表題作太陽の月

鍾陽
鬼族
維月
巫女の一族

あらすじ

巫女の一族の血を引くが男である為に力を継ぐことが出来ず、実の両親から使用人として育てられてきた維月(いづき)。そんな彼の元へ、とある商家から縁談の話が舞い込んでくる。妹の代わりに婚姻を受ける事になった維月だが…。

作品情報

作品名
太陽の月
著者
波朗 
媒体
漫画(コミック)
サークル
DLcomics
ジャンル
GirlsCREATIVE
電子発売日
4

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萌々

(1)

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中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

健気な受が可愛い。

巫女の一族に生まれながらも、男であるために力を持たず、親からも「いらない子」として使用人として扱われてきた維月。
18歳になった時、大きな商家から縁談の話が舞い込む。
妹は幼過ぎるため、維月が嫁ぐことになりー…。

このね…維月の両親が、本当にひどいんですよ…。
もしかしたら、実際にこういう家はあったのかもしれない。
家業に役立たないと判断した子どもは、たとえ自分達の子であっても、不要な子ども。
愛情をかけない。
維月は両親から頭を撫でてもらったことすらなく、婚姻の式の場でですら、維月の両親はただ体裁のために出席しているだけで、祝う気持ちなどなく、維月を見ようとすらしない。
ものすごく不憫なのに、維月はとても健気で真っ直ぐ育っているんです。
育てられ方のせいでネガティブな所はありますが、鍾陽という優しい伴侶を得たことで、これからどんどんポジティブに、幸せになっていくはず。

攻の鍾陽は、口数は少ないものの、維月を愛しく大切に思っているのが表情でわかります。
この作者さんが描く人外もの(特に時代もの)、好きだなぁ。

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