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『凪がれ星』スピンオフのこちら。
シーモアさん先行配信で拝読しました。
※初め「萌」評価にしていたのですが、
下巻まで読んでちょっと受け止め方が変わったため、
「萌2」に変更しています。
スピン元作品の受け・槇人(まきと)の後輩で
彼とペアを組み活動し、無自覚に失恋してしまった羊介(ヨウスケ・受け)が
主役となるお話です。
スピン元から2年ほど経ったお話とのこと。
スピン元のキャラは出てきませんし、
未読でもほぼ問題なく読めると思います。
ただ。
攻め受け二人の最初の出会い、間違って羊介が
満月にキスを仕掛けてしまうところ。
これ、おそらく槇人と間違えて…ということだと思うので
槇人への激重感情はまだ消え去ってはいない、ということ、
彼の過去を知っていると、より解像度は高まるかなと思います。
さて。。
スピン元に出てきた羊介が
個人的にとても好きなキャラだっただけに、
どんな恋愛模様になるのかな…!?とドキドキ、ワクワクしながら
こちら手に取りました。
上巻のみ、、の感想となりますが
ちょーーーーっと攻め・満月(みつき)が読めない・食えない感じすぎて
自分の好みとは違う。。かも、、?
羊介が男前なだけに、より雄みのある攻めを
勝手に求めてしまっていたのですが、”雄!”という感じは薄めの攻めでした。
(下巻未読での感想なので、上下巻通して読んだら
ひょっとして印象変わるかもです;)
それぞれ、別の事務所で人気モデルとして活躍する二人。
わけあって羊介の事務所で一時的に満月を預かることになるのですが、
初対面で寝ぼけた羊介が満月にキス!
間違えたことに気づいた羊介ですが、なんと満月は
そのままキスを返してきてー
と始まる、モデル同士の物語。
幼少期に両親が離婚、親の顔色をよく伺う子供だったことから
愛には飢えているくせに、自分から愛してあげることができないー
一見すごく軽そうでチャラチャラしているけれど、
心の奥にはそんな思い・悩みを抱える満月。
名前の”満月”とは裏腹に、まさに”欠けた月(=二日月)”
であることを感じさせるキャラです。
三日月はよく聞くけれど、二日月、ってどんな月なんだろ?と
気になって調べてみたところ…
二日月
:新月の翌日、西の空の低い所に見える、糸のように細い月。
秋には20分くらい、他の季節でも一時間くらいで見えなくなってしまう
とのことです。滅多に見ることのできない月なんですね。。
まだまだ、お互いなんとなーーーく相手に絆されて?いる状態
(行為は兜合わせまで)、ここから下巻でどう二人の思いが重なってゆくのか、
気になるところです。
この上巻はなかなかにシリアスなシーンで終わっており、
波乱の予感。理央くん、こんなヤバい系のお方だったの…!?((((;゚Д゚)))))))
二人の「ラブ」という面ではちょっとこの上巻、
萌えは控えめかもしれませんが、
先ほど下巻を読み萌え散らかして、このための焦ったさだったのか…!
と納得したため、評価は「萌2」です。
羊介の中で、今槇人への思いはどんなふうになっているのか、
そのへんも可能であれば深掘りして知りたいな、と思うところです。
あ。一つ、羊介可愛い!と萌えたのが...
実は彼が生野菜嫌いで、それが満月にバレてしまい
恥ずかしそうにするところ(*´艸`)
口の中の犬歯も可愛いです。
満月がいじりたくなっちゃうのも分かるなあ〜、と
ニヤニヤしてしまうシーンでした。
★修正:tn白抜き(電子シーモア)