日月から心を持って行かれました。
今話題の政治や行政のお話が背景にあって
もちろん物語だしファンタジーだし現実とは比較にならない事はわかっているけど、
主人公エルンストの民に対する姿勢が今、
国を統べる全ての方々に少しでもあれば変わっていくことあるよなぁ…。と
思って読んでいました。
決して難しい内容ではなく
伴侶ガンチェとのラブラブっぷりは蕩けそうなくらい甘いし、エルンストを取り巻く人々とエルンストの会話が斜め上で外れてるところに笑いがあったり、
ガンチェのエルンストへの慈しみがほんとに年下なの?ってくらい包容力豊かで頼りがいあって。
もうひとカップルのお話も優しさに包まれてました。
私は個人的にティスねぇさんと呼ばさて頂いてます。ティス母様でも良いかも。
心が辛くなったら何度でも読み返したいお話です。

2

ミナハの天啓とは…

月夜先生が、是非読んで欲しいと仰っていた電子特典の書き下ろし『天啓』
こちらがどうしても読みたくて、紙は勿論電子でも本をお迎えいたしました。
“満月”という言葉に特別な意味を持たせた作品です。先の二冊では、エルンストとガンチェの満月を淡々と、でも情感豊かに描かれました。今回の一冊はティスとタージェスの満月が描かれました。環境も寿命さえ違う二人の思いの積み重ねと、相手を思う姿の可愛らしさに心を打たれました。そのタージェスの満月を補完、いえ完璧に描くために書き下ろされたのが『天啓』のお話です。
月夜先生の描く“満月”は、死だけではない、人生全てをどう生きたかを描いたものだと思うのです。
だからこそ、感動して涙が止まらなくなる、そんな物語なのです。
そこにミナハが連なる、『天啓』は大切な、素晴らしいお話でした。

3

ぜひ外伝も!

前作、満月からの合わせ月
変わらない面々にまた会えて嬉しい
電子版のSSもとても良いのでぜひ!


ネット公開してる『外伝』の商業化をぜひお願いしたいです!

3

最高!

「満月」で完璧な結末を迎え、もう続きはないだろうと諦めてもいました。
それが、なんと!大量書き下ろしも含んでの本に!
作者様と出版社様に感謝です!
気になっていた脇役2人のお話、2人の関係性が変わっていく過程や2人の満月。
webで読んで知ってはいましたが、本として手に出来るのが嬉しいです。
それに書き下ろしも……何気ない日常もいいのですが、ガンチェやタージェスが持つ懸念など含みもあって、これはまた続きがあるのでしょうか?
気長に楽しく待っています。

13

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