傾国の皇子

救いのなさに、胸締め付けられながら

あじ先生のこちらの作品、Xでちょこちょこ拝見していましたが
まとまったものがBOOTHで販売され、歓喜しながら購入→拝読。

幼い頃、怪我をしていた攻め・クロスフォードを助けたばかりに
知らないうちに執着され、数年後国を滅ぼされた挙句
自分のみ連れ出され、監禁・陵辱される皇子・清禾（きよか・受）。

自分も殺してくれ、と願うのにその願いは叶わず
「皇子　性的なことはしたことがありますか？」と聞かれ、
少しずつ体を開かれ解され、陵辱されてー

と続き、そこで終わります。。（続きはあるはず…！）

どう見ても清禾に救いがなくて
本当に可哀想だし攻めが鬼畜でしかないのですが、
目が離せなくて一気読みしてしまう…！
（データ版で約60Pです）

体は快楽を拾いながら、心は激しく抵抗し
泣き叫びながらクロスフォードに貫かれる様が、、（ ; ; ）

小国の皇子の夢と希望を打ち砕き、全てを奪った攻め。
この攻めにどうか鉄槌が下されますように…!!!と思いながら読みましたが、
多分この先もそうはならないかな..？

どんでん返しのような復讐劇が始まるのか、
心まで攻めの手の内に堕とされるのか。

「愛しています　清禾様」の一言が重い、、重すぎるんよ。。


超ド級の執着ヤンデレ敬語攻めと、不憫黒髪長髪美人皇子。
二人の運命はどうなるのか、続きが気になってしかたありません…！

そんな痛々しくもダークな魅力に溢れた
ストーリーもさることながら、
同人誌ならではの甘め修正も最高の一冊でした。

続編、ドキドキわくわくしながら待っています…！

★修正：tn黒短冊（データ版同人誌）