電子限定特典付
ど執着ラブです。
だって17才で病死しちゃってから徳を積んで成仏していいよって言われたのに、好きな子が地獄に堕とされるはずだから、待ちたいからここに残って待ってるって凄過ぎる。好きな子が死んで地獄に来るまで待ってるんよ。
ある意味〇〇しないと出られない部屋と同じ設定なんだけど、面白かったです。
主人公は鷺ノ宮楽22歳が工事現場の鉄骨落下事故の下敷きになって死ぬところから始まります。
死んだはずなのに目覚めたらファンシーな天蓋ベッドの中。大嫌い(?)な豪徳寺学が心配そうに自分を覗き込んでて…。って地獄ファンタジーラブコメ。
みんなが想像する地獄とはだいぶ違ってて現代化されてる。タワマン高層階でのある意味現実より恵まれた生活。だけど前世の罪を償う行為は必要で、楽の場合は、詐欺・嘘・暴力・裏切り・不良行為なので、「目の前の学くんと仲良くする事」「課せられたお仕事をこなす事」がミッション。クリア出来たら生まれ変われるんだって。
誰が判断するかって?もちろん閻魔様です。
地獄もシステム化されていてスマホ・パソコン完備、モニタリングされています。
閻魔様は、学ちゃんの事めっちゃ気にかけてあげてて(お気に入りなんだろうな)秘書的な仕事任せてます。
さて、学くんはなぜ楽を好きになったのか、楽はなぜ学を嫌っているのか。過去回想でちゃんと描かれてます。
いじめられっ子だった学にとってのヒーロー楽。
楽に近付きたくて努力して頑張って見た目も学力も体力も申し分なく成長した学。
努力せずともなんでも1番で万能感があった頃からだんだん落ちていく自分を認められず見下していた学にも追い抜かれ嫌いなのに意識してしまう楽。
こういう対比あるあるだよーー!
要は両思いだけど、楽が拗らせてて認めたくなくて意地張ってるだけ。こういう奴に対しては、強引に組み敷いてカラダから堕としていく攻めか、じっくり相手のペースに付き合って自分で気付かせる攻めかに分かれる。
学は後者のタイプなのだけど、あまりに楽が意地っ張りだから、諦めようとした時…
両思いになった後の2人のお話が早送り気味でしたが、とてもよかったです。地獄で生を全うするって変な感じするけど2人とも死んで生まれ変わるんよ。
また生まれ変わった先が日本で同じ名前なのはご愛嬌。来世では楽くん素直な子になってたね。
読み応えがあって楽しくてハッピーになれる地獄のお話でした。
シーモアで購入
白抜き修正
初読みの先生の作品でした。奇想天外のストーリーからのキュンキュンで、幸せな気持ちになりました。
地獄にいる2人、楽と学。
学生時代に、窮地を救ってくれた楽に恋した学。地獄に行った後、ずっと地獄で楽を待っていた学。どんなに冷たくされても、楽に付きまとうワンコな学。
朝一番に楽に挨拶する学。かっこいいとこ見せようとジャンプしたり、楽を喜ばせることばかり考えている学が、かわいくて、健気。溺愛。
閻魔様が楽に「自分の願望に向き合え。学ちゃんを悲しませないように」
学を悲しませたことも罪になってる。正直に生きてこなかった。
楽を全力で守ろうとする学。
そして面白いのが、学と一緒のベッドで寝なくてはならないとか、一緒にお風呂に入らないとお湯が出ないとか、悲しませるとタライが落ちてくるとか、シバリがかわいくて、面白い。
身体の反応に、気持ちが追いつかないというか、気持ちを隠そうとしている楽が、自覚していく。
少し遅いけど、自分の思いに気がつき、学を追う楽。
よかった〜。意地っ張りだけど、自覚してからは素直でかわいかった。
学の一途な愛の粘り勝ちでした❤︎
bonus trackも最高でした‼️
地獄が舞台のお話ということで、何が起きても強引に押し通してOKな雰囲気が楽しかったです。楽の死をネガティブに捉えず、これから一緒に暮らせると全力で喜ぶ豪徳寺のおかげで、明るい気持ちで読めました。
過去回想の中でも、地獄生活の中でも、とにかく豪徳寺の猪突猛進ぶりがすごいです。楽しか眼中にないのが、周囲の人たちにまで丸分かりの懐き方。たった一度の出来事だけでここまで一途に追いかけられるなんて、と最初は驚くばかり。
でも豪徳寺の過去が見えてきて、その小さな一件がどんなに大きな意味を持つのかが分かり、ちょっと泣きそうになりました。楽も、素直になれない捻くれ者ってだけで根っからの悪人じゃないし、応援しやすいのも良いです。
地獄でも年をとって就職したりデートしたり、楽しそうな人生(?)を過ごせたようでほっこりしました。海岸シーンが最高、正直ちょっと泣いた。
気になったのは、楽の顔がたまにショタ化する作画。実は表紙の楽が幼くて避けてた作品で、試し読みすると全然違ってたので読んでみたのに、Hシーンで幼くなっちゃって残念でした。
お気に入りは、枯れ専になる準備をしてた豪徳寺。あほ可愛くってとても好き。
◎斬新な設定で読み進める手が止まらない
◎一巻で信じられないほどの満足感
◎ダヨオ先生の悪者受け
◎表紙も中身も絵が最高にかわいい!
地獄が舞台になっていますが、ポップに描かれています。
全体的にコミカルではありますが、登場人物の感情的な部分やストーリーの進め方は*個人的に*安っぽさを感じず、色々考えさせられました。
仏教で人生では避けては通れない「生まれること、老いること、病気になること、死ぬこと」の苦しみを意味する「生老病死」という言葉がありますが、その全部がこの一冊に詰まっていると考えるとすごくないですか!?
人生BLとはこういうことではないかと思いました。
斬新な設定やツンツンな悪者受けが絆されていくストーリーが好きな方は絶対に読んでほしいです!!
// もっと色んな人に読んでほしくて初めてレビューを書かせていただきました。本当に面白いので読んでみてください!
